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14話 アース4

これで4つ目か。


俺は前回の星は無かったことにしなかった。

世界を変えなかった。あのまま残しておくことにした。未来に期待した。


あの世界の未来が、幸せであることを俺は願う。


けれど、思ったんだ。俺が何もしないで星を創れば、それが一番自然なんじゃないかって。


俺が何もしない。それが一番正しいことなんじゃないかって。

罪滅ぼしみたいなもんだと思う。けど、最後に期待を託したかったんだよ。


今回は俺は、バロるに話しかけもしない。

見ることもしない。


俺は創るだけ。この世界に俺は干渉しない。そう決めたんだ。

幸せになってくれ。バロル。


俺はすこし、疲れた。眠ろう。











未来。


はぁ~良く寝た。

今はいつだ。そんな概念もとっくにないか。

俺って何なんだろうなぁ。ドラゴンを倒せる最強?神なのか?


もう世界を覗いてもいいだろうか。

みんなどうしてるかな。


そういえば、アース3のみんなもどうしているかな。こっちは、覗いてみても良いもんな。見てみよう。


ーもうその世界はありません。ー


!!!!?


どういうことだ!?過去視発動!


ー宇宙に進出した人類は、宇宙でも同様の人類と接触。しかし、同様に不老不死であった彼らは、同様に土地を求めていた。もう、この世界の宇宙は、満員に達したのだ。それを知ってか知らずか、しかし、宇宙は常に膨張をし続けていた。だから、世界の人類は、宇宙の加速度的膨張に合わせてなら、人を産むようにした。多少の犠牲を見逃しながら。しかし、宇宙に終わりが来た。膨張を続けた宇宙は、爆発するのか?収縮するのか?否。無となった。データの容量が消えて、すべてが白紙に戻るように。これ以上増やせないデータをリセットするように。記憶が消えるように。アース3は、消えたのだ。ー


ということを思い出した。


俺がやってしまったのか。。。。。。


たしかに、アース3はみんな何とか幸せそうだった。長い人生の楽しみ方も確立し、宇宙旅行も楽しみ、こどもを創る必要もほとんどなかったからだ。見た目はもう、人であり、人じゃないからだ。不老不死は、もう人では無かったのだろう。こどもを創るという概念も、数が増えるという概念も、すべて管理しつつ、植物が増えるように、全員が理解し、納得し、管理された社会でただ数を調整しながら生きていた。増えるのは当たり前。減ることはない。世界の理に則って、生を生きる。それが人生と。全員が理解していた。


でも、終わった。俺が眠ったから。


俺は寝ている間に、消したらしい。忘れたらしい。リセットしてしまったらしい。


俺は、彼らを殺したのだろうか。幸せな世界を無意識に見届けて、理解して、満足して、終わらせたのだろうか。こどもが飽きた時みたいに。俺は、なんなんだ。


俺はどうしたらいいんだ。




悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。悩み。



俺は堕ちた。


アース4の世界へ。




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