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《凶宴-CARD》  作者: shogo5


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『死を纏う四枚目』【8】




――セイ VS 騎士団二人――




セイ「二人まとめて――」



セイ「来いよ」





ダッ――!!



二人の騎士が――



同時に。



地面を蹴る。



セイ「…………」



右。



剣。



左。



大盾。



セイは――



二人の動きを。



じっと――



見る。



先に動いたのは。



剣を持つ――



騎士。



ヒュン――!!



セイ「…………」



首を――



僅かに傾ける。



刃が。



頬の横を――



通り過ぎる。



セイ「そこ――」



空いた――



脇腹。



一歩。



踏み込む。



だが。



ガァン――!!



セイ「っ!?」



大盾が――



横から。



セイの剣を――



弾く。



その瞬間。



ヒュン――!!



セイ「――!」



戻ってきた――



剣。



ザッ――!!



後ろへ――



跳ぶ。



セイ「…………」





再び。



二人が――



並ぶ。



セイ「…………」



一人が――



攻める。



その隙を――



もう一人が。



守る。



守った方に――



隙ができれば。



今度は。



攻めていた方が――



守る。



セイ「…………」



セイ「めんどくせぇな……」





ダッ――!!



再び――



剣。



セイ「…………」



今度は――



避けない。



ガキン――!!



剣で――



受ける。



セイ「…………!」



そのまま。



相手の剣を――



外へ。



流す。



騎士の身体が――



僅かに。



開く。



セイ「――ここ」



ザンッ――!!



首へ。



最短の――



一閃。



だが。



ガァン――!!!



また――



盾。



セイ「…………!」



セイ「だったら――」



盾を――



蹴る。



大盾の騎士が――



僅かに。



後ろへ。



セイ「こっち!!」



剣の騎士へ――



踏み込む。



だが。



セイ「――!?」



大盾の騎士が。



既に――



動いている。



ドンッ――!!!



セイ「ぐっ!!」



盾が――



身体へ。



直撃。



セイ「っ――!!」



吹き飛ぶ。



ザザザザッ――!!



地面を――



滑る。



セイ「…………」



セイ「痛ってぇ……」





顔を――



上げる。



その時には。



もう――



二人。



ダッ――!!



セイ「っ!!」



来ている。



ヒュン――!!



剣。



避ける。



その先。



大盾。



セイ「――!」



ドンッ――!!



肩を――



打たれる。



体勢が――



崩れる。



そこへ。



剣。



セイ「っ――!!」



ガキィン――!!



咄嗟に。



受ける。



だが。



大盾が――



さらに。



横から――



迫る。



セイ「…………!」



バッ――!!



転がるように。



抜ける。



ドォン――!!



盾が。



地面を――



叩く。





セイ「…………」



立ち上がる。



呼吸が――



少し。



荒い。



セイ「…………」



見る。



二人の――



足。



肩。



視線。



剣。



盾。



セイ「…………」



どっちが――



先。



どっちが――



次。



どこに――



隙ができる。



セイ「…………」



ダッ――!!



また――



来る。



セイ「…………!」



剣。



盾。



剣。



盾。



セイ「…………」



読んで。



避ける。



狙う。



止められる。



また――



読む。



狙う。



止められる。





ガァン――!!



セイ「くっ!!」





ドンッ――!!



セイ「がっ――!!」





ザッ――!!



セイ「…………っ」





一人を――



見れば。



もう一人が。



動く。



そっちを――



見れば。



最初の一人が。



動く。





セイ「…………」



二人の連携を――



崩すため。



何度も。



何度も――



考える。



だが。



その度に。



もう一人が――



隙を埋める。





セイ「…………」



セイ「…………あぁ」



二人の騎士が――



再び。



構える。



セイ「…………」



セイ「あー……」



頭を――



掻く。



セイ「やめた」



騎士たち「…………」



セイ「考えんの――」



セイ「めんどくせぇ」





剣を――



握り直す。



その口元が――



ゆっくりと。



歪む。





セイ「ヒヒッ……」





ダッ――!!!





先ほどまでとは――



違う。



避けない。



待たない。



読むことすら――



やめた。





ブォン――!!!



大きく。



剣を――



振るう。



ガァン――!!!



大盾が――



受ける。



だが。



セイ「ヒヒッ!!」



止まらない。



ガァン――!!



ガァン――!!



ガァン――!!



何度も。



何度も。



力任せに――



叩きつける。



騎士「――――」



大盾の騎士が――



耐える。



その横から。



剣。



ヒュン――!!



セイ「アハッ!!」



身体を――



捻る。



紙一重。



そして。



そのまま――



振るう。



ガキィィィン――!!!





剣と――



剣。





騎士の刃が。



セイの剣を――



受け止める。





セイ「…………」





ミシッ――





騎士「――――」





ミシミシッ――





セイ「……あ?」





次の瞬間。





バキン――!!!





騎士の剣が――



折れた。





いや。





違う。





斬れた。





セイ「…………」





斬られた剣先が――



地面へ。



突き刺さる。



カラン――





セイ「…………」



自分の剣を見る。



その刃は――



欠けていない。



セイ「…………」



セイ「マジかよ……」





ほんの――



一瞬。





剣を失った騎士の――



動きが。



止まる。





セイ「…………!」





その一瞬だけは――



見逃さない。





セイ「――そこ」





ザンッ――!!!





首。





騎士「――――」





ドサッ――





大盾の騎士「――――」





残った一人が――



即座に。



盾を前へ。





セイ「…………」





だが。





もう――



二人じゃない。





セイ「ヒヒッ……」





ダッ――!!





大盾へ――



真正面から。





ブォン――!!!





ガァァァン――!!!





剣が――



大盾へ。



食い込む。





ミシッ――





騎士「――――」





セイ「アハハハ!!」





ブォン――!!!





もう一撃。





ガァァァン――!!!





ミシミシッ――





さらに。





セイ「おらぁぁぁ!!」





ズバァン――!!!





大盾が――



裂ける。





騎士「――――」





セイ「…………!」





割れた盾の――



向こう。





無防備になった――



騎士。





その一瞬へ――



身体が。



滑り込む。





ザンッ――!!!





胸。





騎士「――――」





ドサッ――





セイ「…………」





静かに――



なる。





倒れた――



二人の騎士。





セイ「…………」





手にした――



剣を見る。





あれだけ。



力任せに――



振り回した。





剣を――



斬った。





大盾まで――



斬った。





それでも。





刃こぼれ一つ――



していない。





セイ「…………」





セイ「ほんとに――」





セイ「伝説の鍛冶師だったんだな」





セイ「あの爺さん」





その口元が――



僅かに。



上がった。

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