↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【完結】くじ引きで竜帝国の皇太子妃に選ばれてしまった  作者: 夕凪 瓊紗.com
閑話集 その3

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

121/188

兄上対策会議 その4


『なにこのおいしぃ~お菓子~~~っ♡♡♡♡♡♡』


竜帝国の至宝・神龍とそのペット兼双子の弟は、

歓喜の声を上げた。


「え?チョコレートだよ」

と、レオ。


「この間、メイリィ姉上とミフェイ姉上が、

チョコチップクッキー作ってくれたでしょぉ~?」

ルゼが双子を見やる。

そして高級チョコをはむり。


「こっちもおいし~!」

「もちろんお姉ちゃんたちのクッキーもおいしいけど!」

と、キーシャとたま。


「そうなのか?あぁ、そうだ、ふたりともお酒大丈夫だったな」

レオはそう言うと、キーシャとたまに、

一味違うチョコレートを出す。


「これは?」


「ブランデーチョコ。帝都でも有名なやつだな」


「わぁ~おいしそう!」「いただきま~すっ!」

早速口に放り込んだ双子はまたまたキラキラと目を輝かせる。


『なにこれ!!すっごいすっごいおいひぃっ!』


「コーヒー飲む?それともココア?」

レオが聞くと・・・


『ここあ~』


「はいはい」

レオが侍女に頼んで、みんなの飲み物を頼む。

ついでに、レオとルゼがコーヒーで、カイはカフェラテである。


「ねぇ、レオ兄上、俺も食べていい?」


「カイはまだ子どもだろ?」


「むぅ~」

と、頬を膨らませる。


「こっちやるから」

と、レオが生チョコを渡すと、喜んで手に取る。


『カイ~、それなに~?』


「生チョコだよ。これもおいしいよ」

カイから生チョコをもらった双子は、それにも大喜び。


「んもぅ~、ルゼお兄ちゃんったら、だまってこんな楽しい会やってたなんて~」

「もっと早くチョコ食べたかったぁ~」


「いや、いつもチョコなわけでは・・・」

と、レオ。

大体いつも、何かお菓子やつまみを持ち寄ってダベっているだけである。


「ディルお兄ちゃんは来ないの?」


「・・・あぁ・・・兄上は」

レオが固まる。


「・・・そう言えば・・・兄上は来たことないね」

と、カイ。

もちろんイザナが来た時は、イザナも加わるのだが。


「でも、たまに襲撃があるよね。ディル兄上の」


「・・・何か・・・ぶるぶるしてきた・・・あああああ」


「レオどうしたの~?」

「レオ交尾したいの~?」

と、不思議な顔をしてカイに問う双子。


「いや、交尾は違うと思うよ」

何処までも冷静なカイ。


「そう言えば・・・イルゼ、どうしたんだ?しゃべらないな・・・」

と、レオがイルゼを見れば・・・


「うぅ~ひっぐ・・・あにうえぇ・・・

俺ぇ・・・あにうえのことだいすきなのにぃ~・・・

あにうぇがぁ~・・・この前先にひとりでお風呂はいってたろぉ~!!!」

何とも、謎の悩みの告白である。


「まさか・・・ブランデーチョコ・・・食べたのか?」


『さっきあ~んしてあげたよっ♡♡♡♡♡♡』

しれっと答える双子。


「何で―――っっ!!!」

レオがテーブルに額を撃ちつける。


「ふたごー、ブランデーってお酒だから。ルゼ兄上に食べさせたらダメだから」

と、カイ。


『もへ~~~っ!!!』


「これ、どうしようっ!!!」


「まったく、しょうがないなぁ・・・」

カイが立ち上がり、ルゼに近づくと・・・


「ほら、レオ兄上も手伝って。場所移動させよう」


「あぁ、うん」

その後、泣きじゃくるルゼに水を飲ませながら、

チョコパーティーを続ける一同。


「そう言えば・・・今日は吐かないね」


「そんなたいした量じゃないから。

この分じゃぁ・・・今後はアルコール入りチョコは

出さないようにしなきゃな」

と、レオ。


『えぇ~~~っ!もっと食べるぅ~~~っ!!!』


「じゃぁ、もうイルゼに、アルコール入りチョコはあ~んしないこと」


『はぁ~い!』

そして、また新しいリキュールチョコを開けたのだった。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。