表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
60/66

第60話 合宿の夜だよん

激辛ポテチの刑で

咳き込みながら部屋に戻ってきた厳ちゃん


「守のん!てめぇぇぇ!

 よくもやりやがったなぁ」


「ゲホゲホ」


部屋中が、大爆笑に包まれた。


「痛ぇぇぇ(涙)」


そこに気が利くまのんが、

お茶を持ってきた


「厳ちゃん、大丈夫?

お茶しかないけど、飲んで」


「さすが、まのん先輩

 優しい♪」


もちろん


「にっがぁぁぁぁぁっ!?」

苦悶の厳ちゃん


センブリ茶である


まのん+守のん

ハイタッチ


「だからトイレと食べ物は

気を付けろって言ったじゃん」


悠斗。経験者は語る


いつも通りのまのんに

微笑む悠斗


その笑顔が、少しだけ眩しくて。

まのんは、上を向いて背を向けた。


……だめだ。

このままじゃ、また変なことを考える。


「もう大丈夫!

 イタズラ開始!!」


まのん&守のん


ターゲット、厳ちゃんに

LOCK ON!!!


そんな中


「なあ、厳ちゃん。

 厳ちゃんは凄いな。」


「何がですか?」


「好きな人に何でも言える関係って、

 羨ましいよ」


「まさか、守のんの事ですか?」


「天敵ですよ!

 あいつとは最初から犬猿の仲ですから、

 お互いに言いたい放題ですよ。」


嘘である。

もちろん、悠斗も真に受けていない。


「羨ましいよ――」


「おれたちは近すぎて――

 大事にしすぎたのかもしれない」


空気を読んだ厳ちゃん


「逆に羨ましいですよ。

 男女でお互いに大事に思い合える関係って」


「おれは、近すぎて言えない。

 厳ちゃんは、言いすぎる。

 ……ちょうど真ん中くらいなら、よかったのかな」


その時、厳ちゃん討伐

始動!


まのんが仕掛ける


「ねえ、厳ちゃん。今日は押し入れで寝るんでしょ♪

 寝心地を確かめてみたら?」


もちろん、誘導である。


先輩の命令?ゆえ

ノリで入ってみる。


外から鍵を掛けて

監禁完了!


守のん第二師団の第一次攻撃が始まる。


「ねえ、スマホを見てみようよ」


(何!?)


「待ち受けが“守のん”だったりして

 どうする守のん?」


(まさか、おれのスマホ!?)


「やだぁ~ないよぉ~

 恥ずかしい。」


脂汗が出て来る

厳ちゃんピンチ!!!


(やべえ!守のんのコスプレ写真のまんまだ!!!)


(やめろぉ―!)


(やめてぇぇぇ!)


「やっぱり、守のんじゃん♪」


(終わった……)


「やっぱり、好きなんだ」


思わず声が出た

「違う!守のんは厄払いにちょうどいいんだよ!!」


一同。もはや笑いを堪えられない。


(もう告白するしかない――)


「守のん、自分の写真を待ち受けにするなんて

 好きだねぇ~」


押し入れの中


どってぇ!


全員 畳を叩いて爆笑中!

図星だった。


第二次攻撃開始!!!


「ねえ、比べっこしようよ♪」


(なにを?)


「やっぱり、彩夏ちゃんとまのん先輩 大きいぃ」


(これって……あれの話だよな――

 まさか脱いでる!?)


耳が巨大化する厳ちゃん


必死に襖のすきまから見ようとするが……


見えない。。。


「守のんとかすみんは

 ちょうどいい大きさで形と色が綺麗!」


悶 悶


(まじか!)


(見たいぃぃぃ!)


襖一枚を隔てて――生殺しである。


「ポテチ比べ、終了ぉぉぉ♪」


押し入れの中


どってぇ!


全員 遠慮なく大爆笑である


(くそぉぉぉぉ!守のん!!)


第三次攻撃開始 トドメである。


にやりとした守のんが、

鞄の中から何かを取り出す。


「……守のん? それ、何?」


「秘密です♪」


次の瞬間。


「くっさぁ!!!」


「守のん、いつの間にそんなの……」


「あぁ~駅前の干物店で売ってたので、

 使える!って思って買っときました♪」


団扇を使って【くさや】の匂いを襖の隙間から

押し入れに充満させる“守のん”


「くせぇぇぇ!!!」


即座に

襖の隙間から白旗が掲げられた。。。


厳ちゃん

屈辱の伊勢条約を締結


「これに懲りたら、

女の子をいやらしい目で見ないことだね♪」


「参りました(悔)」


だが、厳ちゃんは負けを認めながら

寝首をかくつもりだった


「さぁ、楽しんだことだし

 そろそろ宴会もお開きにするか」


まのんが後輩に声を掛ける


「じゃ、せっかくだし

 もう一度、露天風呂に入ってから

 寝ようか。」


これが厳ちゃんに反撃の機会を与えてしまった。


厳ちゃんが内線を使って

なにやら連絡。


その頃……


「この宿は露天風呂だけは

 いいよねぇ~」


「ですよねぇ~解放感があるし、

 海が見えるの最高ですよぉ~」


女将がスイッチON

ビリ!ビリ!ビリ!


「ぎゃぁぁぁ!痛いぃぃぃ!!!」


露天風呂に浸かっていた女子4人


あまりの痛さに露天風呂から

飛び出た!


「何?何ぃ!?」


「痛いんだけどぉ(涙)」


にやけた女将が登場


「あれ~どうなされたんですかぁ?」


「お湯加減はいかがですか?」


伊勢の乱

対戦相手 守のんが応えた


「最悪です。何をしたんですか!?」


「えぇ?何もしてないけど……」


「ただ、露天風呂は電気風呂だから

 スイッチを入れただけですけぉ(笑)」


「そんなの聞いてないです!」


「あれぇ~露天風呂の入口に書いてますけど?」


白い天井に薄いグレーで

【露天風呂は電気風呂です】


見えるかぁ!!!


女子4人(やりやがったなぁ!!!(怒))


(厳蔵くん、敵は取ったわよ)


伊勢の乱

この後、乱戦になる。


男湯で厳ちゃん

大爆笑中♪


一矢報いた♪


そんな中で、悠斗とまのんは

すっかり気持ちが落ち着いて、

笑顔だった。


湯上がり。


まのんは、

悠斗の好きなコーヒー牛乳を一本だけ買った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ