28. 「保護者欄」は、空白のままで 2
この物語はフィクションです。実在の人物・団体・事件・名称等は一切関係ありません。
教官室の中に立ち、ノートボードを抱えたまま、コンベアから拾い上げられて再分類を待っている廃材みたいな気分だった。
戦術理論の教官が机の後ろに立ち、二度目のチャンスを与える気のない成績表みたいな平坦な顔をしていた。リンデ・ホフマンが横に座り、眼鏡をかけ、制服は一点の乱れもなく、昨夜植物温室で風紀委員長を抱いていた人間とは全く別人に見えた。
私が立って、彼が座って、彼はさらに書類を持っている。
この構図だけで胃が痛くなるには十分だった。
教官が書類を一枚めくり、天気予報を読むみたいな口調で言った。
「星野霜、今日なぜここに来てもらったかわかるか?」
この種の質問の最も悪趣味なところは、どう答えても自分で穴を掘っている形になることだ。
知らないと言えば、清潔すぎる。
だいたいわかると言えば、自白しているみたいだ。
答えが早すぎれば、後ろめたいことがある。
答えが遅すぎれば、どの幽霊を先に出すか選んでいるみたいだ。
一番保守的な線から入ろうとした時、扉がまた開いた。
二階堂・フレイヤが入ってきた。
あの白金色の髪が朝の光の中で過剰に輝いていた。昨夜の温室の冷青色の光を解体して磨き直し、全部頭の上に固定し直したみたいだった。今日はいつもの姿に戻っていた。軍帽、軍服、襟元、腕章、全部が規則通りで、規則手冊のために起立拍手したくなるほど正確だった。彼女はまず私を一度見て、それからリンデを一度見た。
その一度だけで。
頭の中に残ったのは二文字だけだった。
終わった。
昨夜の写真はまだあのライトノベルの中で静かに眠っている。なのに今朝、教官と総務長と風紀委員長の三方に囲まれて部屋の真ん中に立っている。この規模の会合は通常、表彰のためじゃない。表彰だったとしても、賞品はたいてい処分書と三日間の禁閉だ。
頭の中でいくつかの死に方を素早く並べ、どれが一番体裁がいいかを考え始めたところで、フレイヤが口を開いた。
「星野さん、今日ここに来てもらった理由、わかる?」
声は平坦だった。普段廊下で夜間外出を取り締まる時と変わらない。昨夜の、抑えた後の緩み方もなく、私を認識したとしたらあるべき何らかの異変もなかった。
これがかえって不安だった。
頭の中に最初に浮かんだ答えは。
報告、昨夜うっかり温室でリンデ先輩と激しく口づけしているところを目撃してしまいました、大変申し訳ありません。
よかった、まだそれを言うほど馬鹿じゃない。
「報告、」少し背を伸ばし、無実で睡眠不足の下院学員に聞こえるよう声を整えた。「わかりません。」
フレイヤはすぐに返さず、机から一枚の紙を取り上げて一度見た。この厄介事がどれだけ荒唐無稽かを自分で確認しているみたいに。
「入学書類に不備がある。」
聞き間違えたかと思った。
盗撮じゃない。
温室じゃない。
風紀委員長と総務長の高級事故じゃない。
入学書類?
心の中で半秒固まってから、悪態をつきたくなった。
やめてくれ、そんな驚かし方。
三人にこんなふうに囲まれたら、普通は最悪の方向から考え始める。それが最後は行政上の問題だとは。連邦軍校はやはり最も低レベルな方法で人の血圧を上げることに長けている。
咳払いをした。
「どんな不備ですか?」
フレイヤが紙を裏返して、今度は直接読み上げた。
「親族欄が空白、緊急連絡人が空白、常住住所が空白、前保護者情報が不完全、備考欄には特別招集コードと軍の転入番号だけ。」
顔を上げて私を見た。
「簡単に言えば、基本情報の半分が意図的に削られたような状態になっている。」
その場に立ったまま、彼女の言葉を別の、より実用的な意味に自然と翻訳した。
もしお前が死んだ時、学校は今のところ誰に遺体を引き取りに来させればいいかもわからない。
そう考えると、この件は一気に連邦らしい温かみを帯びた。
「あの……」少し考えてから、素直に言った。「孤児なので。」
この言葉を自分の口から言うのは、少し妙な感じだった。悲しいわけでも、同情を引きたいわけでもない。ただ、他人が普通は避けて話さないことを、点呼で番号を言うみたいに平坦に口にすると、場がなぜか一拍止まる。
部屋が本当に一瞬静まった。
教官は無表情だった。リンデはいつもの死人顔だった。フレイヤは私を見ていたが、余分な感情は何も出さなかった。これで少し楽になった。少なくとも彼女は私の出自に対して安っぽい同情を示すつもりはないらしい。同情は煩わしい。制服を着た人間からのものは特に。
「住所は?」彼女が聞いた。
「住所は……」
これが難しかった。
二秒真剣に考えて、自分の人生で「固定住所」と呼べる場所がそう多くないことに気づいた。全部並べたら、恥ずかしすぎるか、犯罪に近すぎるかのどちらかだ。最終的に一つ思い当たった。しかもはっきり覚えている場所で、壁が厚く、扉が重く、管理が厳しく、住人が出ていく方法もたいてい体裁がよくなかった。
「最後の居住地でいいですか?」
「いい。」フレイヤが言った。
頷いて、暗唱し始めた。
「タランド星、連邦高等矯正収容所、第十四区、重刑囚収容区、番号一一五四七——」
「星野さん。」
フレイヤが遮った。声に初めてごく微かな変化が入った。怒りじゃない。私がふざけているのか事実を述べているのか判断しようとしていて、後者の方が明らかに頭痛の種だと気づいている、そういう変化だった。
「ふざけないこと。」
無実の顔で彼女を見た。
「ふざけていません。」
それからもう一刀、真剣に追加した。
「タランド行政区第十七排熱ダクトでもいいです。半年以上住んでいました。暖かくて、夏だけ低温オーブンみたいになりますが。」
今度は戦術理論の教官まで顔を上げて私を見た。
リンデの眼鏡の奥で何かが薄く光った。何か言いかけて、最後には堪えたらしい。総務長でも、刑務所と排熱ダクトを住所として申告された時の行政標準手順がわからなかったのかもしれない。
フレイヤが手元の書類を見て二秒黙り、最終的に住所の問題はとりあえず保留することにしたらしかった。
「親がいないのはわかった、」彼女は言った。「緊急連絡人は? 必要な時に連絡できる人間はいる?」
この質問には答えがあった。
ただ言った後で、この部屋の誰が先に居心地悪くなるかが少し楽しみだった。
少し首を傾けた。
「たぶんいます。」
教官がようやく口を開いた。
「たぶんいるとはどういう意味だ?」
「連絡できる人間はいます、」私は言った。「ただ信じてもらえるかどうかわからなくて。」
フレイヤが書類を置いた。
「今すぐ連絡していい。」
頷いた。心の中で少し緩んだ。
この緩みは安心じゃない。別の意味での面白さだ。今日の教官室は私を徹底的に追い詰めるものだと思っていた。でも今、電話の向こうの人間が本当に出た時、この部屋の顔がどちらに変わるかを見てみたくなった。
「電話していいですか?」
「とても面白い」★四つか五つを押してね!
「普通かなぁ?」★三つを押してね!
「あまりかな?」★一つか二つを押してね!




