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尾張の飯炊き足軽、信長に拾われる 〜桶狭間の裏で名もなき兵糧係は腹から天下を支えた〜  作者: 常陸之介寛浩✪書籍・本能寺から始める信長との天下統一


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第三十二話 川を渡す飯は、川に嫌われる

 翌朝、俺は竹皮を一束だけ手に取っていた。


 昨日、社裏の飯場で消えた竹皮。


 米でも味噌でもない。


 塩でもない。


 竹皮一束。


 ただの包みだと言えば、それまでだ。


 けれど、今の俺にはもう分かっている。


 飯は、米だけでは飯にならない。


 味噌が要る。

 塩が要る。

 水が要る。

 火が要る。

 包むものが要る。

 運ぶ者が要る。

 道が要る。

 そして、それを邪魔されないことが要る。


 竹皮一束を失えば、雨の日の握り飯が崩れる。


 握り飯が崩れれば、兵は歩きながら食えない。


 歩きながら食えなければ、足が止まる。


 足が止まれば、兵が遅れる。


 つまり、竹皮一束でも戦は遅れる。


 そう思うと、ただの竹皮がやけに重く感じた。


「清吉、また竹皮とにらめっこ?」


 かやが荷をまとめながら言った。


「考えてた」


「顔が深刻すぎる。竹皮に説教してるのかと思った」


「説教しても戻ってこないだろ」


「戻ってこないね。だから、探しに行く」


 今日の目的は渡し場だった。


 昨日、社裏で竹皮を持ち去ったと思われる見知らぬ男が、渡し場のほうへ向かった。


 あの船頭のいる場所だ。


 米俵を小舟に三つまで。

 味噌樽なら二つまで。

 人と荷を分ける。

 船の上で立つな。


 昨日だけで、それだけのことを学んだ。


 今日は、さらに実際の渡しを試す。


 小さな荷を渡す。


 米一俵。

 味噌小樽一つ。

 竹皮三束。

 塩少し。

 干し菜。

 小釜。


 向こう岸で湯を沸かし、簡単な粥を作る。


 川を渡した飯が、向こう岸でちゃんと飯になるかを見る。


 そのついでに、竹皮を持ち去った男の痕跡を追う。


 ついで、というには腹が重い。


 だが、弥助殿に言われた。


「追うのが先じゃねえ。飯を渡すのが先だ。間者を追って飯を川に沈めたら、向こうの勝ちだ」


 その通りだった。


 だから今日も、俺たちは飯を守る形で動く。


 間者を捕まえるためではなく、飯を渡すために。


 弥助殿の部下が二人。

 五郎兵衛殿。

 かや。

 佐助。

 俺。


 伊三郎は清洲で帳面を守る。


 出る前に、伊三郎は小帳面を俺に渡しながら言った。


「今日は川の記録を詳しくお願いします」


「詳しくと言われても」


「渡す前、船の上、向こう岸、それぞれで荷の状態を見てください」


「三回見るのか」


「はい。川は途中で飯を変えるはずです」


 川は途中で飯を変える。


 伊三郎まで、そんな言い方をするようになった。


「分かった」


「あと、竹皮の件も。誰かを疑う前に、何がどう消えたかを残してください」


「見たものだけ」


「はい」


 五郎兵衛殿と同じことを、伊三郎も言う。


 きっと大事なことは、何度でも同じ言葉で戻ってくるのだ。


 清洲を出て、美濃道へ向かう。


 社裏の湧き水の近くを通ると、昨日の年配の男がいた。


 今日は向こうから声をかけてきた。


「飯炊き」


「清吉です」


「覚えてる。飯炊き」


 名前ではなく役で覚えられたらしい。


 まあ、間違ってはいない。


「昨日の竹皮のことだが」


 俺たちは足を止めた。


 男は周囲を見てから、声を低くした。


「村の子が見ていた。社の裏を歩いていた男は、竹皮を束のまま持っていたらしい。だが、うちの者じゃない」


「どんな男でしたか」


「旅の商人のような格好。背は高くない。右足を少し引きずっていたそうだ」


 右足を引きずる男。


 俺はすぐ小帳面に印をつける。


 右足。

 竹皮。

 旅商人風。

 渡しへ。


「ありがとうございます」


 俺が頭を下げると、男は少し顔をしかめた。


「礼はいらん。その代わり、渡しで揉めるな。あそこの船頭は怒らせると船を出さん」


「怒らせないようにします」


「おまえは怒らせそうだ」


「俺がですか」


「真面目すぎる奴は、人を怒らせる」


 返す言葉がなかった。


 かやが横で小さく笑っている。


 男は続けた。


「船頭の喜助は、川のことなら間違わん。だが、武士に命じられるのが嫌いだ。荷を渡したいなら、先に川を見せろ。分かったふりをするな」


「喜助さん、ですね」


「ああ。川を飯場の道具みたいに扱うな」


 その言葉は、腹に残った。


 川は道具ではない。


 昨日の水もそうだった。


 村の者が生きる水。


 渡し場も、ただ荷を渡す場所ではない。


 船頭が生きる川だ。


 俺たちは礼を言い、渡し場へ向かった。


 川は昨日より少し濁っていた。


 昨夜、上流で雨があったのかもしれない。


 水面は穏やかに見える。


 だが、かやはすぐに顔をしかめた。


「昨日より強い」


「見ただけで?」


「うん。流れの筋が太い。真ん中で船が少し持っていかれると思う」


 渡し小屋の前では、船頭の喜助が腕を組んで待っていた。


 昨日より不機嫌そうだ。


「また来たか」


「来ました」


 俺は頭を下げた。


「今日は小さな荷を渡したいです。米一俵、味噌小樽一つ、竹皮三束、塩、干し菜、小釜です」


「多い」


 即答だった。


 俺は思わず荷を見た。


「多いですか」


「今日の川なら多い。昨日ならいけた。今日は流れが重い」


 流れが重い。


 川にも重さがあるのか。


 いや、あるのだろう。


 船に乗る者には分かる重さだ。


「では、どう分ければ」


 俺が聞くと、喜助は少し意外そうな顔をした。


「聞くのか」


「はい。沈めたくありません」


「なら、米と味噌を同じ舟に乗せるな」


「別ですか」


「米は水を吸う。味噌樽は転がる。片方が動けば、もう片方も持っていく。今日は小舟を二度出す」


 かやが頷いた。


「そのほうがいい」


「だが時間がかかる」


 喜助が言う。


「時間がかかっても、沈むよりましです」


 俺が答えると、喜助は鼻を鳴らした。


「昨日も同じことを言っていたな」


「はい」


「変な飯炊きだ」


 四度目だ。


 もう、美濃道ではそういう名で通るのかもしれない。


 弥助殿の部下が川岸を見ていた。


「船頭、昨日ここに右足を引きずる男が来なかったか」


 喜助の目が少し動いた。


「来た」


 短く答えた。


「何をした」


「舟を出せと言った」


「何を運んだ」


「竹皮の束を一つ。それと、小さな箱」


 俺とかやは顔を見合わせた。


 竹皮。


 やはりここに来ていた。


「どこへ渡したんですか」


 俺が聞くと、喜助は川の向こうを指した。


「向こう岸の葦の奥だ。正規の降り場じゃない」


「なぜそんなところへ」


「銭を出された。だが断った」


「断った?」


「あそこは浅く見えて、足を取られる。荷を下ろす場所じゃない。だから断った。すると男は、上流の浅瀬へ歩いていった」


 かやの目が鋭くなる。


「渡ってない?」


「少なくとも俺の舟ではな」


 では、男はどこへ行ったのか。


 上流の浅瀬。


 竹皮と小箱を持って。


 嫌な感じがした。


 竹皮は荷を包むもの。

 小箱は何かを隠すもの。

 印か、粉か、偽札か。


 佐助が小声で言った。


「小箱……辛い粉を入れる箱に似ているかもしれません」


「見ていないだろ」


「はい。でも、善右衛門様の時、小箱で持ち運んでいました。湿らないように」


 腹が冷えた。


 竹皮で包み、粉を運ぶ。


 悪い味噌を作るか、良い荷に混ぜるためか。


 まだ分からない。


 見たものだけ。


 俺は小帳面に記す。


 右足男。

 竹皮一束。

 小箱。

 渡し断られる。

 上流浅瀬へ。


 五郎兵衛殿が言った。


「追うか?」


 弥助殿の部下は動く気配を見せた。


 俺は川を見た。


 今日の役は、荷を渡すこと。


 追えば、荷が止まる。


 だが、放っておけば男を逃がすかもしれない。


 腹が重い。


 かやが静かに言った。


「荷を渡してから。上流の浅瀬は、帰りに見る。今追うと、ここの飯場試験が崩れる」


 俺は頷いた。


「飯を渡します」


 五郎兵衛殿が少しだけ笑った。


「少しは覚えたな」


「まだ走りたいです」


「走らないだけましだ」


 最初の舟には、米一俵と塩、干し菜を乗せた。


 味噌は乗せない。


 竹皮は少しだけ。


 喜助が荷の位置を細かく直す。


「米は真ん中より少し下流側。いや、違う。そこだ。塩は上へ。濡らすな。人は二人まで。飯炊き、おまえは乗るな」


「俺は駄目ですか」


「おまえは船の上で荷を見ようとして動きそうだ」


 かやが即座に頷いた。


「動くね」


「動かない」


「動く顔してる」


 また顔だ。


 結局、最初の舟にはかやと護衛の一人が乗った。


 かやは荷を見られるし、船の上で余計に動かない。


 俺は岸から見守る。


 舟が出る。


 川の真ん中で、少し流された。


 俺の腹がぎゅっと縮む。


 喜助は竿を使い、舟の向きを変える。


 かやはじっと座っている。


 米俵は動かない。


 塩袋も無事。


 向こう岸へ着いた。


 俺は大きく息を吐いた。


「まだ一回だ」


 五郎兵衛殿が言った。


「分かっています」


 次は味噌小樽と小釜、残りの竹皮。


 今度は俺も乗ることになった。


 喜助が睨む。


「立つな」


「立ちません」


「荷に手を伸ばすな」


「伸ばしません」


「川を覗き込みすぎるな」


「……努力します」


「今ので不安になった」


 舟に乗ると、川の音が近くなった。


 岸から見る川と、船の上の川は違う。


 足元が揺れる。


 味噌小樽が小さく軋む。


 俺は思わず手を伸ばしかけた。


 喜助が即座に言った。


「触るな」


「はい」


「樽は縛ってある。おまえが触るほうが危ない」


「はい」


 黙って座る。


 これが難しい。


 飯が目の前にあり、揺れているのに、触ってはいけない。


 かやの気持ちが少し分かった。


 荷を守るには、触らないことも必要なのだ。


 川の真ん中で、舟がぐっと横へ押された。


 腹が浮く。


 佐助が岸で小さく声を上げたのが聞こえた。


 喜助は平然としている。


「今日はこれくらいだ」


「これくらい……」


「もっと悪い日は舟を出さん」


「出せと言われたら?」


「川に聞けと言う」


 川に聞け。


 それも帳面に残したい言葉だった。


 向こう岸に着くと、かやが待っていた。


「顔、白い」


「川が動いた」


「そりゃ川だからね」


「船の上で飯を見るのは怖い」


「いい勉強」


 確かに。


 米を渡すには、船頭の腹を信じる必要がある。


 俺が船の上でできることは少ない。


 渡す前に分ける。


 縛る。


 濡れないように包む。


 そして、船の上では動かない。


 それも清洲式に加えなければならない。


 向こう岸で、俺たちは小さな飯場を作った。


 水は川から汲む。


 だが濁っている。


 社裏の湧き水とは違う。


 布でこしても、まだ少し土の匂いが残る。


 必ず煮る。


 味噌はやや強め。


 佐助が言った。


「この水だと、味噌を少し強くしないと土の匂いが残ります」


「塩は?」


「少しでいいです。味噌の塩気が立ちます」


 俺は小皿で試した。


 確かに、社裏の水とは違う。


 同じ清洲の味噌でも、水で顔が変わる。


 ここでは味噌を少し強めにしたほうが、腹に収まりそうだ。


 粥を炊く。


 五十人分ではない。


 今日は同行者と少数の試食だけだ。


 だが、川を渡った米で炊く初めての粥だった。


 米は無事。

 味噌も無事。

 塩も濡れていない。

 竹皮も使える。


 飯は川を渡った。


 そのことが嬉しかった。


 粥が炊き上がる頃、喜助も向こう岸へ来た。


「食うか」


 俺が聞くと、喜助は鼻で笑った。


「船頭に川の水の粥を食わせるのか」


「味を見てほしいです」


「変な飯炊きだな、本当に」


 喜助は椀を受け取り、一口すすった。


 しばらく黙る。


 俺は緊張した。


「味噌が強い」


「川の水の匂いを消すために」


「消しすぎてはいない」


「では」


「悪くない」


 短い言葉だった。


 だが、川を知る者からの言葉だ。


 重かった。


「ただし、こっち岸で炊くなら、薪を持ってこい。川岸の流木は湿ってる。煙ばかり出る」


「はい」


 俺はすぐ小帳面に印をつけた。


 川岸。

 水はこして煮る。

 味噌やや強め。

 薪持参。

 船頭、悪くない。


 最後は余計かもしれないが、大事だと思った。


 食べ終えたあと、俺たちは上流の浅瀬へ向かった。


 荷はかやと護衛に任せ、俺と五郎兵衛殿、佐助、喜助も一緒に来た。


「俺も行く」


 喜助が言ったのだ。


「あそこを勝手に使われるのは腹が立つ」


 川の腹を荒らされたのだろう。


 浅瀬は、少し上流にあった。


 見た目には渡れそうに見える。


 水は膝下ほど。


 だが、喜助は首を横に振った。


「真ん中が深い。底が柔らかい。足を取られる」


 岸辺には足跡があった。


 右足を引きずるような跡。


 間違いない。


 その近くに、竹皮の細い切れ端が落ちていた。


 かやがいれば、もっと詳しく見ただろう。


 俺には切れ端くらいしか分からない。


 佐助がしゃがみ込んだ。


「これ……粉です」


 彼は泥の上に残った白っぽい粒を指した。


「辛い粉か?」


「たぶん。でも、湿って固まってます」


 小箱をここで落としたのか。

 あるいは中身を詰め替えたのか。


 浅瀬の向こう側には、草が踏まれた跡が続いていた。


 美濃側へ。


 五郎兵衛殿が低く言った。


「向こうへ抜けたな」


「追いますか」


 俺が聞くと、五郎兵衛殿は首を横に振った。


「今日はここまでだ。足跡と粉と竹皮。これで十分だ」


「でも」


「飯場試験は終わっていない。荷を戻す。川を渡した飯を、清洲へ報告する。それが先だ」


 悔しかった。


 だが、今度は分かった。


 俺たちの役は、敵を追って美濃へ踏み込むことではない。


 飯の道を見ることだ。


 間者の影があると記す。


 浅瀬は危ないと記す。


 勝手に渡しに使われていると記す。


 それを持ち帰れば、弥助殿や信長様が動ける。


「分かりました」


 俺は小帳面に印をつけた。


 浅瀬。

 見た目渡れそう。

 真ん中深い。

 底柔らかい。

 右足跡。

 竹皮切れ端。

 白い粉。

 美濃側へ。


 喜助が俺の帳面を覗き込む。


「絵みたいだな」


「字が苦手なので」


「それで分かるのか」


「清洲に、分かるようにしてくれる人がいます」


「ならいい」


 帰りの渡しは、行きより少し楽だった。


 荷が減ったからだ。


 それでも俺は動かなかった。


 味噌樽を触りたくなっても、我慢した。


 喜助が言った。


「少しは船に乗れるようになったな」


「まだ怖いです」


「怖い奴のほうがいい。川を怖がらん奴は、すぐ沈む」


 また、同じことを言われた。


 怖いほうがいい。


 飯も、川も、戦も、たぶん同じなのだ。


 渡し場へ戻ると、かやが荷をまとめていた。


「どうだった?」


「右足の跡があった。竹皮と粉も」


 かやの顔が険しくなる。


「やっぱり」


「美濃側へ抜けた」


「清洲式を見てるね」


「うん」


 敵は、こちらの飯の道を見ている。


 竹皮を盗み、粉を運び、浅瀬を使って美濃側へ抜けた。


 小さな動きだ。


 だが、小さな穴から飯は漏れる。


 清洲へ戻る前に、喜助が言った。


「飯炊き」


「清吉です」


「清吉。次に渡すなら、前の日に言え。川が悪い日は止める」


「止めると言われたら、止めます」


「本当だな」


「沈めたくありません」


 喜助は少し笑った。


「なら、俺もできるだけ渡す」


 それは、大きな前進だった。


 川の腹が、少しだけこちらを受け入れた気がした。


 清洲へ戻ると、伊三郎が待っていた。


 俺は小帳面を渡した。


「今日は多い」


「覚悟しています」


 伊三郎は帳面を開き、すぐに眉を寄せた。


「川に聞け、とは?」


「喜助さんの言葉です。川が悪い日は出さないという意味です」


「重要ですね」


「重要なのか」


「はい。川の判断権を船頭に置く、ということです」


 そう言われると、急に難しい話に聞こえる。


 だが、たぶんそういうことだ。


 清洲式は、船頭の腹も見なければならない。


 俺たちは夜まで報告を続けた。


 渡しでの荷の分け方。

 米と味噌を同じ舟に乗せないこと。

 川の水では味噌を強めること。

 薪を持参すること。

 浅瀬の危険。

 右足の男の痕跡。

 竹皮と白い粉。

 喜助の協力。


 伊三郎の帳面に、川の飯が形になっていく。


 夜、蔵の外で粥を食べた。


 今日は清洲の水。


 だが、俺の舌にはまだ川の水の土の匂いが残っていた。


「今日の飯は?」


 かやが聞いた。


「川を渡った味」


「そのままだね」


「今日は本当にそうだったから」


 かやは笑った。


 佐助が静かに言った。


「粉、気になります」


「うん」


「美濃側で、悪い味噌を作るつもりかもしれません」


「あるいは、こちらの飯に混ぜるつもりか」


 言った瞬間、粥の湯気が少し冷たく感じた。


 敵は、飯を見ている。


 なら、飯を壊そうとする。


 川を渡す飯は、川だけでなく敵にも嫌われる。


 それでも、渡さなければならない。


 俺は椀を持ち直した。


 腹は温かい。


 だが、気は抜けない。


 次は、この渡しをどう守るか。


 そして、右足を引きずる男が美濃側で何をしているのか。


 飯の道は、また一つ暗い場所へ伸びていた。

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