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11 結婚とは責任を伴うもの












   11 結婚とは責任を伴うもの












   












   文月京香












   

 産後一週間、自分の家の病院の病室に入院してた。

 変な感じだったな。ずっとあっちもこっちも行き来して隅から隅まで知ってる産院だけど、そこの患者になったのが初めてで、立場が変わると意外と同じ産院が新鮮に思えた。


「夜はちゃんと寝られてる?」

「起こされるな。香音に」

「母乳は順調に出てる?」

「足りないなぁ。粉ミルク足してます」

「あんまり焦んないでいいよ。徐々に増えるものだし」


 斉藤先生は淡々と診察を済まし、立ち去ろうとする。


「先生」


 白衣の端っこ捕まえた。


「はい」

「わたしに何か言うことありません?」

「産後の日だちについて確認しなければならないことは全部聞いたし」

「そういうことではなくて」

「はい?」

「まだ、サンキューを言われてない」

「3、9……」


 いや、今、明らかにそれ、数字でしたよね?


「ありがとうのことですよ。ありがとう。ダンケシェン」


 英語がダメならドイツ語でどうだ?


「なんで僕が京ちゃんにありがとうを?」

「いいことあったっしょ?最近。あれ、きっかけ作ったのあたしだよー」


 ウインクして見た。産後はね、若干女性ホルモンの影響で、情緒不安定。興奮気味。せっかくきっかけ作ったのに母にはいまいち喜んでもらえず、でも、この人ならわたしに大いに感謝するはずだ。裏の立役者っすよ。わたし。

 しかし、斉藤君は無表情にわたしを見つめた後に、ため息をついて、傍の椅子に力なく腰掛けた。


 え……


「なんすか?その、幸せの大絶頂にいるはずの人のまさかのため息」

「……」

「好きな人と結婚できんでしょ?もうダメだと思ってたのが叶ったのに……」

「京ちゃん、声が大きい」

「ん?」

「この病院は壁に耳あり障子に目ありだから」

「は?」


 産後はね、女性ホルモンの影響で、興奮気味。思わずキンキンと言い返す。


「何をまだ、この前とおんなじことを。結婚するってそのうちみんな知るんだし」

「でも、まだ、知らないし」

「時間の問題じゃないですか」

「なんかまだ、うまくいく気がしないんです」

「え……」

「途中で玲ちゃんがふと我に返ってやっぱりやめると言い出す気がする」


 産後はね、女性ホルモンの影響で、興奮気味って3回もいう必要ない?


「どんだけ消極的なんすか?」

「でも……」

「お姉ちゃんから、結婚してほしいって話、出てんですよ?」

「だから、京ちゃん、声が大きいって」


 青い顔していまだに破談の心配をしている。


「そういえば、渡せてなかったプレゼント、ちゃんと渡しました?」

「……」

「言えてなかった気持ちは?」

「……」

「まだかよっ!」


 オー、マイ、ガッ!


「男らしくちゃんと言いましょうよ」

「なんて?」

「結婚してほしいと言われて嬉しい。実は前から好きでしたって」

「そんなこと言われて玲ちゃん、困らない?」

「なんで?だって、義務的に結婚されるより、好きだって言ってくれる人と結婚するほうが幸せでしょ?」

「いずれ言うにしても、今じゃない気がする」

「いや、今だよ。今」


 しかめ面をしてこっち見てるし。どんだけガキだよっ!


「先生、何歳すか?」

「言いたくない」

「で、なんで、そんな言いたくないんですか?」


 こめかみをヒクヒクさせながら、それでも聞いてみた。


「玲ちゃんが……」

「お姉ちゃんが?」

「僕が玲ちゃんを好きかどうかとかに全く興味がない」

「へ?」

「結婚するのが嫌でなければそれでいいんです」

「……」

「玲ちゃんは自分のために僕と結婚するんじゃないの。みんなのためになんだよ」

「みんなのため?」

「そう。だから、僕が彼女を好きかどうかはあってもなくてもいいの」

「……」

「ここまで求められないと、結構、複雑でした」

「あー、えっと、それは、あれだ」


 くらーい目でこっち見られたし。


「時間が解決する」

「時間?」

「ほら、夫婦として長く暮らすうちに、こう、自然にさ」

「……」


 愛って言葉にしなくても伝わるものじゃね?そんで、手と手を取り合ってだな。


「大丈夫だって」

「……」


 バシバシ肩を叩いてやった。とりあえず。


「現代はともかく、昔の結婚なんてこんなもんじゃん」

「こんなものって?」

「惚れたはれたなんて後からついてくるもんじゃん」

「でも、京ちゃんはちゃんと好き合ってから結婚したでしょ?」

「……」


 そこは……、言えないけど、そうでもないんだけどな。


「笑え」

「何すんの」

「いいから笑え」


 勝手に人の婚約者捕まえてほっぺ掴んで持ち上げてやった。


「痛い痛い痛い」

「あ、やりすぎた。ごめん」

「もうっ、乱暴なんだから」

「ね、冷静なろ?外堀は完全に埋まってんじゃん。後は内堀だけ。きっとうまくいくって」

「うまく?」

「だめだ、ダメだと思ってると、本当にダメになっちゃうよ」

「……」

「だから、そういう顔がダメなんだって。笑う門には福来るだよ」

「……」

「お姉ちゃんのこと、諦めたくないんでしょ?」

「……諦めたくない」

「だったら、ちゃんと気持ち伝えな?義務で結婚するなんて思われてないで」

「……」


 本当に世話が焼けるな。斉藤君。しっかりしろよ。


 オギャー


 香音がこのタイミングで泣き出した。おむつかおっぱいか、どっちだ?












   文月玲香












   

 わたし達がお店に入ると、奥の方から裕也と先生を呼ぶ声がして、年配の女性がこっちに向かってヒラヒラと手を振っている。淡いピンク色の服を着た歳は取っていても華やかな女の人。その横に白髪混じりの男の人。その様子を見た途端、一気に緊張した。先生はご両親の方へ歩きかけて、ふとわたしを振り返った。


「どうした?」

「わたし、どっか変なとこないですか?」


 わざわざ新調した服を着てました。一緒に見てもらってご両親が気に入りそうな服を選んだ。


「大丈夫だって。緊張しすぎだよ」

「でも……」


 会社の採用面接を受けるような気分になっていた。今日気に入られなかったら、この話、無かったことになるかも。


「おいで」


 手を差し出されて素直に取った。引っ張られて奥まで歩く。

 手を引っ張られて歩いてゆくと、先生の身体越しに先生のお母さんの顔が見えた。子供みたいにキラキラと輝いた顔をしていた。


「初めまして。裕也の父です。息子がお世話になっております」


 テーブルに近づくとお父さんはわざわざ席を立って丁寧に頭を下げてくれた。お母さんがニコニコしながらちょこんとご主人の横に立って同じく頭を下げた。


「父さん、母さん、文月玲香さんです」

「初めまして」

 

 先生に紹介されて頭を下げました。

 挨拶が済んだ後にみんなでテーブルに座る。お母さんはやっぱりニコニコしながらご主人の横にいる。


「もっと個室があるようなお店にすればよかったのに」

「一回来たことがあったから、いいかと思って」


 わたし達はあの、誕生日の時にご飯をご馳走してもらったお店に来ていました。


「めんどくさいことしないで、玲香さんのご両親やご家族も一緒に会えばよかったのに」

「母さん」

「うちの聖也と智也も呼んで」

「いきなりそんなにいっぱい会ったら玲ちゃんがもっと緊張するでしょ?それにそんなに焦ってどうすんだよ」

「だって、ねぇ」


 笑顔の素敵なお母さんでした。嬉しそうに笑いながら、横のお父さんに笑いかけている。


「彼女はまだ学生だから、卒業するまで時間があるでしょ」

「あら……」


 ちょっと残念そうな顔になる。


「ね、玲香さん。卒業するまでに気が変わらないでね」

「あ……」

「逃げないでね」


 横に座ってるお父さんが苦笑した。


「やめなさい。お前、玲香さんが驚いてるだろ?」

「あら、わたしは裕也が言えないことを代わりに言ってあげてるのよ。この子、口下手だから」

「だからって、順序ってものがあるだろ?会ってすぐにいきなりそんなこと言われたら驚くだろ」

「ごめんなさい」


 素直に謝った。


「すみませんね。裕也は、こいつは俺たちの末の子だから、なんというか一番可愛がって育てたようなとこもあって」

「ああ、もう、そういうふうにいうのやめて」


 先生がちょっと不機嫌な顔になってため息をつきました。


「もう俺もいい歳なんだから。外から見たら笑えないって」


 ふふふふふ、みんなが話してる横でつい笑ってしまった。先生がチラッとわたしを見た。


「ほら、笑われた」

「悪い、悪い」


 病院の院長先生なんてどんだけ偉い人と思い、会う前にかなり怖かったのだけれど、先生の前でお父さんは優しい普通のお父さんでした。皺を寄せて嬉しそうにそっと笑っていました。


 食事をしながらいろいろな話をしました。いろいろ聞かれて答えた。大学では何を勉強してるのかとか、趣味はなんですかとか。こういう席で聞かれそうなことをいろいろ。メインを終えてデザートを待っている時にトイレに席を立った。用を済ませて、トイレを出るとそこに先生のお母さんが立ってました。


「玲香さん」

「お母さん」

「ごめんなさい。ちょっとだけいい?裕也のいないとこで話したいことがあって」

「あ、はい」


 お店の奥の方に行くと小さなテラスがありました。今晩はお客さんが誰もいなかった。


「あの、お話って?」


 お母さんはわたしの手をぎゅっと握った。驚きました。


「裕也のことお願いします」

「え?」


 この時、お母さんは笑ってなかった。少し泣きそうな顔をしてたぐらいで心底驚いたんです。

 だってさっきまで本当にニコニコしてたから。


「そんな、お願いしたいのはわたしの方で」

「あの子、あなたの横で今夜本当に嬉しそうにして」

「……」

「あなたのことが本当に好きなのね」


 ぽかんとした。


「あの、こんなこと言うのなんですけど、斉藤先生は頼まれたからわたしと結婚することになったので好きとかそんなんじゃ」

「でもね。玲香さん。わたしは母親だから見ればわかります。あの子があんなに嬉しそうな様子するの、珍しいのよ」

「……」

「お願いします。あなたと一緒にいればあの子は幸せ。ずっと一緒にいるって約束してあげて」


 結婚っていうのは責任を伴うものなのだなと薄ぼんやりとまだ若い自分にもこの時、わかったような気がする。


「約束します」

「本当に?」

「はい、約束します」


 お母さんはやっと笑いました。


「ごめんなさいね」


 その後少し疲れたような顔をした。


「一時期あの子、とても落ち込んだ頃があって」

「そうなんですか?」

「玲香さんの病院に行く直前の頃です。もう結構昔の話だけど」


 初めて聞く話でした。


「その頃は随分わたしも主人も気を揉んで。でも、親って結局本人のためにたいしたことはできないんですよ。ハラハラだけして」

「はい」

「それが、あなたの病院に行って見違えたように元気になったんです」

「……」

「30を越してもなかなか結婚したい人がいるなんて話が出てこなかったけど、あの落ち込んだ頃のことをわたし達は覚えてますからね。元気でやっていてくれるだけで、それ以上の贅沢は言わないでおこうって思ってたんです」


 斉藤先生にそんな過去があったなんて知らなかった。


「だから、そんな裕也が自分から結婚したい人がいるって言い出したのを聞いた時、わたし達本当に嬉しかったのよ。しかも、それが恩義のある文月院長の娘さんだなんて」

「え……」

「本人もきっと感謝してると思うけど、あなたのお父様には。でも、わたし達もずっと感謝してるんです。玲香さん、ありがとう」

「いや、わたしは何も」

「あなたはきっと何もしなくても、そばにいるだけであの子を幸せにしてくれる」


 仰天した。


「いや、わたしはそんなたいした存在じゃないですよ」


 お母さんは笑いました。


「もう、本当にうちの裕也はだめね。全然何も話してないのね」

「え?」

「だからお節介したくなっちゃうのね」


 ぽんぽんとわたしの手を軽く叩きました。


「さ、席に戻りましょう。きっと今頃あの子がそわそわしだしてる」

「ああ、はい」


 席に戻る途中でお母さんはもう一度言いました。


「お願いね。裕也より素敵な男の人なんてきっとたくさんいるけれど、あの子以外の人を探さないであげて」

「……はい」


 お母さんにそう言われた時にゆっくりと記憶が蘇りました。同じようなことを先生に約束させられた。

 もしかして、本当にお母さんが言う通り、先生はわたしが……

 好きなのでしょうか?


 まさかとすぐに思った。思ったけど、もしかして?と思う。

 にしたって、普通はもっと、わかりやすく何か言ったりしたりするものではないの?

 なんかあったっけ?


「どこ行ってたの?迷子になるような店でもないでしょ?」

「二人で内緒の話」


 お母さんが嬉しそうに先生に言う。その言葉に先生、いやーな顔になった。

 それからそっとわたしの顔を伺っている。不安そうな顔をして。


「あ、玲香ちゃん、デザート来てるわよ。どれが欲しい?」


 わたしが微笑みながら席につくと、視界の端に先生がホッとしてる顔が映った。

 その顔を見て、それとお母さんの言葉で思った。


 本当にこの人、わたしのことが好きなのかもしれない。

 驚いた。知らなかったな。


***


 帰り道、お店の前でタクシーに乗るお父さんとお母さんを見送ってから、やっぱり駅前までのんびり歩きました。ちゃっかり手を繋いでみた。やっぱり先生、さりげなく照れてるし、さりげなく喜んでいる。

 その勢いでつい、先生ってもしかしてわたしのこと好きなんですかと聞きそうになった。少しアルコールが入ってたのもあって。そして、おっと危ないと踏みとどまった。危ない危ない。


 何が危ないかって?

 そりゃあ……


 この恥ずかしがり屋な人が、ほっておいたら一体どうするのか、観察する機会を失うところでした。こんな機会、滅多にありません。


「今日、なんか嫌なこととか無かった?」

「いや。かなり緊張してたけど、先生のご両親、とっても優しかったし」

「僕には特別甘いんだよ。うちの親は」

「先生って、末っ子だったんですね」

「そうだね」


 わたしの一体どこが好きなんだろう?なんで好きになった?

 ふとそんなことを思う。


「疲れた?」

「いや、別に。今日も桁違いの美味しいものいっぱい食べたし」

「うん」

「たまーにでいいから、また行きたい」

「気に入ったの?」

「うん。美味しいし、落ち着く」


 そう言って笑うと、先生もほっとした様子で嬉しそうに笑いました。

 前に、付き合った彼と別れた時に、たくさん泣きました。あの時に思ったんです。

 こんなふうにわたしのことを彼と同じくらい大切にしてくれる人なんて、もう現れないって。

 わたしは家のために結婚する相手を選ばなければならないし、だから、変な人でなければいいなと。それ以上のことを夢見るのを止めてました。思えばそれは最近に始まったことではなくて、わたしはきっと家を継がなければならないと知った時から、どこかで覚悟してた。

 自分よりもみんなの幸せを。

 そういう癖がついていたのだと思います。


 女の人として誰かに愛される幸せって、誰にでも訪れるものでもないんですよ。

 だけど、別れた彼はその幸せを短いけど、教えてくれた。


 手に入らないと思っていて、夢見ないようにしてたものを期間限定で手に入れました。

 その後、それを、その思い出を凍らして、そう奥の方に閉じ込めて、解凍しないようにしていた。

 思い出が怖い。記憶が怖いんです。幸せすぎた記憶は怖い。


 夢を見ました。自分を心から愛してくれる人と、日々を過ごしていく夢を。叶わなかった。あの時の、あの絶望。


「何を考えてるの?」

「あ……」


 気がつけばわたしは黙って黙々と駅まで歩き、他の男の人のことを考えてました。

 先生が、つまらなさそうな顔でわたしを見ている。


「血が胃に回ってただけです」

「胃に?」

「消化に回って脳に回ってませんでした」

「はぁ」

「明日から、精進料理みたいなもので過ごさないと太っちゃうな」


 そんな話をしてるうちに駅に着いた。


「じゃ、ここで」


 駅の改札を潜ったとこで、先生にそう言った。方向が逆なんです。先生は野田に帰るし。


「送ってく」

「え?」


 ちょっと拗ねたような顔をしている年上の人の顔を見ました。なんだか今日、この人ちょっと子供みたい。


「まだ早いし、送ってく」

「そんな、この時間にそんな心配するほど日本の警察は間抜けではないよ」

「……」


 今のはちょっと可愛く無かったなと、言ってしまってから思った。大いに可愛く無かったなと。


「あの、じゃあ、まだ早いし」


 そう言い直して、手を繋いでわたしの方のホームへ引っ張った。


 あの時、彼と別れた時、心が死んだようになって、もう二度と自分は笑えないんじゃないかと思いました。

 実際は笑ってた。笑ってたけど、心から笑う日はもう二度と来ないと思ってた。

 知らなかったんです。

 人生には次の章がある。


 わたしなんて平凡な普通の女の子です。そんな人間をまるで、世界にたった一人しかいない女の人のように大切に扱ってくれる人、人生で1人出逢えれば、それだけで神様に感謝しなきゃいけない。後は思い出を胸に静かに生きればいい。

 先生はわたしの家の方面へ向かう電車をベンチに座って待ちながら、見ようによっては機嫌が悪いとも見えるような顔で黙ってる。


 何も言わないからよくわかんないんだけど……

 危ないからって言うのではなくて、ただもう少しわたしと一緒にいたかったのかな?


「なに?」

「いや、なんでもない」


 聞くのはやめました。なぜって……

 それはですね。なんか面白いなと思ったから。

 

「なんで薄く笑ってるの?玲ちゃん」

「いや、なんでもない」

「今日、うちの母親になんか変なこと言われなかった?」

「なに、急に」

「うちの母親は昔っから余計なことを言ったりしたりするから」

「男の子のお母さんってきっとみんなそんなもんですよ」

「やっぱりなんか言われたの?」

「そんなに気にするのやめなよ」


 斉藤先生って、昔っからよく知ってるつもりで知らなかったんだな。

 こんな人だったんだ。


 この人は本当に、お母さんが言うように、わたしがただそばにいるだけで幸せになれるほど、わたしが好きなんでしょうか?

 駅のホームで並んで電車を待ちながら思う。


 それは奇跡のようなことだと思う。ちょっといいなではなくて、ただその人がいるだけで……。そこまで思えるようなことってそう簡単にあることじゃない。わたしはそれを知ってる。本当にわたしにもう一度、奇跡が訪れたのかな?


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