195.急遽の追加公演 1
この物語はフィクションです。実在の人物・団体・事件・名称等は一切関係ありません。
朝の校内は、昨夜まったく眠れなかったかのような賑わいだった。
私は中央広場外周の接待動線の脇に立ち、儀仗隊が銃を投げ上げて受け取るのを眺めていた。揃いすぎていて、ほとんど攻撃的なほどだ。反対側のチアリーダーの音楽は、ただ試合を見に来ただけの人間が、教育機関によって合法化された祭典に迷い込んだと勘違いするには十分な音量だった。
赤と青の旗、仮設スタンド、校章の布幔、案内板、カメラ、制服で走り回る生徒たち、そして「流れの順番でいずれ官僚的な言い合いが始まる」と一目でわかる行政担当者。何もかもが揃っていて、何もかもが華やかで、何もかもが「今日ここでは前向きで青春溢れる、校内新聞の一面を飾るに値することしか起きない」という顔をしている。
もちろん、それは見せかけだ。
学校が最も得意としていることは、青春を育むことではない。
見せたくないものを、十分に高級な舞台装置で包み込むことだ。
たとえば今日。
外は賑やかで、全校が栄誉に拍手を送る準備をしているように見える。
一方で、私がこれから入る貴賓の暖房室には、政界、財界、軍の人間が座っている。彼らは拍手をする必要がない。見るだけでいい。そして見終わった後で、誰がより資源を手にする資格があるか、誰を取り込む価値があるか、誰を伸びる前に少し折っておくべきかを決める。
青春の競技、とは実によく言ったものだ。
翻訳すれば、大体こうなる――見苦しくない形式で、誰に投資する価値があるかを前もって決める。
「また失礼なことを考えてる」
私の左に立つ真紀が、こちらを見もせずに正確に判決を下した。
横を向いて、彼女を見た。
今日の彼女は、普段の象徴的な白金の学生会制服の上着ではなく、公式接待用の礼装一式を着ていた。白地に金縁、黒ネクタイ、濃紺のプリーツスカートは一分の乱れもなく、左腕の青地金文字の学生会袖章は朝の光の中で清潔なほど冷たく映えた。高いポニーテールは一本の乱れもなく、髪の毛先の弧度まで事前に規定書と照合したかのようだった。
そこに立つ彼女の姿は、一つの文章に似ていた――
秩序に擬人化の権利があるとしたら、今日はこういう形をしているだろう。
「失礼じゃない」私は言った。「構造分析をしてる」
真紀は淡々と返した。
「あなたの分析は大抵、後始末をより困難にする」
「それは最初から後始末される気がないものが多いからよ」
彼女がようやくこちらを向いた。
その目は見慣れていた。
責めているのでも、警告しているのでもない。
どちらかといえば、私を接待動線の最前線に置くという判断が、理性的な検討を経てもなお成立するのかどうかを、今更ながら再評価しているような目だ。
残念ながら、この判断はおそらく彼女が下したものではない。
もし真紀が決めていたなら、全体像は見えるが発言前に三枚の防音壁を通過しなければならないような位置に、私を置いたはずだ。
「今日の午前中だけでも」彼女は言った。「口を少し抑えて」
「その要求、天気への無理な注文みたいに聞こえる」
「わかってる」彼女は言った。
声は平坦だった。
彼女は公の場で十往復の言い合いをするタイプではない。たいてい一言だけ言い、残りの九言は相手が自分で反省するか、夜になってから清算するかのどちらかに回す。
そして私の右側には、真紀とは全く別の種類の冷たさを構成しているヘートヴィヒ・フォン・ヴィッテルスバッハが立っていた。
真紀の冷たさが、家柄、体面、責任、組織の論理によって幾重にも形成された低温の精密さだとすれば、
ヘートヴィヒの冷たさはむしろ別のものに近い――
失敗が許されない尺度。
今日の彼女は、きっちりとした濃紺の軍装式制服を着ていた。銀の縁取りは定規で押したように整い、金色の長い髪は両側で編み上げられ、後ろへ真っ直ぐに流れていた。その顔は人間離れした美しさで、氷青色の瞳は威圧を意図的に示すわけでもないのに、彼女がそこに立つだけで、周囲の人間は自然と半音声量を落とした。空気まで、彼女は気軽に話しかけていい人間ではないと知っているようだった。
ヘートヴィヒという人間の本当に恐ろしいところは、彼女が冷たいことではないと、私はずっと思っている。
彼女の冷たさは感情ではなく、優先順位だということだ。
好き嫌い、気まずさ、躊躇、体面、場面が見苦しいかどうか――多くの人間が長く格闘するそういったものが、彼女の中では上位の項目ではない。彼女がまず見るのは、もっと大きく、もっと重く、個人への配慮などしてくれないものだ。
そして今、帝国規模の背景を背負った第三皇女殿下は、校内開幕式の貴賓接待区に立ち、来賓名簿の最終確認をしていた。
考えただけで、この世界にはユーモアのセンスがないと思う。
「第三陣の車列、三分繰り上がった」ヘートヴィヒは言った。
私に言ったのでも、真紀に言ったのでもない。
どちらかといえば、現実そのものに命令を下しながら、現実がまたルールを変えたことを私たちに通知しているようだった。
真紀はすぐに端末を見た。
「北側入口?」
「うん」
「当初の案内担当は?」
「メディアに捕まってる」私は言った。
真紀が顔を上げた。
「なんでわかるの?」
「あっちにカメラが三台、マイクスタンドが一本、それと捕まえた相手の鼻の穴に質問を押し込もうとするような笑顔の地元局記者が一人いるから」
真紀が半秒、黙った。
「……あなたがそれを観察する速度の半分でも本来の仕事に使えたら、多くの人が感動するわね」
「今まさに本来の仕事をしてる」
ヘートヴィヒが静かに一言添えた。
「彼女の言う通りよ」
横を向いて、少し眉を上げた。
「珍しい。あなたが私の味方をするなんて」
「味方じゃない」ヘートヴィヒは目も上げずに言った。「情報源がまだ有効だと確認しただけ」
合理的で、正確で、誰かの自尊心を育てるためには全く向いていない言葉だ。
でも気のせいか、彼女がそう言い終えたとき、真紀の口元がほんのわずかに動いた気がした。氷の表面にひびが入ったような、私にしか見えない細い線だった。
ため息をついた。
「今日は二人とも、私を人的資産として扱ってくれてありがとうと言うべき?」
真紀は言った。「両立できる」
ヘートヴィヒは言った。「元々そうよ」
その場で二人を見た。
「今日、二人の息が合いすぎてない?」
「息が合ってるんじゃない」真紀は言った。
「事実よ」ヘートヴィヒが続けた。
笑い出しそうになった。
これが一番厄介なところだ。
二人は明らかに同じ種類の人間ではない――一方は伝統的な大家族と組織の秩序が生み出した正しい産物で、もう一方は銀河帝国六十兆人の興亡を肩に乗せた皇女だ。その冷たさには、本来明確な境界線があるはずだ。
でも、二人が私に対して臨時の統一戦線を張ることにした日には、その効果は非常によく似たものになる。
違いは、真紀に対峙すると自分が校則違反をしたような気になること。ヘートヴィヒに対峙すると、うっかり銀河の秩序を揺るがしてしまったような気になること。それだけだ。
ちょうどそのとき、広場の向こうから一段と大きな歓声が上がった。
儀仗隊が正式に開幕した。
銀色の銃身が朝日の下に投げられ、人の心をわずかに落ち着かなくさせるほど揃った放物線を描く。ブラスバンドが同時に入り、拍子は正確で、音量も正確で、あまりに正確すぎて、これは雰囲気を盛り上げているのではなく、全来賓に向けて「本校は青春を国家級の製品として包装する能力があります」と計画的に伝えているのではないかと疑いたくなった。
真紀が外を一瞥した。
「外場の進行、正常」
「外場はいつも正常に見える」私は言った。「本当に正常じゃないものは全部、冷房のある場所にいる」
真紀が少し眉をひそめた。
「シモ」
「はい、黙ります」素直に手を上げた。
するとヘートヴィヒが、このとき、ごく静かに笑った。
はっきりとは聞こえない。
声が出たとも言えない。
どちらかといえば、彼女の目がその一瞬だけ、「計算」から「人間」へ半目盛りだけずれた、そういう感じだった。
幅は小さく、危険なほど稀で、ほとんど幻のようだった。
でも私は見た。
彼女を見つめていると、ヘートヴィヒは私の視線に気づき、すぐに表情を平らに戻した。まるでさっきの揺らぎが最初から存在しなかったかのように。
「何を見てるの?」彼女は聞いた。
「別に」
「あなたの『別に』は大抵、かなりある」
「その台詞、真紀とデータベースを共有してる?」
真紀が顔を背けた。今度は本当に、少し笑いをこらえていた。
認めざるを得ない。この光景は荒唐無稽だ。
連邦の士官学校の学生会長。
帝国の第三皇女。
そして、どんな標準的な接待体制にも収まりきらない私。
三人で貴賓接待区に立ち、外の紙吹雪、儀仗隊、チアリーダー、スタンド、校旗、青春万歳を眺めながら、政界財界軍の来賓を暖房室に無事に送り込む準備をしている。彼らがその快適な温度の中で、試合の規程には書けないが、代表戦予選全体に影響を与え続けるあれこれを続けるために。
この国家……いや、この星系の教育制度は、本当に規模よく病んでいる。
「来た」ヘートヴィヒは言った。
北側入口に、黒い車列がゆっくりと校内の案内ラインへ滑り込んでいた。先導担当がすぐに動き出す。イヤホン、手のサイン、名札、動線確認が一息でこなされる。入口のガラスが朝の光を反射し、一瞬で内と外を二つの世界に切り分けた。
外は音楽、拍手、スローガン、旗、スカートの裾、ブーツの音、青春。
内は冷房、名簿、座席順、来歴、立場、利益。
開幕式というものは、大掛かりなマジックショーに似ていると思った。
一番輝く部分は常に舞台の前に置かれ、
結果を本当に決める手は、たいていとっくに幕の裏にある。
真紀が一つ息を吸い、声は平坦だった。
「始めましょう」
その言葉を口にしたとき、彼女はもう仕事モードだった。
昨夜でも、家でもなく、私に苛立てられて普通の女子高生の笑顔を見せてくれる九島真紀でもない。
今ここに立っているのは、この場面を支えられる人間だ。
ヘートヴィヒも同じだった。
さっきまで幻のように見えた、あのわずかな緩みは、もう完全に見えないところへ収められていた。今の彼女は、鞘に戻された一振りの刀のようだった――危険でないわけではない。ただ、危険を無駄遣いしない。
私は二人の間に挟まれて、ふと奇妙な既視感を覚えた。
私は貴賓を接待しに来たのではない気がした。
本来、普通の女子高生のように笑うべきではないこの二人が、確かに笑ったことを証言するために来た気がした。
そう思いながら、低く言った。
「今日は平和じゃない気がする」
真紀は私を見ずに返した。
「いつ平和だったの?」
ヘートヴィヒはさらに直接だった。
「平和なら、私たちがここに立つ必要はない」
……まあ、それも間違いじゃない。
最初の車が止まった。
ドアが開いた。
礼服、軍装、正装の人々が順に降りてくる。徽章、肩章、袖釦、ネクタイピン。どれも同じことを言っていた――この人たちは、ただ学生の試合を見に来たのではない。誰に賭ける価値があるか、誰に期待できるか、誰に警戒すべきかを見に来た。
そして私たちは三人で、この動線の一番前に立っていた。
一本の線上の三つの異なる点のように。
秩序、帝国、そして厄介。
手袋を引き直し、立ち姿を整え、顔を上げ、自分なりには人前に出せると思っている接待用の笑顔を作った。
そして心の中で静かに願った。今日最初に私を苛立たせる人間が、あまり早く現れませんように。
早すぎれば真紀が記録をつける。
記録をつければ、ヘートヴィヒが私の存在コストを評価し始めるかもしれない。
どちらも、開幕式の朝のプログラムとして適切ではない。
残念ながら、命運というものは、私の善意ある願いにはあまり協力的ではない。
次の瞬間、降りてきた最初の来賓が顔を上げ、人混みを越えて視線をこちらへ向けた。
真紀を見たのではなかった。
ヘートヴィヒを見たのでもなかった。
私を見た。
「とても面白い」★四つか五つを押してね!
「普通かなぁ?」★三つを押してね!
「あまりかな?」★一つか二つを押してね!




