223.サウナと岩盤浴でととのう! 3
この物語はフィクションです。実在の人物・団体・事件・名称等は一切関係ありません。
岩盤浴の最後は、本当に奇妙な集団葬儀の予行演習のようになった。
誰かが死んだからではない。
全員が横たわり続けた結果、魂だけを先に石板の上で焙煎し、残った肉体はただのおまけになってしまったかのようだった。ようやく皆が起き上がる気になった時、その動作は一つ一つがひどく遅かった。宇宙の辺境から引きずり戻され、熱石の上で再判決を受けた六人の罪人のように、強がりを言うにもまずは深呼吸が必要だった。
ジェスが最初に這い上がった。
この事象自体がすでに疑わしい。通常、最初に活力を取り戻す人間は、体力が最も余っている人間ではなく、次の瞬間にまた問題を起こす可能性が最も高い人間だからだ。
「宣言します」
彼女は壁を支え、紙ヤスリを飲み込んだような掠れ声で言った。
「今後、本艦のすべての高温施設は、事前に私本人の審査を経ることを義務付けます」
蘭は振り返りもせず、タオルを彼女の方へ投げつけた。
「まずは自分の脳味噌を審査しなさい」
アカリは力なく笑い、いっそ石板の縁に座って休んでいた。フレイヤは公務巡回を終えたかのように、薄い毛布とタオルを真面目に整理していた。さっき危うく蒸し焼きにされかけたのが自分ではなく、事後報告書を提出する必要がある第三者であるかのように。
真紀が最後に起き上がった。
動作は速くなく、静かだとさえ言えた。濡れた毛先が肩に垂れ、顔にはまだ熱気で炙られた薄い赤みが残っている。一言で三百人を席に縫い付ける普段の生徒会長とは、少しギャップがあった。このギャップは危険だ。安っぽい危険ではなく、彼女も疲れることがあり、肩の力を抜きたくなる時があるのだと、周りに突然意識させてしまうような危険だ。
そして不運にも、私にはそれがはっきりと見えすぎていた。
「これ以上見つめられたら」
彼女は立ち上がる時、視線すらこちらに向けずに、淡々とした口調だけをこちらへ落とした。
「私の観察報告書でも書いてるのかと思うわよ」
私も続いて起き上がり、わざと声を真面目なトーンに落とした。
「生徒会長が熱で機能異常を起こしていないか確認していただけだ」
「で、検査の結論は?」
「今のところ正常に嫌味を言えているから、大した問題はないだろう」
彼女はそこでようやく私を一瞥した。
その一瞥は短く、無造作に払われたかのように短かったが、過剰なほど正確だった。彼女自身が疲れているはずなのに、私の胸の奥を軽く押し、「調子に乗らないように」と念を押す余裕があるかのようだった。
全員が岩盤浴エリアからパラパラと退出する時、入り口にはまだ短い余韻が引きずられていた。
ジェスは、今夜もし熱石の夢を見たら、絶対に施設管理の怠慢を訴えてやると言っていた。蘭は、まずは今夜を生き延びてからにしなさいと返した。アカリは歩きながら、今は腕を上げるだけでも戦艦の装甲を持ち上げているみたいだと低い声でこぼしていた。フレイヤは極めて冷静に、明日は「高温施設安全利用推奨草案」を提出し、何人の判断も経ずに熱石に大量の水分を追加する行為を禁止すると表明した。
ジェスがその場で振り返った。
「あんた、本当にそのために草案作る気?」
「作ります」
「あんたの人生、どんだけ退屈なのよ?」
「あなたの人生よりは安全です」
この言葉は、蒸し上がったばかりの背中に氷を押し当てるように冷たく、そして効果的だった。ジェスは一瞬言葉を失い、恨めしそうに彼女を睨みつけるしかなかった。横で見ていた蘭の口角が動き、声を出して笑うのを必死に堪えているようだった。
私と真紀は最後尾に落ちた。
背後でドアが閉まると、廊下は一気に静かになりすぎた。前を歩く数人の足音と雑談が遠くへ散っていく。潮が引いた後、艦内の夜がようやく真の静寂を露わにしたようだった。
私たちはそのまま並んで歩いていた。
どちらも意図的に歩みを遅めることも、急がせることもなかった。ただ足並みが自然と一つのリズムに落ちた。この事態がこれまでに何度も起きていて、調整する必要すらないほど馴染んでいるかのように。
艦内の夜間照明は昼間より低く、壁面の金属の反射もずっと柔らかくなっていた。角を曲がる時、彼女の横顔にまだ完全に引ききっていない赤みが残っているのが見えた。恥じらいではなく、熱気と疲労が一緒に残した余熱だ。だがなぜか、その姿を見ていると、サウナ室にいた時よりもさらに、何事もないふりをするのが難しくなった。
「今日は静かね」
彼女が突然言った。
私は眉を上げた。
「どの静けさのことだ? 会議の時のやつか、それともさっき蒸し焼きにされかけた後のやつか?」
「両方よ」
彼女は一拍置いた。
「特に、今のがね」
私は適当に言い返そうとしたが、言葉が口先まで来た時、ふと、その必要はないと感じた。今日は物事を遮るため、話題を逸らすため、他人も自分も緩衝するための言葉を使いすぎた。この時間になり、彼女のそばにいると、一部の言葉はもう包装する気すら起きなくなる。
「疲れてるからな」
私は言った。
「それと、お前が隣にいるからだ」
彼女が私を見た。
「その二つに関係はあるの?」
「あるだろうな」
私は少し笑った。
「お前が隣にいる時は、平気なふりをし続けなくて済む」
彼女はすぐには言葉を継がなかった。
いかにも彼女らしい。他の人間ならこういう時、台詞めいた言葉を返すだろうが、彼女は違う。彼女はまず沈黙し、私の言葉を心のどこかの秤に乗せ、重さを量ってから、返事をするかどうか、あるいは全く別の方法で返事をするかを決めるのだ。
私の部屋のドアの前に着いた時、彼女は立ち止まった。
私も止まった。
廊下の両側の照明は静かに点灯しており、余計な人影も、足音も、生徒会も、艦橋も、保密協定も、ミサイル警報も、今日全員を押し潰しかけたあの現実もなかった。少なくともこの短い距離の間には、何もなかった。
私と彼女だけが残されていた。
真紀はドアの前に立ち、手にはさっき髪を拭いたタオルを持っていた。その様子は普段よりずっと力が抜けて見えた。油断ではなく、今日が確かに長すぎ、疲れすぎ、人を消耗させすぎたことを、ようやく認めたような弛緩だった。
そして彼女は、ごく軽く私の方へ寄りかかってきた。
動作は小さく、明確とは言えないほどの幅だったが、私には分かった。彼女は甘えている。
これは不公平だ。
普段の会議で三百人を一本の線に束ねるような人間が、私の前に来ると、時折こういう「どうせあんたには分かるでしょ」という姿を見せる。多くを語る必要すらない。ただほんの少し近づき、視線を和らげるだけで、私の脳内で稼働していた理性のシステムは遅延を起こし始めるのだ。
「どうした?」
私はそれでも尋ねた。その質問自体がほとんど不必要だと分かっていながら。
彼女は目を上げて私を見た。
「別に」
彼女は言った。
「ただ、急に部屋に帰りたくなくなっただけ」
私は彼女を二秒見つめ、危うく笑いそうになった。
この女、普段は機密文書よりも硬く言葉を封じているくせに、こういう時は、こんなにも直球で暗示を投げてくる。私がわざとやっているのではないかと疑うほど直球で。
「生徒会長」
私は声を潜めた。
「それって、職権乱用じゃないのか?」
「違うわ」
彼女は極めて冷静に答えた。
「これは個人的な要請よ」
「お前の個人的な要請は、少々強要度が高いな」
「なら、拒否すればいい」
彼女はとても安定した口調で、退路がたくさんあるかのような余裕を装って言った。問題は、私が彼女をよく知りすぎていることだ。彼女が本当に全く気にしないのであれば、ここに立ち止まることもないし、見た目は冷静でも、実際には選択権を私の手に押し付けるような言い方をすることもない。
私は彼女を見つめた。彼女の目の奥にある、まだ引ききらない疲労の光を見つめ、これ以上動かせば何かが漏れてしまいそうな、薄く結ばれた口角を見つめた。
そしてふと、今日はもう十分長い一日だったと思った。
長すぎて、これ以上取り繕う必要はない。
だから私は手を伸ばし、彼女の襟元のごく近い場所を掴み、私の方へ少し引き寄せた。
真紀は避けなかった。
彼女はただその力に従って寄りかかり、極めて静かな視線を私の顔に落とした。私の最後の判決を待つように。だが彼女は分かっているはずだ。私が彼女を引き寄せた時点で、他の答えなどあり得ないということを。
私は顔を寄せ、彼女にキスをした。
探りを入れるようなものでもなく、過剰に絡みつくような深いキスでもない。一日の疲労と忍耐を抱え、この瞬間にようやく互いに触れることができた、そういうキスだ。ごく短いが、確かな感触。「いてくれてよかった」「無事でよかった」「辛いのに耐えていたのは分かってる」といった、直接口に出すには向かないものをすべて、まずこの一回に押し込めるように。
唇が離れた時、彼女の呼吸が私の口元に軽く触れた。
そして彼女は私を見つめ、耳打ちに近い低い声で言った。
「シモ」
「ん?」
彼女は一秒止まった。この言葉だけは珍しく吟味しているかのように。
「今夜は、残りたい」
私の胸が、誰かに重くも軽くもなくぶつかられたような気がした。
意味が分からなかったからではない。
全く逆だ。分かりすぎたからだ。
彼女のこの言葉には余計な修飾も、無実を装った遠回しな言い方もない。だがだからこそ、致命的に危険だった。彼女は綺麗な言葉を並べているわけでも、曖昧な冗談で空気を探っているわけでもない。ただ極めて率直に、今の自分の考えを私の前に差し出したのだ。
彼女は疲れている。
一日中気を張っていた。
一人で帰りたくない。
そして彼女が残りたい場所は、私のここなのだ。
私は目を閉じ、ふと自分自身を笑いたくなった。
さっき岩盤浴では群像の空気や戦後の感情、生徒会長としてのリーダーシップの重みなどを冷静に分析していたくせに、ドアの前に着くなり、彼女の一言でそのすべてが綺麗に解体されてしまった。人間、自分を過大評価してはいけない。特に真紀の前では。
「お前、自分が今どれだけ反則なことしてるか分かってるか?」
私は低い声で言った。
彼女は私を見つめ、なんとごく軽く言い返してきた。
「あんた、昔からこういうの弱かったじゃない」
今度こそ私は本当に笑いたくなった。
そして、降参したくなった。
彼女の言う通りだからだ。言い当てられすぎている。彼女は普段こんなことはしない。だが一度こうなると、私は確かに最後まで抗いきれない。ましてや今日のような状況で、私自身も彼女を突き放したいとは微塵も思っていなかった。
だから私はもう何も言わなかった。
覚悟を決め、彼女の手首を直接掴むと、ドアを開け、彼女を部屋の中へ引き入れた。
背後でドアが閉まる音は大きくなかった。
だがそれは、廊下全体、船全体、そして今日一日中私たちを煩わせ、重くのしかかっていたすべてのものを、一時的に外へ締め出したかのように響いた。
部屋の中は必要最低限の夜間照明だけが点灯しており、光は薄く、ベッド、机、ジャケット、資料はすべて私が朝出た時のままだった。そのありふれた単調な光景が、今日という日にはかえって貴重に思えた。警報も、指令も、誰かが即座に正しい判断を下す必要もない場所に、ようやく戻ってきたのだ。
真紀はドアの内側に立ち、すぐには前に進まなかった。
彼女はただ私に手首を掴まれたまま、静かな目で私を見つめていた。その目には、会議室でのあの威圧感も、艦橋での決断力もない。ただ、他人には滅多に見せない率直な疲労と、さらに珍しい依存だけがあった。
私はふと、もうどんな冗談で誤魔化す気も失せた。
だから私は彼女の手首を離し、代わりにそっと彼女を抱きしめた。
真紀は額を私の肩に預け、呼吸がようやく完全に落ち着いた。その動作はあまりにも自然で、本当はもっと早くこうすべきだったのに、ずっと後回しにされて今ようやく時間ができた、とでもいうように自然だった。
「今日はお疲れ様」
私が言う。
彼女は私の肩で、ごく軽く応えた。
「あんたもね」
「私は平気だ」
「嘘つき」
彼女の声はくぐもり、衣服越しに伝わってきた。
「あんた、今日ずっと強がってたじゃない」
私は少し沈黙した。
こういう時一番厄介なのは、彼女がいつも正確に見抜いてくることだ。
「お前はどうなんだ?」
私は顔を伏せ、声もごく軽く落とした。
「お前だって今日、一日中強がってたじゃないか」
彼女はすぐには答えず、ただ手をゆっくりと私の腰に回した。力は強くないが、確かな感触があり、気づかないふりなどできない。
しばらくして、彼女はようやく言った。
「だから、残りたいって言ったのよ」
この一言は、さっきの言葉よりもさらに始末が悪かった。
もはや暗示ではなく、答えだったからだ。
私は目を閉じ、今日の自分のすべての自制心、理性、そして表面的な平静を保とうとしていたすべてのものが、ここでそろそろ退役を宣言すべきだと感じた。だが不思議なことに、私は少しも慌てていなかった。状況が制御不能になったからではなく、この制御不能そのものが、私が受け止めたいと思う範囲にぴったりと収まっていたからだ。
私は手を上げ、彼女の後頭部のまだ完全に乾ききっていない髪を撫でた。
「残るのはいい」
私は言った。
「でも、まずは座れ。じゃないと、お前このまま立ったまま寝るんじゃないか」
彼女は私の肩で少し笑った。
短く、薄く。
だが、これまでのどのあからさまな甘えよりも、ずっと甘えているように感じられた。
「分かったわ」
彼女は言った。
その他のことは、明日になってから考えればいい。
「とても面白い」★四つか五つを押してね!
「普通かなぁ?」★三つを押してね!
「あまりかな?」★一つか二つを押してね!




