策略
初咲と島津が食堂でご飯を食べていると、《わいわい》上級生達が入って来た。
初咲「ここのご飯美味しいよね!」
島津「そうですわね~もう少しお肉の下ごしらえが欲しいですわ、まあ、人数が多いですから、シェフ達は頑張っている事は承知していますが」
初咲「ふふ、涼華 (りょうか)は味にうるさいなあ、美味しいよ?〈モグモグ〉」
島津「貴女は何でも美味しいでしょ?」
初咲「はい、大抵美味しいです!むふふ~〈モグモグ〉」
島津「ぶふ!あっはっはは」
初咲「えへへへ」
島津「あっはっは貴方には敵いませんわ~」
初咲「この顔?」〈シュ~ン〉
島津「ブハア!やめ、やめてええあっはっはっはっは」
初咲「ふふふ」
島津「はは・・は?」 上級生達が自分達のご飯を別テーブルに置いた後、囲んでいる。
初咲「ん?何?」
島津「・・何か?」 嫌な雰囲気。
上級生1「島津さんはいいとして・・初咲さん」
初咲「はい」
上級生1「あんた最近調子乗ってるんじゃない?男の師範を一発でやったんだって?」
初咲「・・まあ・・はい」
上級生2「言っとくけどね、この学園で強さのトップはあんたじゃないから」
島津「あの・・その話は」
上級生3「宗方さんだからね」
初咲「宗方?誰?」
上級生4「やっぱ知らないんだ」
島津「・・」
上級生「ここにいる島津さんの腕の骨をへし折った人よ」
初咲「ええ?マジ?」
島津「・・」 下を向く。
上級生5「偉そうにしたいんならさ、その人と勝負したら?あ?そっかあ!出来ないかあ!もし負けたらあんた格下げだもんね~折角決まったお見合いもパアだもんね~」
上級生達『あ~っはっはっはっはっは』
島津「いい加減にしてくださるかしら?」 〈ガタ〉怒った顔で立ち上がる。
上級生1「な、何だよ!じゃあ、あんたもさ、もう一度挑めよ!」
上級生2「そうだそうだ!根性無し!」
上級生達『そうだそうだ~チ~キ~ン!、チ~キ~ン!、チ~キ~ン!』
初咲「じゃあ、先輩達はチキンじゃないの?」〈キョトン〉
上級生3「ああ?んだと?」
初咲「いいよ?今からあたしとやる?」
上級生1「な?は、はあ?そ、そんな話しじゃねえし!」
初咲「人の事チキンチキンって・・じゃあ・・あんた達は?試してあげる、・・ね?行こうか?ね?」
上級生達『そ、それが調子乗ってんだよ!人を見下しやがって!お前より弱い人間は皆下か?なあ?おい?下かよ!?」
初咲「う~ん・・何の話し?別に下になんて思ってないよ?・・何?あたしと友達になりたいの?いいよ〈ニコ〉なろっか!」 握手を求める。
上級生4「え?」
上級生5「え、あの・・」
上級生1「んなわけあるかばあああああか!なあ?」
1以外の上級生達『え?あ・・うん・・その・・ないっかな・・うん』
初咲「一緒に食べよう!ここのご飯美味しいよね!椅子適当に持ってきて?早く!」
1以外『「は、はい・・」「じゃあコッチも」「うん、あ、あたしテーブル引っ付ける」「あたしも」』
1「は!?はああ?お、お前ら!?え?はあ?はああああ?」 その間にもテーブルがくっつけられていく。
1以外『ごめんなさい、変な事言ってしまって」「ごめんなさい」「ごめんね」』
初咲「いいっていいって」
島津「ふふ」
1「お、お前ら!恥ずかしくないのか?1年だぞ!?ソイツにへりくだるのかよ?」
初咲「別に何でも良いじゃん!友達に何年とか、組とか関係ないよ!ほら!意地張ってないで!コッチに座って?」 〈パンパン〉初咲の隣の席を叩く。
1「う・・うるっせい!」 行ってしまった。
初咲「ありゃあ・・怒らせちゃったかな?、まいっか!食べよう!」
島津「・・ふふ・・」
2「さっきはごめんな?」 元クラスメート。
島津「いいのよ・・鮫島さん」
鮫島「おま・・覚えてー?」
島津「当たり前ですわ」
鮫島「・・へへ・・そっか・・へへ・・そっかあ・・」
初咲「それじゃあ・・改めまして~頂きます!」
皆『頂きます!』
階段下。
1「くっそ、くっそ、舐めやがって~、舐めやがって~、アイツらも~、何なんだよ糞!」
???「どうしたの~」 ニヒルな笑顔の細目の女の子。
1「誰だよお前!アッチ行けよ!」 しっしと手を振る。
???「ん~そんな事言わずに~、何か悩み事?相談に乗るよ?あたし心理学者目指してるから~復讐のお手伝い~」
1「〈ピク〉」
???「・・とかだったら・・できちゃうかもよ~?」
1「・・けど・・いじめは」
???「大丈夫~・・大丈夫だよ~、いじめっていうのは、教科書破いたり、落書きしたり、悪口言ったり、無視したりする事でしょう?そんなのしないよ~」
1「じゃあ・・何すんだよ?」
???「ふふふ・・あ~~興味出てきた~?」
1「は?何だよお前!?誰だよ?」
???「最強ってさあ・・暴力って思わない?」
1「思うよ、それが?」
???「それが間違いなんだな~」
1「は?」
???「ふふふ~、最強はね~人間関係を掌握出来た人物だよ~ふふふふ、くふふふふふ」
1「・・お、お前何する気だよ?」
???「何も?」
1「は?」
???「何もしないよ~勝手に皆が落ちて行くだけだよ~」
1「お前・・本当に・・何もしなくて良いんだな?」
???「〈コクン〉」
1「・・〈ゴクリ〉・・お前・・名前は?」
???「妖美・・尼子寿妖美 (アシヒサ ヨウビ)」
7月終わりの中、8月から夏休み。
この学園では長期休暇が認められ、特に、XX組からは9月まで休みとなっている。
島津「どうします?」
初咲「う~ん・・別に~?寮にずっと居ようかなって・・」
島津「呆れましたわ、何もないの?あの人は?松本さん!」
初咲「う・・うん・・まあ・・」
島津「?は?何か?まさか・・別れてしまったの?」
初咲「う~ん・・連絡来ない・・」 スマホを見る。
島津「え~?あれから?一度も?」
初咲「・・うん」 落ち込む。
島津「・・もしかして・・貴女からはしてないの?」
初咲「え?何で分かったの?」
島津「・・はあ・・あのですね?・・貸しなさい!」 スマホを取り上げ、Lineを送る。
ロックはかけてなかった。
初咲「ああ!何?ちょ・・」 返してもらい、見る。
Lineの内容。
初咲〈夏休みに会いたい・・な♡〉
初咲「ちょ・・これは・・流石に・・いいかも~♡」
島津「今度は自分でそういう文面を送りなさい」
初咲「え~、でも~、恥ずかしい~♡」〈クネクネ〉 顔を両手で隠す。
島津「はあ・・、世話が焼けますわね・・でも・・」
初咲「えへへへ~♡やだ~、どうしよ~送っちゃった~♡」 踊っている。
島津「まあ・・ふう・・仕方ないですわね!」〈パン!〉 柏手。
初咲「へ?」
島津「貴方達を招待します、夏のシンガポールに!」
初咲「え~・・シンガポール~?」
島津「?何か?」
初咲「だ~って・・あそこって・・帝国主義国家じゃん」
島津「・・まあ・・確かにそうですが・・国家に逆わなければ問題ないですわ」
初咲「政府の悪口言っただけで重罪って・・有り得ないよ~」
島津「なら寮で蒸し暑く、退屈~な時間を過ごします?」
初咲「う!うう~~~む」 考えている。
島津「沢木さんと、私と、貴女と、松本さんで、楽しくダブルデートしましょう!ね?」
初咲「ダブルでいとお?」
島津「夕日に照らされたビルの上、船の形の大きなプール、ロマンチックな雰囲気」〈チラ〉
初咲「・・」 想像している。
想像中。
船の形の大きいプールの端っこ。
沈む太陽。
体を寄せ合う2人。
初咲「ダーリン、綺麗ね」
松本「君の方が・・綺麗さ」 見つめてくる。
初咲「そ・・そんな事・・」
松本「キス・・してもいいかい?」
初咲「あ・・だめ・・だって私まだ高校・・」
松本「キスくらい良いじゃないか・・もう・・我慢出来ないんだ」 迫る。
初咲「いや・・あ・・」 〈クイ〉 顎を持たれる。
松本「好きだよ」
初咲「・・」
想像終わり。
初咲「キャハアアアアア!ダメだっても~!うひゃあああああ!しょうがないんだからも~!」
激しくピョンピョン飛び跳ね、両手は顔。
島津「(・・大体想像つきますわ・・)」
島津「はいはい!ほらほら!ど~ど~」 なだめる。
初咲「はう~はう~」 興奮している。
島津「で?どうするのですか?」
初咲「・・し、ゴホン!い、行こっかなあ・・」〈チラ〉
島津「はいはい・・では早くこの事を松本さんに知らせないと、ね?」
初咲「うん!」
松本宅。
Lineに通知。
松本「・・売り・・買い・・切り」 気づかない。
5分後。
初咲「・・」
10分後。
初咲「・・」
20分後。
初咲「・・」
翌朝。
起床。
初咲「だあああああ!」
Lineの返事無し。
初咲「何でないのよ!これ壊れてるんじゃないの?」 スマホを振り回したり、コンコン叩く。
初咲「・・う~~~・・」
食堂。
島津「え?まだ?」
初咲「うん・・まだ・・」
島津「電話してみたら?」
初咲「ええ?・・電話か~」
島津「?どうしたの?」
初咲「う~む・・健康が大丈夫だった場合、なんて話したら良いか分かんない・・」
島津「(こ、この人・・ほんとに女の子なんですの?)」
初咲「うう~む」
島津「旅行の話をすれば良いでしょうに」
初咲「そっか!そうだね!では早速・・」 かける。
松本宅。
〈ブブブブブブ、ブブブブブブ〉スマホバイブ。
松本「ぐ~ぐ~スピーう・・ん・・ソミシア・・怒んないで店は何とかするから~~うう・・スピー」
爆睡中。
初咲「で~・・ない!何でえ~もお!もお!もおお!」 〈ガタガタ〉
島津「落ち着きなさい、今に折り返しがありますから!」
初咲「ホント?」
島津「え?ええ!」
初咲「そっか、そうだよね・・有難う涼華」
島津「いえいえ、さ、ご飯食べましょう?」
初咲「うん!」
周りの人間が何だか重い空気。
初咲「・・ん?」
島津「・・何かしら?」
初咲「どうしたの?」 集団に近寄り、問う。
???「あ・・あの・・その・・校庭の掲示板に・・」
初咲達はダッシュで掲示板へ。
島津家の歴史!
戦乱の中唯一生き残った一族!
臆病者の一族?
影の支配一族?
日本に住み着く悪の権化か?
古い新聞記事だった。
島津「こ、これは~?」
初咲「・・行こう」
島津「え?何処へ?」
初咲「掲示板を開けて貰いに、先生の所へ」
教師「一体誰がこんな事を・・」 掲示板を開ける。
初咲「先生!これはいじめです、退学にしてください!」
島津「・・」
教師「いや・・しかし・・これは・・新聞だろ?」
初咲「は?」
島津「・・」
教師「これは・・捏造の類ではないからなあ・・〈ポリポリ〉」
初咲「いじめじゃないって?」
教師「まあ・・項目や、規約にも・・恐く当てはまらないだろうな、これがもし、個人の事であればいじめと決め、私達も動けるのだが・・ん~」
初咲「・・もう・・いいです・・分かりました、行こう?」
島津「・・」 手を引き、行ってしまった。
教師「あ、おい・・ふう・・まあ・・これも・・試練というやつだ」
階段。
踊り場。
初咲「信じらんない!」
島津「・・」 手を離す。
初咲「え?涼華?」
島津「・・グ・・ごめんなさい、シンガポールの件、無かった事に・・」
初咲「え?そんな~・・っていやいや・・そんな事どうでもいいよ?大丈夫?何か顔色が・・」近づく。
島津「・・」 離れる。
初咲「え?涼華?」
島津「ごめんなさい・・貴女に迷惑はかけれません、今日で縁を切りましょう」
初咲「え?は?」
島津「楽しかったですわ・・今まで有難う」 お辞儀し、去っていった。
初咲「・・ちょ・・」 追えなかった。
暫く茫然。
初咲「な・・何だってのよもう!」
その夜。
松本からLine。
松本〈返事遅くなって申し訳ない!分かったよ、楽しみにしてます〉
初咲「・・」
初咲〈ごめんなさい、島津さんが急用で、無かった事にしてください〉
〈ピコン〉
松本〈そっか分かった〉
初咲「・・」
〈ピコン〉
松本〈順調にお金稼いでいるよ!お店、楽しみだね!〉
初咲「・・え?」 あの時の約束ー。
初咲「ふ~ふ~んぐ・・ズズ・・ハア・・んぐ・・」
初咲〈うん、有難う・・洋服作りの勉強・・頑張るね〉
〈ピコン〉
松本〈いやいや・・今は友達と楽しく過ごすべきでしょ!勉強は後でゆっくりできるからさ〉
初咲「ふぐ~・・」 電話をかける。
松本「・・なる程・・それは・・悲しかったね」
初咲「私・・どうすれば良いの?」
松本「・・どうしようもないんじゃないかな?犯人に君が無理やり止めろって言った所で・・意味ないし・・暴力振るったら、君が退学になってしまう」
初咲「うん」
松本「君から動くのはリスクが高いよ・・でもー」
初咲「ん?」
松本「君が耐えられるのならー・・方法が無い訳じゃない」
初咲「え?ホント?」
松本「我慢出来る?喧嘩しちゃ駄目だよ?」
初咲「する!我慢する!」
松本「じゃあ、こういうのはどうかな・・」
初咲「ん・・ん・・ん・・で?・・ん・・ん・・」
翌日。
島津は登校して来なかった。
初咲「・・」
翌々日。
空いた席。
初咲「・・」
食堂で別の友達と仲良くなり、一緒に食事したりを楽しむが・・。
初咲「・・」
心にポッカリ穴が空いてしまったようだった。
初咲「・・」 後2日で夏休み。
初咲「(仕掛けてこい・・後2日、もう時間がないぞ・・落ち込んでるよ~・・私落ち込んでるよ~)」
初咲「はあ・・」 一人目立つ場所で黄昏ている。
妖美「(そろそろね)」
1「な、なあ・・こんな事して・・ホントに退学になんないのか?」
妖美「大丈夫だよ~任せて!」
1「けどよ~」
妖美「途中で終わらせたら、あんただけ退学・・でしょ?」
1「う!」
妖美「ね?立場が解ったらつべこべ言ってんな?」
1「わ、わかったよ・・」
妖美「んで?流した?」
1「流した」
妖美「(宗方弥子対、ソミシア初咲、くう~たまりませんな~)」〈ゾクゾク~〉
翌日。
宗方弥子の友達の日和が退学となった。
宗方「何でですか!」
教師「何度も言っているだろう!あいつは万引きをやっていたんだ!」
宗方「小学生の話しじゃないですか!」
教師「関係ない!本人にも確認とった!事実だそうだ」
宗方「でもでも!そんな大昔の事ー」
教師「話は以上だ、教室に戻れ!」 〈ガラガラーバン!〉
宗方「日和が・・日和~・・」 泣きながら戻った。
〈ピチャピチャ・・ザアアアアア〉
噴水のベンチ。
初咲「おっかしいな~何も起きないな~」 トボトボ歩き、座る。
噴水の反対、歩いている生徒達。
???2「ねえ~ふふふ・・」
???3「酷いよね~、そんな大昔の事さ~」
???2「ね~ソミシアさんもえげつないわ~」
???3「ね~?ふふふ」
初咲「あたしが何?」
???2、3『え?』
初咲「あたしが何?」 詰め寄る。
???2「え、いや、さよなら」
???3「さよなら」
前に回り込む。
初咲「私・・えげつないよ?」〈オオオオオオオオオオオオオオオオオ〉
???2、3『ひう!?』
校内放送。
《~~~~~♪》
《ソミシア・・ソミシア初咲さん、宗方弥子さんが決闘をしたいそうです、今すぐ、第一格闘室へお越し下さい、繰り返します・・》
???2、3『じゃ、じゃあ・・』 去ってしまった。
初咲「あ、ちょ・・何だってのよ!・・宗方って誰よ!あ・・」
{上級生3「宗方さんだからね」}
初咲「あれか~・・もしかして宗方が犯人か!?う~む・・行ってみるか」
第一格闘室。
宗方「来たか・・ソミシア初咲!私と勝負しろ!」 防具装着済み、木のトンファーで差す。
初咲「・・理由聞いても良い?」
宗方「は!理由だと?お前は・・あたしを怒らせた!お前の友達も退学になったそうじゃないか!その腹いせか!」
初咲「え・・」 知らなかった。辞めていたのだ。
宗方「は!知らなかった演技が上手じゃないか!どうせお前の友人も過去に何かやってたんだろう!」
初咲「〈ブッツン〉・・ああ?」〈オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ〉
宗方「おう?」〈ビリリリリリリリリリリリリリリ〉 気迫で押される。
宗方「へえ?凄いじゃないか!殺気だけはな!」〈ヒュンヒュン〉 回す。
審判「この勝負を受けますか?」
初咲「・・」
{松本「我慢出来るかい?」}
初咲「(ごめん、松本さん)」
宗方「どうしたあ!腰抜けえ!ご友人も腰抜けかあ!」
群衆『「クスクス」「やれやれえ」「ひゅう」「スッゴイ」「とうとうかあ」』
初咲「・・」 黙って防具を手に取る。
群衆《ピュウウウイ♪、ピュウピュウ~♪》
宗方「そうこなきゃ」
初咲「(顔も知らない相手か・・まあ・・)」〈カポ〉 ヘルメットを被る。
宗方「へへ」〈ヒュンヒュンヒョオ!ヒュ!〉
初咲「(友達を馬鹿にされた・・これは怒るでしょ~〈ピキキ〉)」
審判「それでは・・合意したとみなします、良いですね?では・・」 手を振り上げる。
宗方「いっくぞ~」〈ヒュオ、トントーン、ヒュンヒュン〉 ステップをしながら振り回す。
群衆《ピュウウウイ、ピュウウウー》
初咲「いつでも、どこでも」
あの日ー。
昼過ぎの階段踊り場。
{島津「グ・・ごめんなさい・・シンガポー・・」}
一瞬どもったあの声はー。
初咲「どこまでも(絶対・・迎えに行くからね)」
審判「始め!」




