表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
フェイテルリンク・レジェンディア ~訓練場に籠もって出てきたら、最強になっていた。バトルでも日常でも無双します~  作者: 毘沙門 子子


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

712/755

748 頭のおかしいのがいます

「皆さん。お集まりになってくださり、ありがとうございます」


 てか私は追加武装とかないし、関係ないよね? さっさと出撃したほうが良さそう。

 もう交戦は始まってるし。


「えっと、じゃあ私はこれで」

「お、お待ちくださいスウさん!」


 アイビーさんが慌てたようにしてをウィンドウを操作して、照明を点ける。

 なぜ引き止めるのじゃ?


 スポットライトが放たれて、戦闘機1機、ロボット2機を映し出した。


 マイルズのマイルズ専用ブルーテイル(小さなブルーテイルは、マイルズ専用に開発されたらしい)に、アリスの篇世機サンライト・ショーグン・ゼロと、リッカのルミライト・ダーンリン・インフィニティだ。


 確かにブルーテイルにも変形用の切れ目とか増えてるし、サンライト・ショーグン・ゼロには右腕にジョイントが追加されたりしてる。

 ルミライト・ダーンリン・インフィニティは、どこが変わったんだろう?


「えっと?」


 私が疑問の表情を浮かべると、マイルズ、アリス、リッカも同じく疑問の表情になった。


「ふむ。で、追加武装とは?」

「なんでしょう」

「なんじゃろな」


 アイビーさんが右手を私に向ける。


「皆さん、今回の追加武装は、スウさんです!」

「おい」


 私は思わずジト目をアイビ-さんに向けた。

 私が追加武装ってなんだよ。

 やっぱ頭おかしかったか、この人。


 マイルズが、困惑マイルズになった。


「どういう意味だ・・・」

「説明しましょう!」

 

 アイビーさんが、脂肪のない胸を張る。勲章がやたら多い――で、その「スウ」って文字に視える勲章はなんだい?


「まず、マイルズさんのブルーテイルですが、アイステイルと合体します。名付けて、スーパー・ブルーテイルです! ちなみに合体は飛行形態のみです」


 直ぐ様反応したのは、アリスだ。


「合体!? そんな! 男性と合体なんて、許しません!!」


❝最悪だ!! 百合に挟まる男を極めてきやがった!!❞

❝許ざんっ!! |一欠《あーるえっくすの決めポーズ》❞


 マイルズが額を押さえた。


「一式 アリス・・・・お前は何を言っている」


 ・・・・女の子は鉛筆と消しゴムからでも、妄想できるから。

 女の子のリッカは呆れてるけど。


「お母さん許しませんよ!」

「・・・・アリスママは、引っ込んどいて。アイビーさん、その合体の利点は?」


 意味のない合体なら拒否だ。


「片方が機動に集中して、片方が火器管制を管理できます」

「それは――普通に複座でいいのでは?」

「それだと、重要な戦力が1機失われるじゃないですか。状況に合わせて合体できるのがいいのです」

「なるほど」


 一応、筋は通ってる。


❝合体の必要ありだなぁ。目の覚めるような青色のブルーテイルと、空色のアイステイルだから色合い的にも良い❞

❝百合に挟まるんじゃねぇ!❞


「それでブルーテイルを小型にしたのか」

「合体時に大型化しないように気をつけました――アイステイルには合体時は上の翼を捨ててもらうことになります。そこにブルーテイルの翼が収まります。合体して失った翼は毎回連合が補填しますのでご心配なく」


 えっと、それは複葉でX字翼みたいな感じになるの?

 それは心躍る。

 Xはアルファベットで一番、心躍る文字。異論は認める。


「にしても、大盤振る舞いだなぁ」


 私が連合の太っ腹をプニプニするイメージをしていると、アイビーさんが続けてアリスの機体サンライト・ショーグン・ゼロの説明に入る。


「次に、サンライト・ショーグン・ゼロ・カスタムですが」


 長い名前が、さらに長く。


「アイステイルを右腕にジョイントして、射出用パンチにしまs」「まてい!」


 え? 私、右腕にされて射出されるの!?


❝草w❞

❝スウたんロケットパ◯チ扱いwww❞


「なんですかその扱い!」

「必中のパンチです」


 アリスが手を合わせて目を輝かせる。


「素晴らしいですね!」

「アリス!?」


 右足を、後ろに上げて、嬉しさをアッピルしてるし。


「アリスさんは遠距離が苦手ですので、そこをスウさんが補うのです」

「いや、筋は通ってるけど!」


 まあ良いか、アリスなら拳になるのもやぶさかではない。他の人ならお断りだけど。


「最後にルミライト・ダーンリン・インフィニティ・カスタムですが」

「おっ、わたしの番か」


 おそらく、〈時空倉庫の鍵〉から取り出したであろう「うます棒(煮込みコンポタージュ味)」を口に咥えていたリッカがサクッと反応した。


「アイステイルを――」


 またか・・・。


「――サーフボードにします」

「とうとうボード扱い!!」


❝【悲報】スウたん、リッカたんの尻に敷かれるwww【朗報】❞


「スケートボードでも可」

「可じゃねぇ!!」


 リッカが「うます棒」を食べ終えて、指を舐めながら首をこてんとした。


「それは、人型になれる機体はどれでもできるんじゃないか?」


 確かに、やしがに。

 別にマイルズが乗っても良い――絵面はどうかと思うけど。


「スウとリッカの特別感がほしいぞ」

「そこ?」

「うむ。せっかくだしな」


❝スウ×リッカ推しには重要だよ、スウたん❞


「ナマモノはやめてくれ。スウとリッカは生食禁止」


 アイビーさんがなぜか凄く納得の表情になる。どこに納得した?


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
更新お疲れ様です。 飛行機同士の合体は分かるんですよ。リアルでも打ち上げや輸送の為に飛行機の上に飛行機乗せたやつ有りましたし、昔のシューティングゲーム等でも自機と合体させるシステムのやつ有りましたし…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ