27. ついうっかり、見てしまいました 1
この物語はフィクションです。実在の人物・団体・事件・名称等は一切関係ありません。
宿舎に戻って最初にしたことは、休むことじゃなく戦利品の分配だった。
これは合理的だ。連邦軍校が下院の学員を半日校外に出し、しかも検査なしで戻すという奇跡が起きた以上、持ち帰ったものが「個人用品」だけのはずがない。それは公式見解だ。実際には、夜間点呼、朝のランニング、装備整備、そして社会への復讐としか思えない食堂の飯の間に、人間がもう少し息をつける手助けになるものはすべて戦略物資に分類される。
一切合切を机に積み上げた瞬間、宿舎全体が終末主義的補給部隊に荒らされた後みたいになった。
Dが乾燥食品と干し肉の大袋を二つ降ろすと、プラスチック袋が床に当たる音が砂袋を二個投げたみたいに重かった。ジェスは薬品、ウェットティッシュ、女性衛生用品、塩飴、割引菓子を机の端に整然と並べた。動作は崩壊寸前の文明のために臨時医療ステーションを設営しているみたいに手慣れていた。ハーヴィーの袋は一番地味で、外から見れば誰も欲しがらない金属くずの山みたいだったが、よく見れば中身の一つ一つが校方の公給品より「生きて帰れる」道具だとわかった。
私はチェリーコーラ二ダースを机に運んだ。その瞬間、ジェスが口笛を吹いた。
「本当に担いで帰ってきた。」
「いつ嘘をついた?」
「リストに書いて満足するだけかと思ってた。」彼女が外箱を指で叩くと、アルミ缶が規則正しく鳴った。「二ダース。星野、これは補給じゃない。宿舎に新しい通貨体系を作ろうとしてる。」
ライトノベルの袋も机に置き、表情を動かさずに結束帯を外した。
「通貨体系を作るとしても、校方の配給制度よりは良心的だ。」
ハーヴィーが新しく買ったコールドカットブレードを確認していたが、この一言で顔を上げた。その目は「この人間はやっぱりどこかおかしい」と「少なくとも論理的におかしい」の中間あたりだった。
Dはすでに机の脇に腰を下ろし、コーラ二ダースを三秒見ていた。
「分けてもらえる?」
ジェスが声を上げて笑った。
「ほら言った通り。戦略物資が門をくぐった瞬間、補給線が自分で社会主義精神を育て始めた。」
外箱を開けて、まず一缶をDに放り、もう一缶をジェスに投げた。彼女は片手で受け取った。こういう場面を前から想定していたみたいに慣れた動作で。
「今日だけ。」私は言った。「今日は連邦軍校がとりあえず私たちを殺さなかったことを祝う。」
ジェスがプルタブを引いた。甘ったるいチェリーの香りが室内に爆散した。軍校の空気の質に対する低レベルな復讐みたいに。
彼女が一口飲んで眉を寄せ、また一口飲んだ。
「まずい。」
「それでも飲んでる。」
「安くて甘いから。」彼女の目が私の本の袋に移り、口の端が上がった。「コーラよりも、あれを本当に買ってきたことの方が気になる。」
本を袋から引き抜いた。表紙はほぼ恥知らずなほど派手で、タイトルは作者と編集部が揃って文章を終わらせられない慢性疾患にかかったとしか思えないほど長かった。
『このライトノベルのタイトルがなぜここまで長いのか、編集部の頭はおかしいんじゃないか件について』
ジェスがコーラを噴きそうになりながら笑った。
「このタイトルはもう長いとかじゃない。犯罪だ。」
「せめて軍法じゃなく文法の犯罪だ。」表紙をめくった。読者から金を引き出そうと過剰に努力しているあの俗っぽさが、妙に安心感を与えた。「それに正直だと思わない? タイトルを見れば、中身も大して正気じゃないとわかる。」
「確かに。」彼女が机の縁に寄りかかり、まだ笑っていた。「消灯前にこれを抱えて精神的補給をするあなたの姿が完全に想像できる。」
「紙の娯楽も補給の一環。」
「コーラは?」
「液体の娯楽。」
「もし風紀に見つかったら?」
本を袋に戻しながら、膝当てのバンドについて話すみたいな口調で言った。
「連邦への最低限の忍耐力を維持するための医療用品だと言う。」
ハーヴィーが鼻から一声出した。
「うまく言った。本当に記録を取られた時、俺が異議申し立て書に一行追加してやる——病状は安定しているが、糖分と低品質文学の定期補充が必要。」
この一言は拍手してもいいレベルだった。
分配が一段落すると、宿舎に奇妙な静けさが漂い始めた。ベッドの端に座って新しいインナーや取付点を試している者、机の前で飴と干し肉と、今すぐ隠さないと誰かに借りたまま返ってこない菓子を分けている者、飲み物を飲みながら今日買った必需品を並べ直して、これからの数週間の低予算版軍事計画を立てている者。
廊下は普段より騒がしかった。今日は外出があって、みんな自分だけの物を少し手に入れていた。空気に、軍校らしくない浮つきが混じっていた。飲料の箱を抱えて部屋に戻ろうとした者が同じ階の人間に廊下で待ち伏せされていた。特価の軍靴インナーを見せびらかしている者は戦利品を展示するみたいだった。声を落として今日街で拾った噂を話している者は、地下取引みたいな口調だった。
「ねえ、聞いて、今日本当に聞いたんだけど……」
「しっ、声下げて、死にたいの?」
「違う、本当の話で、総務のリンデ先輩が——」
後の声がドアの音に遮断された。
旧式レコーダーのレンズリングを調整していた指が、一瞬止まった。
リンデ。
この名前が今日、二度目か三度目か四度目かわからないが、また不必要に耳に入ってきた。噂に飛びつく性質じゃない。でも同じ名前が一日の中で何度も違う人間の口から落ちてきて、しかもいつも本来一緒に出るべきじゃないもう一つの名前——二階堂——と一緒に来るなら、少し面白くなってくる。
ジェスも聞こえていたらしく、ベッドの柵に寄りかかり、半分になったチェリーコーラを揺らしていた。
「だんだん信じてきた。」
「何を?」
「制度そのものも相当暇だってこと。」彼女は言った。「そうじゃなければ、総務と風紀がこんなふうに噂になる時間が生まれない。」
レコーダーの収納スロットを開けて、小さなカードを抜き差しし、接点が緩んでいないか確認した。
「噂というのは、たいてい何かがあって初めて育つ。」
ジェスが肩をすくめた。「みんなが暇すぎるだけかもしれない。軍校は他人の私生活に対して、不必要な創作意欲を生み出す場所だから。」
それも正しい。
続けなかった。レコーダーが起動した時に低い音を一声出した。古いが、おとなしい。机の上の菓子とコーラに向けて試し撮りを一枚。画面は少し暗く、粒子が粗かったが、十分だった。この機械の最大の長所は鈍いことだ。鈍すぎてネットワーク接続機能が自分で生えてこない。夜中にこっそりデータを学校システムに同期しない。気づかない間に制度のために働くことがない。
向上心のない機械が好きだ。
しばらくして、宿舎の騒ぎが少し落ち着いた。風呂に行く者、新しいバンドを縫い付け始める者、そのままベッドに倒れ込んで死んだふりをする者。ジェスが塩味ビスケットの袋を開け、食べながら私がレコーダーをひっくり返しているのを見ていた。
「何するの?」
「試し撮り。」
「今?」
「本当に使う時になって、霊しか撮れないとわかっても遅い。」
彼女が頷いた。それは理にかなっている。
「部屋の中で撮ればいいじゃない。今日は外出から戻ったばかりで、校内の空気が変だから。」
「変じゃない日があった?」
「今日は特別変。」ビスケットを噛み砕きながら、声を落とした。「昼間に外で聞いた話があってから、風紀があまりにも静かすぎる気がして。」
顔を上げて彼女を見た。
これは正確な観察だった。
二階堂は今日、確かに静かすぎた。完全に姿を消したわけじゃない。ただ、本来いるべき場所から半歩後ろに退いているみたいだった。表向きはまだいる。でもどこか、何かが足りない。壁に刀が掛かっていたのに、鞘はあるのに刀がどこにいったかわからない、そういう感覚だ。
「外を少し歩いてくる。」レコーダーを上着のポケットに押し込んだ。「夜間のオートフォーカスの確認もしたい。」
ジェスが二秒私を見て、結局止めなかった。ただ手に飴を一個押しつけた。
「迷子になっても、せめて低血糖で廊下に倒れないように。」
飴をポケットに入れ、礼を言う気もなく扉を押して出た。
廊下の灯は昼間より冷たく、床を薄く張った氷みたいに照らしていた。遠くでまだ誰かが話していた。声が扉と壁の角に切り刻まれて、あまり服従したくない幽霊の群れみたいに聞こえた。今日は外出があったから、寮棟全体にまだ外の匂いが残っていた。安物の洗剤、菓子の包み、炭酸飲料の甘さ、それから都市に少し触れた後でまた箱に戻された時の、あの収まりきらない不満。
側廊に沿って後校舎の方へ歩いた。試し撮りというのは本当のことだ。手の中のレコーダーは重く、安全標識、空になった補給車の駐車スペース、夜風に押されてかすかに揺れる換気窓を何枚か撮った。夜間モードはまあ使えた。粒子は粗いが、輪郭は出る。写ってはいけないものを写すには十分だ。
奥に進むほど、人の声が減った。
総合軍事学院の夜の静けさは、たいていいい兆候じゃない。
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