事前見合い
日曜日。
昼間。
初咲は渋谷で島津と買い物していた。
初咲「少し休憩する?」
島津「そうですわね、あちらに良い雰囲気のカフェがあります、案内しますわ」
初咲「うわあ、あたしカフェ入るの初めて」
島津「お洒落なお店で静かで品があるお店ですのよ」
初咲「へえ、楽しみ!」
島津「さ、行きましょう」
初咲「うん!」
買い物袋を引き下げ、街を歩く二人。
2日前。
ウルフ「それがお前の選択ならば何も言う事はない」
初咲「ごめん、おいちゃん、でも・・あたし・・普通ってどんなものか知らないから・・」
ウルフ「ああ・・そうだな・・」
初咲「・・ごめんなさい・・ここまで連れて来て貰ったのに」
ウルフ「気にすんな」 頭を撫でる。
初咲「・・」
ウルフ「お前は優しい子だ、だからこそ、良く考えて欲しかった」
初咲「おいちゃん」
ウルフ「普通の女子高校生・・いいじゃないか・・お前の人生だ、楽しめ」
初咲「うん・・ありがとう」 お互い抱きしめる。
ウルフ「メシア機関の事は他言無用だ、元気でな」
初咲「うん、おいちゃんも・・元気で」
現在。
カフェに入り、楽しく談笑した後、ゲーセンへ行き、モスバーガーを食べ、カラオケに行き、気がつけば夕方18時。
島津「あら、もうこんな時間、遅くなってしまいましたわ」
初咲「え?もう終わり?」
島津「あら、遊び足りません?」
初咲「え?う、ううん」
島津「ふふ、迎えを呼びますから初咲はここで待って?」
初咲「うん分かった」
カラオケの部屋から出て行く島津。
島津「そう・・はい、はい・・お待ちしてます、では」〈ピ〉部屋に戻ろうとしたがー。
島津「あら?」足が止まった。
見ると部屋の中に見慣れた制服の女の子達が、ガラの悪いお兄さん達と一緒に居て、楽しく騒いでいる所だった。
島津「(自業自得ですわ)」 そう思い、去ろうとした。
???1「あれ~どうしたの~?」
???2「一人~?」
???3「ならさ~お兄さん達とほんの15分くらい遊ばない~?」
道を塞がれ、後ろに回られ、退路がない。
島津「私、一人ではありませんし、例え一人であろうとも、貴方達と一緒に行動する等しませんわ、解ったらどいてくださる?」
???1~3『・・』 顔を見合わせる。
???1「はっはっはっは・・威勢が良いねえ~どうしたの?怖くないよ~?」
???2「人は見た目で判断しちゃ駄目だよ?、お兄さん達意外に優しいよ?」
???3「色々奢ってあげるからさあ~」 ススっと肩を触る。
島津「!!」 合気炸裂。3の手を取り、投げる。〈バタアアン〉背中を強打。
???3「かっは!」
島津「これでも手加減しましたのよ?さっさとおどきなさい!」
???1~2『このアマア!調子乗りやがって!』
島津「・・スウ・・フスウウ・・」
殴りかかってくる1の右手をバックスウェーで躱し、顎に右手を添え、足を引っ掛け、壁に頭を叩きつける。
???1「ごは!」
続いて2が左足で右肩を蹴ってきたので、1の頭に右手を回し、2の蹴りを1の頭でガード。
???2「うわ!ごめ!」
怯んだ隙に1を押し、2にぶつけ、2人倒れ込んだ所で、1の腕を2の首に巻きつけ、左足で固定、右足で2の顔面を〈ゴシャ!〉踏んだ。
???2「ぶっは!」
島津「・・」無表情でもう一回〈ゴシャ!〉踏んだ。
1、3『うううん』唸っている。
2「・・」 気絶。
島津「これに懲りたら二度と私に構わない事ですわね!次はどこかの骨を頂きますわよ!」
去った。
さっきの女子高生達も騒ぎを聞き、部屋から覗いていた。
やられた1~3がその部屋に入る。
1「くっそ!」
2「まじ強~」
3「あいつやべ~」
部屋に居たお兄さん達『ギャッハッハッハハだっせええ!!』
4「お前らダサ過ぎだろ~」
5「・・」 リーダー格の男。
6「カッコ悪~かっはっはっは」
女子高生1「あれ、島津さんじゃなかった?」
女子高生2「あ!やっぱり?私もそれ思った!」
女子高生3「私も!」
女子高生4「姫もこんな所来るんだあ」
5「知ってんの?」
女子高生1「え~知ってるっていうか~」
女子高生2「うん、なんか~スッゴイお金持ちのトコのお姫様なんだって~」
女子高生3「一番トップだよね?確か」
女子高生4「そうそう!頭も、格闘も成績一番なんだよ!」
女子高生1「クラスもOOだしね~」
女子高生2「やっば!そうなの?」
女子高生1「そうだよ」
5「OOって事は・・その・・一番凄いクラスでしょ?(処女で美人っていう)」
女子高生達『そうだよ~、私達みたいなんには縁がない人っていうか~』
5「そんな事ないさ、君達も可愛いよ、さっきの子と比べても全然!イケテルって!マジで!」
女子高生達『ホント~嬉しい~』
5「はははは(こんな糞女達なんか目じゃねえ・・極上の果実って奴かよ、うっひょうう!美味そおお!絶対犯してええ、舐め回してええ)」
部屋に戻った島津。
島津「・・」 不機嫌そうだ。
初咲「どうしたの?何かあった?」
島津「ああ・・いいえ・・少しコバエが鬱陶しかっただけです、迎えが来ますから、支度しましょう」
初咲「(コバエ?)う、うん」
部屋を出てカラオケ店を出ようとさっきの部屋の前を横切る。
〈ガチャ〉 5が出てきた。
5「さっきはごめんね?」
島津「いいえ」
初咲「?さっきって?」
5「俺の連れがその人に失礼しちゃって、本当にごめん!」 手を合わせ、お辞儀。
初咲「・・」
島津「もういいですから、私達迎えが来ますので、これで失礼します、行きましょう」
初咲「う、うん」
5「今度お詫びにどっか案内するよ!いや、させてよ?ね?全部奢るからさ?ね?」寄ってくる。
島津「はっきり申し上げて迷惑です!関わらないで!」
初咲「・・こう言ってるし・・諦めたら?」
5「ああ・・そうかい」〈バチチ〉 スタンガン。
初咲「う!?」 〈ドサ〉
島津「初咲!貴様あ!〈バチチ〉あう!?」 後ろからスタンガン。
5「ふひ!やっぱ凄いレベル高!こりゃあヤバイな!」
4「早く運ぼうぜ」
3「ああ」
女子校生達は帰されていた。
黒いレクサスに乗せられ、ホテルへ。
5「すいませ~ん、彼女達酔っ払っちゃって~、休ませたいんですが~」
フロント「はい、分かりました、2部屋ですね、空いておりますどうぞごゆっくり」
5「ありがとうございま~す」
別々の部屋にそれぞれ連れ込む。
5「島津っていうコイツは一番俺だかんな!てめーらはカメラ切ってろ!顔モロで頼むぞ!脅しに使うんだかんよ」
4「オッケー」
3「準備いいよー」
初咲「うーん、もうちょっと照明暗めかなあ」
5「あ~そういやその方がえ!?な?はあああ!?て、てめ、何で?あいつらは?」
初咲「あいつら~?ああ、あの大きい人達?寝てるよ?口から血が出てたけど・・自業自得でしょ」
4「てめー!」初咲に歩み寄り、胸ぐらを掴む。
初咲「・・」〈バチン〉 胸の中心の骨をデコピン。
4「う!?ああ・・あううう・・」 胸を押さえ、倒れ込み、唸る。
5「な!?はあ?お前何した?」
3「コイツ!おらあ!」振りかぶった右拳を初咲の顔面に振り下ろす。
初咲「ほおい!」〈パアアン!〉右の掌で3の振り下ろした手首を軽くビンタ。
3「あっぐ!?」〈ビリビリ~〉右手から腕、肩の付け根、脇腹の上まで激痛が走った。
3「ふっおお!?おおあああ?痛!ああ・・いってえ・・ああ・・うおお・・いってえああ」
初咲「面白いでしょ?神経の痛みは」
5「お前何だ・・何なんだお前・・」
初咲「あ・・起きた♪おはよう!」
5「へ?」 後ろを見ると島津がベッドの上に立っていた。
初咲「そいつ取っといたよ」
島津「あら~、気が利いてるのね、有難う~」
5「・・舐めやがって・・」またスタンガンを取り出した。
5「またコイツ食らわせっぞ!?ああ?こらあ!」
島津「どうぞ?」スタスタと歩み寄る。
5「死ね!」突き出す。
島津「・・」軽くバック。距離感把握。
5「ビビってんじゃねえかよ!どうしたの~?」
島津「いいからまたいらっしゃいな」
5「おらあ!」また右手のスタンガンを突き出す。
島津はバックしながら冷静に見て、スタンガンに触れない様に、右手で右手を掴み、親指で〈ゴリ〉手首のツボを押さえる。
5「イツ!」〈ゴト〉スタンガンが落ちる。
そのまま両手を使い、5の右手首関節決め、腕を捻り、背中を見せる5。
島津は足をかけ、5が前のめりに倒れると同時、背中を〈ドン〉左足で踏み、同時に肩を上げ、〈ゴグン〉脱臼させる。
5「あがはあ!?あああああ!!あぎゃあああ!ひふぐうううう~~~~」床に転げまわる。
島津「ホテルのフロントに電話して、警察呼んで貰います、貴方はコイツらを見張ってて頂ける?」
初咲「うん!いいよ~最初の二人も引きずって来るね」
1~6「(何でこうなった)」
その後、簡単な事情聴取が行われ、開放されたのは午前1時。
ベンツSSクラス車内。
初咲「あ~事情聴取ってやつも初めてだったよ~はっはっは、今日は初めてがいっぱいだったな~」
島津「初咲さんには大きな借りが出来てしまいましたわ、本当に有難う」
初咲「いいよ~、友達じゃん、助けるのは当たり前でしょ」
島津「それにしても・・どうしてあんなに早く起きれたの?」
初咲「うん?さあ?頑丈だからじゃない?」
島津「貴女って本当に変わった身体してますのね」
初咲「えへへ~」 照れている。
島津「ふふ・・うふふふ、うふふふふ」
初咲「これからも宜しく、シマッち!」
島津「しまっち?」
初咲「私は~ん~・・そめっちって呼んでいいよ!憧れだったんだあ、あだ名!」
男運転手「・・(お嬢様をシマッち!?)」
男ボディガード2人『・・お嬢様をシマッち!?)』
島津「あは、あは、あはははははははははは」
運転手「(お嬢様が笑われた!?)」
ボディガード2人『お嬢様が笑われた!?)』
初咲「え~?変かな~?」 首を傾げる。
島津「そ、そんな風に・・あははは・・言ってくる人・・貴女が初めてですわあはははは」
初咲「そうなの?んじゃあ、シマッちも初めて経験だね!」笑う初咲の後ろに夜景の光がバックに煌く。
島津「でも嫌」
初咲「んええ!?」
島津「あははははははは」
初咲「嫌かあ」 ションボリ。
島津「〈ドキ〉(本当に美人ですわねこの子)・・2人きりの時なら・・いいですわ」
初咲「〈パアア〉・・うん!」
島津「うふふ、おかしな方ね」
初咲「そうーかなー」
島津「うふふ、あははは」
初咲「えへへへ」
車は学園寮へ到着。
島津「1週間後はOO組みのお披露目会です、殿方達にアピールする絶好の機会ですわ、勿論ご存知よね?」
初咲「う、うん・・けど・・アピールって一体どうすれば良いのか・・先生に聞いたら・・貴女はそのまま出席すれば良いからって・・」
島津「・・まあ・・確かに・・貴方の実力ならば大勢の殿方達に目に留まるでしょう・・ここは逆に行きましょう」
初咲「うん?」 首を傾げる。
島津「うふふ・・面白い事になりますわ!きっと!」
翌朝。
島津「初咲さん!起きて!起きなさい!」寮の部屋のチャイムを鳴らす。
初咲「ううん・・うーん・・ええ?何?何なの?」 眠い目を擦りながら玄関を開ける。
島津「行きますわよ!」
初咲「ふぁあ・・何処に~・・」
島津「ドレスを買いに〈ニコ〉」
初咲「・・・・は?」
銀座。
島津家御用達の着付け店に着いた。
島津「此処は学園のお金が使えます、正確には換金ですが・・貴女結構持ってらっしゃるわよね?」
初咲「うん・・まあ・・364万くらい」
島津「うん・・まあ・・足りるでしょう」
初咲「ええ?全部使いたくないよう?」
島津「何を仰!いいです事?お金は貴方の幸せを得るための道具に過ぎません、ここぞって時に注ぎ込まなくてどうします!」
初咲「え~?でも~」
島津「この機会を逃せば後悔しますわよ?」
初咲「う、~~~~~・・うん、分かった!注ぐ!」
島津「では、行きましょう」
店内は豪華絢爛。
初咲「うわあ・・綺麗~」
島津「あの方に360万以内で、最高に色が出るモノをお出しになって」
タキシードお爺さん「お嬢様のお頼みとあらば喜んで」
島津「あの方は私の恩人です、くれぐれも・・お頼み申します、式部」
式部「はは」
初咲は目を輝かせ、店内を歩き回る。
その様子をじっと見る式部。プロの目だ。
暫く見たら、男女店員達17人を集め、相談。
式部「では宜しく」 慌ただしく解散。
島津「楽しい?」 初咲に寄り、話す。
初咲「うん!色んなドレスがあるんだね~ピッチリ系から、ふわふわ、さらさら、ごわごわ、中国まで」
島津「そうよ、貴女はどれも似合うわ、きっと」
初咲「え~えへへ・・そうかな~照れちゃうな~」
式部「初咲様、準備が出来ましたので、どうぞ奥の部屋へ」 お辞儀をし、腕で方向を示す。
初咲「あ!はあい!」 ステップ。
式部「・・」
島津「・・」
目で会話し、式部がお辞儀、黙って奥に消えた。
島津に着信。
島津「はい、もし・・あ!買えた?うん、安いもの!え?セット?う~ん・・まあ・・問題ないわ、ええ・・そうよ・・リクルートスーツセット地味なの・・そう・・それで良いわ・・え?・・それは・・お楽しみよ・・あ!伊達めがねも忘れずにね!」
お披露目前日、教室内。
今日は珍しく自習ではなく、朝のホームルームに出席するよう言われた。
島津以外のOO組とはこれが初対面となる。
教室内は豪華絢爛であり、キャバ嬢の世界。ただし、シャンデリアや、陶器類は全て一級品だ。
個人個人専用のシルク製のソファアがあり、机も檜の漆喰製で伝統技術が施されたモノだ。
制服は同じだが、OO組だけは赤い薔薇の花の刺繍が施されたネクタイを付ける。
教師「はい、皆さんおはようございます」
皆6人『おはようございます』
教師「ソミシアさんまずは自己紹介を」
初咲「はい」 〈ギシ〉ソファアから立つ。
初咲「ソミシア・初咲 (ソメサキ)です宜しく」
島津「〈パチパチ〉」 島津から先に手を叩き・・。
釣られて他の者達もおずおず《パチパチ》手を叩く。
島津はこの教室でトップだから皆それに自ずと従う。
島津が負けた相手それが初咲なのだ。
皆この事実を受け入れきれずにいた。
初咲「えへへ・・宜しく、ども、ども~」 座る。
教師「さあて、自己紹介は終わったし・・今日のホームルームを始めよう」
大きい薄型TVが映る。
まず、一人目の男が映る、データが横に出る。
短髪、黒髪、白黒のスーツ姿、黒縁眼鏡で、身長179cm、体重63kg。
切れ長の目、右目下の泣きボクロ、趣味、読書、株、サッカー、テニス、年齢34歳。
教師「ホテル業界トップの京極家の跡取りだ」
皆『ざわざわ』
初咲「・・」 〈キョトン〉
教師「続いて行くぞ~」
2人目が映った。
長髪、後ろに束ねる茶髪、紫のスーツ姿、彫りが深く、日本人離れした顔つき、浅黒、身長192cm、体重84kg。
輝く大きな瞳、細い眉毛、薄い唇、趣味AV鑑賞、SM本収集、ダーツ、カクテル作り、お菓子作り、料理、年齢42歳。
教師「レストラン経営の20年連続トップ、篠原家の跡取りだ」
皆『「やだあ♡」「載せなくても・・」「良いじゃない正直で」「可愛い」』
初咲「・・」〈キョトン〉
教師「はい次」
3人目。
短髪の茶髪、色白のムスっとした日本人顔、おでこに傷、普通のスーツ姿、両ピアス、身長178cm、体重55kg、痩せ型、趣味、ボクシング、運動、年齢26歳。
教師「金融の重鎮、三菱家の跡取りだ」
皆『!!ざわあああああ!!「この人が?」「見た目に寄りませんわあ」「タイプかも」「この人が」』
初咲「・・」〈キョトン〉
教師「はい次」
4人目。
前髪が長髪で、太めの体格、顔ニキビが凄い、袴姿、笑ってる口の中は矯正中、身長156cm、体重75kg、趣味アニメ鑑賞、ゲーム、お菓子を食べ比べ、ドーナッツ作り、将棋、年齢22歳。
教師「キモイだろ?しかし、徳川家の跡取りだ、政界随一の金持ちだ」
皆『ざわざわざわ「どうします?」「どうって・・」「うう・・でも」「うう・・」』
初咲「・・」〈キョトン〉
教師「はいはい主な人物は次で最後な」
5人目。
細いガリ体型、おどおどした雰囲気で写っている、長髪、後ろ髪も長い、しきりに頭を掻いている。
あまりに前髪が長い為、顔が口元しか見えない。
身長172cm、体重54kg。普通のスーツ姿、趣味、株、アニメのBGM収集、エヴァンゲリオンの抱き枕収集、年齢34歳。
教師「この人は個人投資家だ何者でもない、だが・・その資産額は今も増加中だ、現在総額で20億だ」
皆『ざわざわざわ「少なくありません?」「何故この人が選ばれたんですの?」「この人はちょっと」』
教師「投資を始めたのは4年前だそうだ、初期投資は何と300万、ホームページ制作業者を自分で開業し、貯めたそうだ、その金で株をし、成功した人だ、希少価値が極めて高い人種だろう、自分の力だけでここまでなれる人間はそうは居ない、という訳で主要リストに見事上がった訳だ」
皆『「でも~」「いつまで続くのかしら?」「不安だわ」「やっぱりあの紫の方が」「私は1番の方が」「株はあまり・・」「ねえ?ギャンブルでしょうに」ざわざわ』
初咲「・・」〈じ~~〉 最期の男を見ている。
教師、島津『・・』 そんな初咲を見ている。
教師「はいはい、ではこれからは2人ずつ映るからな~」 次々男達が映っていく。
見終わった。330人。
教師「どうだ?いい男は居たか?」
皆『ざわざわ」
教師「初咲、居たか?」
皆『・・〈シーーーーーーン〉』 皆初咲を見る。当然だ、敵わないライバルなのだ、初咲が指名した相手を狙うのは、ほぼ無理だろう。
教師「どうだ?遠慮せず、言え?」
初咲「主要リストの最期の人が良いです・・えへへ」 照れ、頭を掻く。
皆ため息を付く。
教師「理由は?」
初咲「うーん、皆先祖のお陰でお金持ちなのに・・この人だけたった一人で凄いって思うからです」
教師「そうか」 満足そうだ。
教師「今日はここまで、全員リスト整理しておけ、明日だぞ!気合入れて行け!」
皆『はい!」
教師「解散!」




