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人を愛するってスバラシイ!!!

 夜。一人の若い女性が血相を変えて警察署に駆け込んできた。

「助けてください!」血を吐くような勢いで女性がカウンターにとりつく。「ストーカーに付きまとわれているんです!!」

年配の男の警官が対応する。

「ほう。…あなた、以前にも警察に来られていますね。そのストーカーには、警察であなたにこれ以上付きまとわないよう、警告したのですが…そうですか、まだ被害は止まっていないのですね」

「そうです!どうにかしてください!」

 突然!警官が立ち上がった。目をうるうるさせ、まさに感極まったと言わんばかり。

「スバラシイ!昨今の連中は恋に臆病すぎる!恋のひとつもせず、やれゲームだの、アイドルだの、2次元の世界に逃げてるやつばかりだ。そんななか、法律を犯してまで突き進むその勇気!!」

警官はぐっと目頭をおさえた。

「あなたは愛されている!あぁ、人を愛するってスバラシイ!そうは思いませんか!?」

女性はぽかんと口をあけ、目をぱちぱちさせる。そして、顔を真っ赤にして、がばっと勢いよく立ち上がった。

「そう、そうだわ!これが愛されているってことなのね!あぁ、人に愛されているってスバラシイ!」

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