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RCC シェパード ディグニティ  作者: セロリア
17/27

事前見合い

日曜日。


昼間。


初咲は渋谷で島津と買い物していた。


初咲「少し休憩する?」


島津「そうですわね、あちらに良い雰囲気のカフェがあります、案内しますわ」


初咲「うわあ、あたしカフェ入るの初めて」


島津「お洒落なお店で静かで品があるお店ですのよ」


初咲「へえ、楽しみ!」


島津「さ、行きましょう」


初咲「うん!」


買い物袋を引き下げ、街を歩く二人。




2日前。



ウルフ「それがお前の選択ならば何も言う事はない」


初咲「ごめん、おいちゃん、でも・・あたし・・普通ってどんなものか知らないから・・」


ウルフ「ああ・・そうだな・・」


初咲「・・ごめんなさい・・ここまで連れて来て貰ったのに」


ウルフ「気にすんな」 頭を撫でる。


初咲「・・」


ウルフ「お前は優しい子だ、だからこそ、良く考えて欲しかった」


初咲「おいちゃん」


ウルフ「普通の女子高校生・・いいじゃないか・・お前の人生だ、楽しめ」


初咲「うん・・ありがとう」 お互い抱きしめる。


ウルフ「メシア機関の事は他言無用だ、元気でな」


初咲「うん、おいちゃんも・・元気で」



現在。



カフェに入り、楽しく談笑した後、ゲーセンへ行き、モスバーガーを食べ、カラオケに行き、気がつけば夕方18時。


島津「あら、もうこんな時間、遅くなってしまいましたわ」


初咲「え?もう終わり?」


島津「あら、遊び足りません?」


初咲「え?う、ううん」


島津「ふふ、迎えを呼びますから初咲はここで待って?」


初咲「うん分かった」


カラオケの部屋から出て行く島津。



島津「そう・・はい、はい・・お待ちしてます、では」〈ピ〉部屋に戻ろうとしたがー。



島津「あら?」足が止まった。


見ると部屋の中に見慣れた制服の女の子達が、ガラの悪いお兄さん達と一緒に居て、楽しく騒いでいる所だった。


島津「(自業自得ですわ)」 そう思い、去ろうとした。


???1「あれ~どうしたの~?」


???2「一人~?」


???3「ならさ~お兄さん達とほんの15分くらい遊ばない~?」


道を塞がれ、後ろに回られ、退路がない。


島津「私、一人ではありませんし、例え一人であろうとも、貴方達と一緒に行動する等しませんわ、解ったらどいてくださる?」


???1~3『・・』 顔を見合わせる。


???1「はっはっはっは・・威勢が良いねえ~どうしたの?怖くないよ~?」


???2「人は見た目で判断しちゃ駄目だよ?、お兄さん達意外に優しいよ?」


???3「色々奢ってあげるからさあ~」 ススっと肩を触る。


島津「!!」 合気炸裂。3の手を取り、投げる。〈バタアアン〉背中を強打。


???3「かっは!」


島津「これでも手加減しましたのよ?さっさとおどきなさい!」


???1~2『このアマア!調子乗りやがって!』


島津「・・スウ・・フスウウ・・」


殴りかかってくる1の右手をバックスウェーで躱し、顎に右手を添え、足を引っ掛け、壁に頭を叩きつける。


???1「ごは!」


続いて2が左足で右肩を蹴ってきたので、1の頭に右手を回し、2の蹴りを1の頭でガード。


???2「うわ!ごめ!」


怯んだ隙に1を押し、2にぶつけ、2人倒れ込んだ所で、1の腕を2の首に巻きつけ、左足で固定、右足で2の顔面を〈ゴシャ!〉踏んだ。


???2「ぶっは!」


島津「・・」無表情でもう一回〈ゴシャ!〉踏んだ。


1、3『うううん』唸っている。


2「・・」 気絶。


島津「これに懲りたら二度と私に構わない事ですわね!次はどこかの骨を頂きますわよ!」


去った。



さっきの女子高生達も騒ぎを聞き、部屋から覗いていた。


やられた1~3がその部屋に入る。


1「くっそ!」


2「まじ強~」


3「あいつやべ~」



部屋に居たお兄さん達『ギャッハッハッハハだっせええ!!』


4「お前らダサ過ぎだろ~」


5「・・」 リーダー格の男。


6「カッコ悪~かっはっはっは」



女子高生1「あれ、島津さんじゃなかった?」


女子高生2「あ!やっぱり?私もそれ思った!」


女子高生3「私も!」


女子高生4「姫もこんな所来るんだあ」



5「知ってんの?」



女子高生1「え~知ってるっていうか~」


女子高生2「うん、なんか~スッゴイお金持ちのトコのお姫様なんだって~」


女子高生3「一番トップだよね?確か」


女子高生4「そうそう!頭も、格闘も成績一番なんだよ!」


女子高生1「クラスもOOだしね~」


女子高生2「やっば!そうなの?」


女子高生1「そうだよ」



5「OOって事は・・その・・一番凄いクラスでしょ?(処女で美人っていう)」



女子高生達『そうだよ~、私達みたいなんには縁がない人っていうか~』



5「そんな事ないさ、君達も可愛いよ、さっきの子と比べても全然!イケテルって!マジで!」



女子高生達『ホント~嬉しい~』



5「はははは(こんな糞女達なんか目じゃねえ・・極上の果実って奴かよ、うっひょうう!美味そおお!絶対犯してええ、舐め回してええ)」




部屋に戻った島津。


島津「・・」 不機嫌そうだ。


初咲「どうしたの?何かあった?」


島津「ああ・・いいえ・・少しコバエが鬱陶しかっただけです、迎えが来ますから、支度しましょう」


初咲「(コバエ?)う、うん」


部屋を出てカラオケ店を出ようとさっきの部屋の前を横切る。


〈ガチャ〉 5が出てきた。


5「さっきはごめんね?」


島津「いいえ」


初咲「?さっきって?」


5「俺の連れがその人に失礼しちゃって、本当にごめん!」 手を合わせ、お辞儀。


初咲「・・」


島津「もういいですから、私達迎えが来ますので、これで失礼します、行きましょう」


初咲「う、うん」


5「今度お詫びにどっか案内するよ!いや、させてよ?ね?全部奢るからさ?ね?」寄ってくる。


島津「はっきり申し上げて迷惑です!関わらないで!」


初咲「・・こう言ってるし・・諦めたら?」


5「ああ・・そうかい」〈バチチ〉 スタンガン。


初咲「う!?」 〈ドサ〉


島津「初咲!貴様あ!〈バチチ〉あう!?」 後ろからスタンガン。


5「ふひ!やっぱ凄いレベル高!こりゃあヤバイな!」


4「早く運ぼうぜ」


3「ああ」


女子校生達は帰されていた。


黒いレクサスに乗せられ、ホテルへ。


5「すいませ~ん、彼女達酔っ払っちゃって~、休ませたいんですが~」


フロント「はい、分かりました、2部屋ですね、空いておりますどうぞごゆっくり」


5「ありがとうございま~す」


別々の部屋にそれぞれ連れ込む。


5「島津っていうコイツは一番俺だかんな!てめーらはカメラ切ってろ!顔モロで頼むぞ!脅しに使うんだかんよ」


4「オッケー」


3「準備いいよー」


初咲「うーん、もうちょっと照明暗めかなあ」


5「あ~そういやその方がえ!?な?はあああ!?て、てめ、何で?あいつらは?」


初咲「あいつら~?ああ、あの大きい人達?寝てるよ?口から血が出てたけど・・自業自得でしょ」


4「てめー!」初咲に歩み寄り、胸ぐらを掴む。


初咲「・・」〈バチン〉 胸の中心の骨をデコピン。


4「う!?ああ・・あううう・・」 胸を押さえ、倒れ込み、唸る。


5「な!?はあ?お前何した?」


3「コイツ!おらあ!」振りかぶった右拳を初咲の顔面に振り下ろす。


初咲「ほおい!」〈パアアン!〉右の掌で3の振り下ろした手首を軽くビンタ。


3「あっぐ!?」〈ビリビリ~〉右手から腕、肩の付け根、脇腹の上まで激痛が走った。


3「ふっおお!?おおあああ?痛!ああ・・いってえ・・ああ・・うおお・・いってえああ」


初咲「面白いでしょ?神経の痛みは」


5「お前何だ・・何なんだお前・・」


初咲「あ・・起きた♪おはよう!」


5「へ?」 後ろを見ると島津がベッドの上に立っていた。


初咲「そいつ取っといたよ」


島津「あら~、気が利いてるのね、有難う~」


5「・・舐めやがって・・」またスタンガンを取り出した。


5「またコイツ食らわせっぞ!?ああ?こらあ!」


島津「どうぞ?」スタスタと歩み寄る。


5「死ね!」突き出す。


島津「・・」軽くバック。距離感把握。


5「ビビってんじゃねえかよ!どうしたの~?」


島津「いいからまたいらっしゃいな」


5「おらあ!」また右手のスタンガンを突き出す。


島津はバックしながら冷静に見て、スタンガンに触れない様に、右手で右手を掴み、親指で〈ゴリ〉手首のツボを押さえる。


5「イツ!」〈ゴト〉スタンガンが落ちる。


そのまま両手を使い、5の右手首関節決め、腕を捻り、背中を見せる5。


島津は足をかけ、5が前のめりに倒れると同時、背中を〈ドン〉左足で踏み、同時に肩を上げ、〈ゴグン〉脱臼させる。


5「あがはあ!?あああああ!!あぎゃあああ!ひふぐうううう~~~~」床に転げまわる。


島津「ホテルのフロントに電話して、警察呼んで貰います、貴方はコイツらを見張ってて頂ける?」


初咲「うん!いいよ~最初の二人も引きずって来るね」


1~6「(何でこうなった)」



その後、簡単な事情聴取が行われ、開放されたのは午前1時。


ベンツSSクラス車内。


初咲「あ~事情聴取ってやつも初めてだったよ~はっはっは、今日は初めてがいっぱいだったな~」


島津「初咲さんには大きな借りが出来てしまいましたわ、本当に有難う」


初咲「いいよ~、友達じゃん、助けるのは当たり前でしょ」


島津「それにしても・・どうしてあんなに早く起きれたの?」


初咲「うん?さあ?頑丈だからじゃない?」


島津「貴女って本当に変わった身体してますのね」


初咲「えへへ~」 照れている。


島津「ふふ・・うふふふ、うふふふふ」


初咲「これからも宜しく、シマッち!」


島津「しまっち?」


初咲「私は~ん~・・そめっちって呼んでいいよ!憧れだったんだあ、あだ名!」


男運転手「・・(お嬢様をシマッち!?)」


男ボディガード2人『・・お嬢様をシマッち!?)』


島津「あは、あは、あはははははははははは」


運転手「(お嬢様が笑われた!?)」


ボディガード2人『お嬢様が笑われた!?)』


初咲「え~?変かな~?」 首を傾げる。


島津「そ、そんな風に・・あははは・・言ってくる人・・貴女が初めてですわあはははは」


初咲「そうなの?んじゃあ、シマッちも初めて経験だね!」笑う初咲の後ろに夜景の光がバックに煌く。


島津「でも嫌」


初咲「んええ!?」


島津「あははははははは」


初咲「嫌かあ」 ションボリ。


島津「〈ドキ〉(本当に美人ですわねこの子)・・2人きりの時なら・・いいですわ」


初咲「〈パアア〉・・うん!」


島津「うふふ、おかしな方ね」


初咲「そうーかなー」


島津「うふふ、あははは」


初咲「えへへへ」


車は学園寮へ到着。


島津「1週間後はOO組みのお披露目会です、殿方達にアピールする絶好の機会ですわ、勿論ご存知よね?」


初咲「う、うん・・けど・・アピールって一体どうすれば良いのか・・先生に聞いたら・・貴女はそのまま出席すれば良いからって・・」


島津「・・まあ・・確かに・・貴方の実力ならば大勢の殿方達に目に留まるでしょう・・ここは逆に行きましょう」


初咲「うん?」 首を傾げる。


島津「うふふ・・面白い事になりますわ!きっと!」




翌朝。



島津「初咲さん!起きて!起きなさい!」寮の部屋のチャイムを鳴らす。



初咲「ううん・・うーん・・ええ?何?何なの?」 眠い目を擦りながら玄関を開ける。


島津「行きますわよ!」


初咲「ふぁあ・・何処に~・・」


島津「ドレスを買いに〈ニコ〉」


初咲「・・・・は?」



銀座。


島津家御用達の着付け店に着いた。


島津「此処は学園のお金が使えます、正確には換金ですが・・貴女結構持ってらっしゃるわよね?」


初咲「うん・・まあ・・364万くらい」


島津「うん・・まあ・・足りるでしょう」


初咲「ええ?全部使いたくないよう?」


島津「何をおっしゃい!いいです事?お金は貴方の幸せを得るための道具に過ぎません、ここぞって時に注ぎ込まなくてどうします!」


初咲「え~?でも~」


島津「この機会を逃せば後悔しますわよ?」


初咲「う、~~~~~・・うん、分かった!注ぐ!」


島津「では、行きましょう」


店内は豪華絢爛。



初咲「うわあ・・綺麗~」


島津「あの方に360万以内で、最高に色が出るモノをお出しになって」


タキシードお爺さん「お嬢様のお頼みとあらば喜んで」


島津「あの方は私の恩人です、くれぐれも・・お頼み申します、式部」


式部「はは」


初咲は目を輝かせ、店内を歩き回る。


その様子をじっと見る式部。プロの目だ。


暫く見たら、男女店員達17人を集め、相談。


式部「では宜しく」 慌ただしく解散。


島津「楽しい?」 初咲に寄り、話す。


初咲「うん!色んなドレスがあるんだね~ピッチリ系から、ふわふわ、さらさら、ごわごわ、中国まで」


島津「そうよ、貴女はどれも似合うわ、きっと」


初咲「え~えへへ・・そうかな~照れちゃうな~」


式部「初咲様、準備が出来ましたので、どうぞ奥の部屋へ」 お辞儀をし、腕で方向を示す。


初咲「あ!はあい!」 ステップ。


式部「・・」


島津「・・」


目で会話し、式部がお辞儀、黙って奥に消えた。




島津に着信。


島津「はい、もし・・あ!買えた?うん、安いもの!え?セット?う~ん・・まあ・・問題ないわ、ええ・・そうよ・・リクルートスーツセット地味なの・・そう・・それで良いわ・・え?・・それは・・お楽しみよ・・あ!伊達めがねも忘れずにね!」


お披露目前日、教室内。


今日は珍しく自習ではなく、朝のホームルームに出席するよう言われた。


島津以外のOO組とはこれが初対面となる。



教室内は豪華絢爛であり、キャバ嬢の世界。ただし、シャンデリアや、陶器類は全て一級品だ。


個人個人専用のシルク製のソファアがあり、机も檜の漆喰製で伝統技術が施されたモノだ。


制服は同じだが、OO組だけは赤い薔薇の花の刺繍が施されたネクタイを付ける。





教師「はい、皆さんおはようございます」


皆6人『おはようございます』


教師「ソミシアさんまずは自己紹介を」


初咲「はい」 〈ギシ〉ソファアから立つ。


初咲「ソミシア・初咲 (ソメサキ)です宜しく」


島津「〈パチパチ〉」 島津から先に手を叩き・・。


釣られて他の者達もおずおず《パチパチ》手を叩く。


島津はこの教室でトップだから皆それに自ずと従う。


島津が負けた相手それが初咲なのだ。


皆この事実を受け入れきれずにいた。


初咲「えへへ・・宜しく、ども、ども~」 座る。


教師「さあて、自己紹介は終わったし・・今日のホームルームを始めよう」


大きい薄型TVが映る。


まず、一人目の男が映る、データが横に出る。


短髪、黒髪、白黒のスーツ姿、黒縁眼鏡で、身長179cm、体重63kg。


切れ長の目、右目下の泣きボクロ、趣味、読書、株、サッカー、テニス、年齢34歳。


教師「ホテル業界トップの京極家の跡取りだ」


皆『ざわざわ』


初咲「・・」 〈キョトン〉


教師「続いて行くぞ~」


2人目が映った。


長髪、後ろに束ねる茶髪、紫のスーツ姿、彫りが深く、日本人離れした顔つき、浅黒、身長192cm、体重84kg。


輝く大きな瞳、細い眉毛、薄い唇、趣味AV鑑賞、SM本収集、ダーツ、カクテル作り、お菓子作り、料理、年齢42歳。


教師「レストラン経営の20年連続トップ、篠原家の跡取りだ」


皆『「やだあ♡」「載せなくても・・」「良いじゃない正直で」「可愛い」』


初咲「・・」〈キョトン〉


教師「はい次」


3人目。


短髪の茶髪、色白のムスっとした日本人顔、おでこに傷、普通のスーツ姿、両ピアス、身長178cm、体重55kg、痩せ型、趣味、ボクシング、運動、年齢26歳。


教師「金融の重鎮、三菱家の跡取りだ」


皆『!!ざわあああああ!!「この人が?」「見た目に寄りませんわあ」「タイプかも」「この人が」』


初咲「・・」〈キョトン〉


教師「はい次」


4人目。


前髪が長髪で、太めの体格、顔ニキビが凄い、袴姿、笑ってる口の中は矯正中、身長156cm、体重75kg、趣味アニメ鑑賞、ゲーム、お菓子を食べ比べ、ドーナッツ作り、将棋、年齢22歳。


教師「キモイだろ?しかし、徳川家の跡取りだ、政界随一の金持ちだ」


皆『ざわざわざわ「どうします?」「どうって・・」「うう・・でも」「うう・・」』


初咲「・・」〈キョトン〉


教師「はいはい主な人物は次で最後な」


5人目。


細いガリ体型、おどおどした雰囲気で写っている、長髪、後ろ髪も長い、しきりに頭を掻いている。


あまりに前髪が長い為、顔が口元しか見えない。


身長172cm、体重54kg。普通のスーツ姿、趣味、株、アニメのBGM収集、エヴァンゲリオンの抱き枕収集、年齢34歳。


教師「この人は個人投資家だ何者でもない、だが・・その資産額は今も増加中だ、現在総額で20億だ」


皆『ざわざわざわ「少なくありません?」「何故この人が選ばれたんですの?」「この人はちょっと」』


教師「投資を始めたのは4年前だそうだ、初期投資は何と300万、ホームページ制作業者を自分で開業し、貯めたそうだ、その金で株をし、成功した人だ、希少価値が極めて高い人種だろう、自分の力だけでここまでなれる人間はそうは居ない、という訳で主要リストに見事上がった訳だ」


皆『「でも~」「いつまで続くのかしら?」「不安だわ」「やっぱりあの紫の方が」「私は1番の方が」「株はあまり・・」「ねえ?ギャンブルでしょうに」ざわざわ』


初咲「・・」〈じ~~〉 最期の男を見ている。


教師、島津『・・』 そんな初咲を見ている。


教師「はいはい、ではこれからは2人ずつ映るからな~」 次々男達が映っていく。


見終わった。330人。


教師「どうだ?いい男は居たか?」


皆『ざわざわ」


教師「初咲、居たか?」


皆『・・〈シーーーーーーン〉』 皆初咲を見る。当然だ、敵わないライバルなのだ、初咲が指名した相手を狙うのは、ほぼ無理だろう。


教師「どうだ?遠慮せず、言え?」


初咲「主要リストの最期の人が良いです・・えへへ」 照れ、頭を掻く。



皆ため息を付く。



教師「理由は?」


初咲「うーん、皆先祖のお陰でお金持ちなのに・・この人だけたった一人で凄いって思うからです」


教師「そうか」 満足そうだ。



教師「今日はここまで、全員リスト整理しておけ、明日だぞ!気合入れて行け!」


皆『はい!」


教師「解散!」

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