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雑竜種《デミドラゴン》とスマートフォン  作者: 皇 咲麻
Ver 1.7.5 神と少年と純黒化《オルタナティヴ》-黒-
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#60 開戦

誰が見ても不機嫌、絶対に近寄りたくない。玉座に座っていたその日のアズマの顔は迂闊に話しかければ八つ当たりされそうなほどに荒れていた。

それもそうだ、文字通り鼻を折られたんだから。比喩的な表現ではなく、実際に目にも止まらぬ速度の拳で的確に鼻を砕かれて後方に即座に吹き飛ばされた。

無敵で最強で万能である彼の魔導書は「発動するまでにタイムラグがある」。発動したらどうとでもあるが、いくら魔法が強かろうと彼は彼だ。魔導書を開いて魔法を選んで発動するまでの間を攻められたら防げない。今回の件もそうだ、視認スピードが相手の拳に追い付かなかった。

悔しい、特に何の変哲もない拳一つであそこまでしてやられたのがとてつもなく悔しい。しかも巧妙なトラップまで仕掛けておいたのに。魔力が無いから反応しないなんて聞いていない!そもそも魔力が存在しない人間がいるなんて聞いてない!

(絶対にあの女は潰す!国を潰した上であの女を叩き潰すッ!)

別に鼻の骨が折られた程度は問題ない。回復なら魔法で問題なく出来る。だが、痛いものは痛い。後で治るからいいやではなく、形はどうであれ痛みは残る。

「あの、国王・・・現存兵力の確認が完了しましたが・・・」

横から先ほど任務を出しておいた、国防兵団の団長が資料を持ちながらもどかしそうに語る。

「『どれも自衛を専門にしているため突撃には優れません』だろう?それでいい。数はこちらが勝っているんだ、交互に並べて取り囲むだけで十分」

数はこちらが勝っており、周囲には隠れるような山も無し、隣国のカガミマチも今回は無関心。周囲を囲んでじりじりと詰め寄ればいずれ音を上げる。

「しかし、それでは反撃があったときに・・・」

「その心配も理解できる、所属区域ごとの連隊で役割を分けろ。正面警戒・対空警戒・反撃対策の割合を2:1:1になるように、対空部隊と反撃部隊は魔導書の使用可。但し部隊長の指示に裁量権を委ねる」

「りょ、了解しました!」

一通りの指示を出し終ってアズマは玉座に深く座って息を吐く。

(・・・部隊長の指示っつっても絶対上手くいかないんだろうな・・・大規模な大戦が起こってなかったこの世界でいきなり組織命令とかやっても結局はごたごたになって終わりかもしれない。その時は自分で行くしかないな)

なぜこの世界は成り立っているのだろうか、本当にそれが不思議で仕方がない。

なぜ他国の領土に攻め込まない?なぜどの国でもない領域が存在する?この世界の住人は欲が存在しないのか?そんな聖人君子があふれかえっているような世界ならとてもじゃないが素晴らしい世界だ。ぜひ以前の世界にも数百人単位で送り込みたい。まともに移住できるのは何人残るかわからないが。

「国王様、攻勢開始日時はいつごろに」

重鎮そうな老人が玉座の左側から出てくる。確か以前の国王と付き合いが長い、スケジュール管理に強いタイプの老人だったはずだ。その割には情報統制にプロテクトが掛かって無くて洗脳がやりやすかった。この一件が落ち着いたら魔法による脅威とその対策について国から直接報道しなければいけないかもしれない。

「・・・ん?ああ、そうか・・・武器製造はどうなってる?」

「突撃部隊の武器は配備完了しました。ですが、これは・・・」

「槍が一本、だろう?それで十分だ。反撃部隊のサーベルはどうした」

「現在製造中です。金属についてはコストが高く・・・」

「いくらか型落ちでもいい。新兵ならコンペ落ちでも十分だ」

「了解しました。対空部隊については・・・」

「それはいい。俺が『反重力操作』の魔方陣を配っておく。魔導書に差し込めば誰でも使えるだろう」

「『反重力操作』を!?あれは・・・」

この老人が驚くのもなんとなくだが理由が分かる。魔導書の魔法を探している時、ページの上の方に数字が書いてあったのだ。どういう意味がは分からないが1から10までの数字が振られており、いかにも凄そうな『反重力操作』は10のページに存在していた。おそらく習得のレベルを示しているのだろう、

「魔方陣ならいくらでも量産できる。それを配って数日で実践可能にして、そうだな・・・」

近接は既に大丈夫だ。だが対空と反撃が若干遅い。それが整い次第にしよう。

「五日後だ。五日後の正午、第一軍の進軍を開始する」


そして来る五日後、城門の外に国全体を囲むように兵士が隊列を組んで集結していた。若干バラつきが見えるが・・・こういうのは慣らしていくしかなさそうだ。今は目を瞑ろう。王城の最上層、国の様子を一望できる場所からは整列する数多の兵士が見られる。

「総員傾注!国王陛下のお言葉である!」

隣りにいた老人が魔法で音声拡張をして国全体に響くように叫ぶ。静かになって話を聞けるだけまだ優秀だと考えるとしよう。渡されたメガホンらしき謎の機械を手に持って喋る始める。

『あー・・・総員、戦いは初めてであろう。もしかしたら、武器を手に取るのが初めてな者もいるかもしれない。だが、一つだけ言えることがある。結果がどうなろうと、一人一人の功績は、その名前に少しずつ蓄積されてゆく。一人の努力は全体の士気に繋がり、一人の負傷は全体の減衰に繋がる。お互いを支え合ってこそ、相手を倒す力が与えられる。それを胸に誓って進め!進軍ッ!!!』

自分でも何を言っているか分かっていない。それでも、言いきった後には領土の外から本当に人から発せられているのか疑問に思うほどの歓声が聞こえた。

「これより第一軍、突撃班は部隊長の指示に沿って約半日を掛けて所定の配置に着きます」

「よろしい、その報告が来るまでまずは王城で待機だな」

やることは一段落しただろう、とアズマは胸をなでおろして玉座に座る。

「・・・今回の作戦で本当に大丈夫だったのでしょうか?」

「・・・わからん。ただ、この国の中にも兵力は五万ほど残しているのだろう?それに加えて独立貴族の自衛兵もいるのだ」

実は王城の裏側周辺に大きな家を持っている貴族がいくつかあるのだが、そこは「私のとこから兵力を割きたくはない」との一点張りで、今回の大戦には無関心。その分戦功も与えないから戦後の市民からの扱いはどうなるかは知らないが。まあ、戦争に協力しなかったという時点で国としては非難すべきなのだがそう言う発想も沸かないあたり本当にこの世界は大丈夫なのだろうか。

「まあ、それらはまた後で考えると―――」

「大変ですッ!!!」

いきなり王室のドアを叩いてこじ開けた女がいた。確か王城で国全体の情報管理をやっている部署の報告係だったはずだが・・・。

「いきなりドアは開けるなと言いたいが・・・大変とは」

「奇襲です!南門上空から奇襲が発生しました!」

まあそれくらいはしてくるだろうな、とは思っていた。

「やれやれ、城門上の警備は何をしているんだ・・・兵数はいくつだ」

「ええっと・・・それが・・・視認数・・・」

本当にこの情報があっているのか不安になる連絡係。そしてやけになったのか勢い良く叫ぶ。

「・・・五十!総数五十余です!!!」

「「・・・・・・・・・・・・は??」」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


『ただ今突撃開始!ルリアさんがそのまま正面、それ以外の全員が周辺に散らばって各自破壊活動に移りました!』

「よぉぉぉし、そこまではパターン通りだな。やっぱルリアさんは警備突き抜けたか、まあそこまでは作戦通り。ルイラはレイラと行動しとけよ、ツーマンセルの方が離脱しやすいのと・・・アイツの行動のサポートをしてやれ」

『分かりました!・・・ヒっくんも、無事でいてくださいね』

「へいへいりょーかい、こっちは平穏ですよーっと」

向こうの返事を待たずにテレパスを切る。こういう張り詰めた雰囲気の時こそほのぼのとした会話が心に余裕をもたらすのだ。それだけで緊張が一気にほぐれたりいろいろ。

現在はアズドラーク王国正面1キロメートル付近、半日で作成したアズドラーク王国仮拠点。アルゴノーツでただ一人、奇襲班ではなく本土防衛になったので仮拠点で作戦指示兼本土防衛。

「にしてもムチャクチャな奇襲作戦だよな・・・ほんと、ルリアさんは人を信用しすぎなんだよ・・・」


遡る事数時間前。奇襲班全体での作戦会議。

「今回の作戦はとにかく本土を荒らす!そのためには電撃作戦が一番!」

「でも、私のワープを使うにはあの場所遠すぎますよ・・・?」

「そう、そこでヒサメ君の立案!どうぞ!」

「俺の負担でけぇ・・・今回は『素早く相手に気づかれずに』『全員で一気に広がるように』奇襲します。これには迅速な移動手段と大規模な空間移動が必要です」

ここで作戦の説明をしよう。夜の間にルイラとルリアがオルマトスまで移動、そしてオルマトスに全員をルイラのワープで移動して一泊した後にひたすら山脈に隠れながら平行移動。ウェルギスと山脈が垂直になった地点でもう一度ワープで呼び、最後に山脈を駆け下りながらルリアとルイラがウェルギスに一直線に突撃。街に乗り込んだ瞬間にルイラのワープで奇襲班全員が召喚、という流れ。

言いやすくすれば、いったん物陰に隠れて横から突くだけ。

「これに重要なのはタイミングで、相手が地上から攻めてくる部隊が出てから少ししたタイミングで突撃します」

「ほい質問」

「ほい、なんだミズキ」

「なんで若干待つ必要があるんだ?兵力が固まってるんだったらそこで叩けばいいじゃん」

「これには意味があってだな、あそこの国は恐らく『兵力はあるが訓練はされていない』。それに関してアズドラークもそうだが、この場合は統率がしっかりできていないってとこだ。微妙な位置で本国を襲撃したら、それが聞こえて地上部隊は不安になる。統率がとれてないから国に戻ってくることもあるかもしれない。こっちは人数差で負けてるんだから『正面の戦力をなるべく削ぐ』と『組織の統制を崩す』ことが重要になる」

人は焦りで案外簡単に崩れる。普段から規律をそこまで意識しないような世界で急に命令厳守なんて出来るはずがない。そこを狙うのだ。

「正面の兵力は出来るだけ注ぎました、あとはどうしようもない戦力差を策でひっくり返すしかない。って、ここまで言ってなんですけど・・・」

苦笑いしながらルリアの方を向く。いや、普通だったら速攻でNGが出るような作戦だ。

「この作戦、どう考えてもルリアさんとルイラに懸かってます」

そう、果てしなく味方依存。しかも個人特定。出来なかったらすべてが詰むような超重要な作戦のはずなのに実行できるのがそれぞれ一人という、作戦的には既に破綻している代物。

「でもしょうがないよ、そんなに深く考える時間無かったし・・・私は問題ないよ」

「私も魔力的には大丈夫そうですけど・・・」

「よし、そんな感じ!というわけで私はルイラとこれからオルマトス行ってくるね!」


「ルリアさん、前から気になってたんですけどそれって・・・」

作戦を立てる時にルリアが「速い移動手段なら任せて!」と言っていたので採用したが、本当に使うとは思ってもいないようなものが倉庫から出てきた。

「本当は街中を走る物なんだけどねー・・・オフロードって対応してたっけ。あ、ヒサメ君は見るの久しぶりでしょ」

「初めてルリアさんに会ったとき以来ですね・・・」

バイク。見た感じは完全にバイクと呼ぶべきメタリックなそれ。初めてアズドラークに来てルリアに会ったとき、これに乗って番兵に突撃していたのが懐かしい。

「これは『排駆』って言ってねー、魔力を使ってタイヤを回してくれる凄い乗り物なんだよ。昔のメンバーが置いて行った品物だから替えが聞かないし、ついでに私には魔力がほとんどないからタンクに魔力を入れておくしかないんだけどね」

(『排駆』・・・『ハイク』?やっぱバイクじゃねえのかこれ・・・?昔のメンバーって一体どんな人だったんだ・・・)

「これでルイラとオルマトスまで行ってくるよ。それで今日はオッケーでしょ?」

「ルイラ、後部座席頑張れよ・・・」

「すごい酔いそうです・・・」


そして順序通りに進み、望遠鏡で仮拠点から第一軍が進軍開始を確認。

「こちらデミドラ、相手の進軍を確認。最後尾が歩き始めてから十分後に襲撃開始」

『こちらルリア了解。燃料とメンテに問題は無し、いつでも可能』

「デミドラ了解。健闘を祈る」

用件だけ伝えてすぐさまテレパスを切り、仮拠点の倉庫の中からスコップを取り出す。

「・・・ギルドの人、何かするのか?」

同じく仮拠点にいた男の人が声をかけてくる。自ら戦いに志願してくれたはいいものの、前線候補から外れた人たちがこの仮拠点に残っている。それでも数十人程度だが。

「ちょっと安全の確保のためにやることがありまして」


「・・・進軍からきっかり十分経過。行くよ、ルイラ大丈夫?」

「大丈夫です!奇襲班の皆さんも用意をお願いします!」

後ろを振り向いて声をかけると異性胃の良い返事がいくつも聞こえる。環境としては悪くない。

メタリックな二輪車の後ろにルイラを乗せ、山岳の隠れた部分から山を下って突撃する。距離にして約1キロ弱、途中に大きな凹凸は無し。

「・・・よし!行くよッ!」

魔力エンジンを起動、同時に取り付けられた魔力タンクのノズルを解放。一気に詰め寄るために速度を最大限まで引き上げ、右足でアクセルを踏み抜く。

最初に大きく飛んで斜面に弾みを付けながら着地し、そのまま勢いを落とさずにアクセルを踏み続ける。ブレーキなんて踏んでいる暇など存在しない。

「・・・ッ!城門の警備が気づいた!飛ぶよッ!しがみついといてね!」

「はいいっ!」

一瞬だけ前輪を上げてウィリー状態になり、着地した反動を上方面に腕力で振り上げる。タイヤの回転力と反動でジャンプ台をあるかのように再現する。本来ならば到底起こりえない現象だが、ルリアの腕力がそれを可能にした。

十数メートルは存在する城門をメタリックな何かが通り過ぎていくのを警備は口を開けて空を眺めることしかできず、侵入者の警鐘を鳴らそうとすら出来なかった。

「今だァッ!!!」

「はいっ!!!!!!」

風圧などに吹き飛ばされそうになりながらもルリアの背中にしがみつき、ルリアのバイクがウェルギス領土上空に入った瞬間―――。

「『空間開錠(トラベル・トラべスタ)』!」

ルイラの魔法は、魔導書を使わないために詠唱を必要としない。魔法を使おうと思ったら勝手に出てくる代物。しかし、本来の性能を引き出すには魔法である以上詠唱が必要不可欠。

ルイラは上空でルリアのバイクの座席部分から飛び、空中で発動。普段は詠唱無しに使う魔法を本来の使用法に沿って使う。詠唱が必要なうえに魔力消費がいつもの数倍多いが、一括で複数の空間をこじ開けることが可能。普段ならば距離に限度があり、開ける空間も一つずつの制限を破壊。空を埋めるように数十の異空間を切り開き、あらかじめ待機していたメンバーが空中に出現。

呼び出しに成功するのを確認してルリアは地面にそのまま着地、まっすぐにバイクで走りだす。

「私に続けェ!総員突撃いいいいいいいいいぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!」

「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「ッシャおらああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」


そして今に至る。

作戦通りに奇襲が成功し、さらに第一軍の半数程度が国内防衛に戻った。やはり何があっても動じない精神力はたった数日では身につかないことが伺える。

「問題は奇襲班だな~・・・今のうちに前衛は前線推し進めてるけど実質国内の奇襲班が相手する量が増えたって事だからな・・・」

奇襲班は奇襲をするために人員を減らしている。その人員が少ない状態で大勢を相手にするのは合理的ではない。まあ、そんな大人数相手でも無双ゲーしそうな人が一人いるが。

さて、ここで少しばかり意地悪な冗談でも差し込むとしよう。こういう奇襲は作戦通りにやるべきだが、街の破壊活動を同時にするためにブッ壊れた奴が一人いることも重要だ。少しばかりニヤニヤしながらテレパスを繋ぐ。本人は気づいていないかもしれないがネタは仕込んである。

「・・・急にどうしたのよ?今作戦中よ?」

「ようレイラ、持ち歩いてる薬ポーチみたいのあるだろ。開けてみろ」

「何よ急に・・・・・・これ、旗?」

「ルイラさんから貰った、ウェルギスの国旗。白背景にワンポイントの城だろ」

レイラの手持ちに仕込んでおいたのはウェルギスの国旗。白色の背景にワンポイントで大きく城の絵が紺色で描かれている。

「そうだけど・・・これ・・・何に使うの?わざわざ相手の国旗を・・・」

「綺麗な白だぜ?血で朱く染めて燃やしたらさぞかし炎に映えるさ。崩壊した街で赤い国旗が炎に焼かれる、絵面としては最高だと思うが?」

「・・・アンタも結構エグイ事考えるわね。その案乗ったわ」

すぐさまテレパスは切れる。さて、これで完了。レイラは積極的に街の破壊活動に取り組むことだろう。ルイラはともかく、レイラはあの国での憎しみの思い出を確実に持っている。それをちょっとだけ煽ってしまえば後は勝手にやってくれるだろう。

常識から考えれば、本当にレイラがそのようなことをしたら間違いなく非人道的と批判が来るが・・・この世界では違う。一対一の国の大戦、勝った方が正義だ。残虐の限りを尽くしたとしても勝てば咎められることは何もない、むしろ美談にすらなったりする。

自分の手を汚さずに破壊工作。俺は前に出たくないから手段を提示して、レイラに俺の分まで感情に任せて暴れてもらうだけ。見事なまでのwin-winだ。

レイラのメリットが少ない?本人は今頃後の事なんて忘れて暴れてるだろうから後の事なんて考えていないだろうし、そもそもwin-winってのはお互いのメリットが6:4くらいの時に使う言葉なのだ。

「・・・煽っておいてなんだけど私怨で暴走しすぎるのも周りが見えなくなってそうで怖いんだよな・・・やっぱルイラつけておいて正解だったか」

そんなことを考えながら一人、仮拠点の後方に穴を掘っている。

「・・・ところで、ギルドの人は何をしてるんだい?」

「はい?俺ですか?穴掘ってますけど」

スコップはとても便利だ。攻撃性に優れているし、量産が効くし、なにより塹壕が掘れる。皆さんも戦争が始まった時のためにスコップのご購入を検討してみてはいかがだろうか。まあ、アスファルトだらけの都会に塹壕を掘れる場所があるかどうかなのだが。

投稿時間あっぶねぇ!今回もギリギリでした・・・。でも前回よりかは分量は絶対多いはず。今回も二回分くらいの内容を押し込んだ気がしてます。

今後の予定はあと5~6回を予定。今回みたいに分量が急に増えるとかはきっとないと思ってますがどうなるかは実際書いてみないと分からないですね。今回なんかメモ用紙に五行しか書いてなかったんですよ。それをここまでもったんだから上出来。木曜金曜と忙しいのにどうやって書くんだコレ。




Q.ヒサメの発想が普通の高校生してない

A.ゲームで鍛えたってことで(クソ適当)

ヒサメはゲームはかなりやるし、動画サイトとかでゲーム実況をよく見るような少年なので戦略ゲームとかの微妙な知識はありそう、って事です。彼、Hoi2の実況動画とか見てそう。

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