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差別のないスバラシイ世界
同じ、服。同じ、会社。同じ、考え。同じ、顔。同じ、同じ、同じ。
なんとスバラシイ、フラットで平坦な、みなが同じ社会。
ふと、誰かがあくびをした。退屈を噛み殺すように。
…はて?なぜ、「タイクツ」なのだろう。こんなにもスバラシイ社会、世界なのに。
同じ顔の人々が、同じ歩幅で、同じ場所を目指す。
でもそれでいいじゃない。違いが争いを生むんだから。みんな一緒なら戦う意味もない。正義があるから悪がある。富があるから、貧がある。男がいるから女がいる。
そういうもの?
そういうもの。




