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13話 アース3|幸福なバロル

世界を創り変えるのも、人を殺すのも、生物を殺すのも、

ここまで自由だと感覚がおかしくなりそうだ。


俺は神にでもなったのだろうか。踏んだのか踏んでないのか知らずに、アリを殺すことに何も感じないように、俺は、世界を終わらせるという選択肢を簡単に思いつくようになってしまった。


と言うか世界を創った時からそうだ。俺は、世界を創れるからと、実験をしているのだろうか。

もっと考えて世界を創ればよかったのだろうか。


これで、3回目の世界創造だ。次こそは、次こそは良い世界を創ってやる。


今回は、不老不死の世界を創ることにした。これなら、ずっとみんな幸せだろう!


よぉバロる!元気しているか!

「誰だ?お前は。」


俺は神だ。友達になろう。

「はぁ?神だ?何を言うかと思えば」


まあそういやガンなって、

「で、この街になんのようだよ。神とやら」


なぁお前今、幸せか?父さんは元気にしているか?

「なんなんだよ。お前。まぁ幸せにはしているさ。父さんも元気だ。」


そうか。




この世界のバロるの村は、街になっていた。

俺の知ってる日本と大差ない。バロるを見つけるのは簡単だったが、人口も普通にいる。

このアース3は、とても平和そうではあるんだ。もちろん、いざこざはあるけど!


みんな、死なないから、優しんだ。時間の概念もゆっくりしている。

食糧も別になくても死にはしないから、争いも起きない。


富は求めず、名声は少し争いがあるが、問題ない。


1つ、問題があるのは、人口増加だ。子孫を増やせば、その分、地球上の人の数は増えていく。

人口密度が、問題になり始めているんだ。こどもを創る生殖本能も失われているようで、速度は遅い。けど、学者たちが、未来は暗いと言っている。


しかし、宇宙にでて、新しく暮らせる生命体である彼らなら、長年生きる中で培ってきた知恵を持つ彼らなら、争わずに、協力ができる彼らなら、もしかしたら、本当に宇宙で生きていけるかもしれない。


そして、この世界のバロるはおかしくなかったんだ。幸せだと言ってくれたんだ。

俺はそれが嬉しかったんだ。


それが聞けて良かったよ。元気にしろよ。またいつか会おう。神より。

「なんだよお前。じゃあな。」



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