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転生したら違う世界だった件 魔女とダンジョンの運命の星(アルカナム・スター)  作者: 正体不明
エピローグ

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転生してみると

毎日投稿2日目でサボタージュしてしまった。なので2話分編集して後書きを書きます。

ゲートを潜り眩い光が覆う。

目が覚めると古いアパートの部屋の中にいた。

そこは、俺が以前、家族と住んでいた所だ。


「そういや、小学生の頃引っ越したんだったけ・・・」

遠い昔、もう数十年も前の出来事を頭の記憶から思い出す。


「まぁ、いい。まずはスキルの確認だ」

転生したのなら、”本当に転生したんだ!””最高”!と声を上げるのだろうが、そんなくだらない事よりも先に確認しなければならない事がある。それは付与されたスキルがきちんと使えるかどうかだ。スキルを確認しようとすると、どこからか機械じみた声が聞こえてきた。

「おはようございます。マスター」

「うぉっ!!!、びっくりした!」


すると急に目の前に丸い撮影機のドローンみたいな機械が現れ、思わずそれに驚いてしまった。


「ああ、アルファか・・・」

「はい、そうです。マスターがお目覚めになったのでご挨拶をしようかと思いまして」


この喋る機械の名前は、『善行の機械 アルファ』俺の4つ目の特典である。

その効果は、善行の行動に対するサポート。善行でない行動に関しては、何一つサポートを行わないが、善行ならば莫大な知識でサポートし、戦闘から分析までありとあらゆる行動をサポートしてくれる最高のサポーターだ。


女神によると、”気軽に話しかければ何でもサポートしてくれる”との事。



「いちいちお前に詳しく話す必要もないだろ。それじゃあ、アルファ、早速今の俺の状況の説明を頼む」

「かしこまりました」


そうして、アルファは、今の現状について説明をし出した。

まず、初めにアテネスが言っていた通りこの世界は、俺がいた世界とほぼ同じだと言うこと。

2000年代日本のとある田舎の場所に家族で住んでおり、家族構成は、父、母、姉、弟と俺を含めた5人。

そして俺は、アテネスとの約束通り5歳で、今の状態では人目を避けて行動することが難しいという事。


「これからどうしますか?マスター」

「アテネスとの約束通り、自分が押さえてきた欲望に忠実になってみるよ。・・・それとアルファ、最初に言っておく。俺と家族との関係にこれから一切の関与を禁ずる」


俺は、そう言ってアルファを睨む。


「・・・・かしこまりました・・」

少しの沈黙の後、アルファは、何かを察するかのように了承した。

なぜ、アルファに家族との関係の関与を禁じたのか。それは、アルファの知能が想定していたよりも遥かに優れているからだ。言葉や表情から俺の意思を見抜き、人の感情を踏まえた思考ができる。そこまでの能力ならば頼りにもなるが逆に俺自信の首を絞めかねない。


前の世界で俺は、家族との関わりを絶っていた。

28歳までは、関係は良好だと言えたがそこからは、収入が低く、いつまでも独り立ちしない俺を見て家族は、家から追い出した。そこから数十年、家族とも会わず、連絡すら取り合わなかった。

アテネスとのルールに理想を忘れ、自らの欲望をぶちまけろとあった。家族との関係修復は、前の世界での理想であった。だからこそ、この世界で家族と仲良くするつもりはない。


「進む事を止めた俺に理想を追いかける資格などないのだから」

まるで全てを諦めたかの様に覇気なく呟いた。


「マスターの考えは理解しました。では、どう致しましょうか?」

「逆にこういう時のためにお前がいるんだろうが、今の俺の状態で出来ることは無いのか?」


アルファに言われ、自身の体を見る。

体は、幼く小さい。立つ事は出来るがそれでも動くのに支障が出るだろう。

アルファは、あらゆるサポートができる。

だからこそ、5歳の体でも出来るような事が無いのかをアルファに丸投げして聞いた。


「そうですね、よろしければ仮想世界で過ごすのはどうでしょうか?」

「仮想世界?それは、どういう意味だ」

俺は、アルファが言っている意味がまるで分からず、その意味を答えるように言った。


「説明が足りず申し訳ございませんでした。女神アテネスから授けられた能力により善行に対するサポートが私の役目です。マスターのスキルは、善行を行うのが前提です。つまり、悪行への行動でなければ私はある程度のサポートができるという事になります。なので、仮想世界へとマスターの意識のみを飛ばす事で私が持つあらゆる知識、技術を学ばれるのは、如何でしょうかという事です」


「そんな事ができるのか?それは、もはやスキルの領域だろ?リソース大丈夫か?」

女神との会話を走馬灯のように思い出す。

スキルには、ある程度のリソースと呼ばれる言わばエネルギーが必要で、強力になる程リソース量が増えていく。


「いえ、やる事はマスターの意識体を私の中に飛ばすだけですので、スキルとしてのリソースを必要としません。 私のサポート能力の範囲です。ですが、それに伴い能力の上昇などはありません。仮想世界でできるのは、あくまで私の知識、技術を閲覧、体験するだけですから。スキルのように補正があるわけでもありません」


『なるほど、そう考えればスキルがなくとも可能なのか。つまり、ただひたすらに努力しろという事か・・』

まぁ、そもそもチートスキルを使って人生をより良いものにしようとは、あまり思わないのだが・・・


「いいだろう十分だ。子供の状態じゃ、一人行動ができないからな。仮想世界で訓練ができるのなら喜んで入るよ。

それと、アルファ。俺の体の操作権限をお前に渡すからしばらくの間、俺の代わりをしておいてくれ。その間、俺は仮想世界で過ごす」

「かしこまりました・・・」


そうして、俺は仮想世界へと意識が飛ばされていった。しかし、ここまでで一つだけ予想外の事があった。それは、仮想世界自体が時間感覚が狂っていたという点。さらに仮想世界で過ごす期間をアルファに”しばらく”と曖昧にしか伝えておらず、俺は日付や時間感覚などが適当だった。結果、現実世界で約1年の間、仮想世界で過ごす羽目になる。


だが事態の深刻さは、それだけでは無かった。

仮想世界は現実世界との時間の進みが違っており、その差は約10倍。

つまり、俺が仮想世界で過ごした時間は、、、、、

    

         ”10年と360日、9時間47分”


後書きです。初期に投稿した話なので結構修正しました。大分修正するのに手間取って何回もの確認に疲れた。

特段、解説する事は無いんですがアルファの説明が『女神 アテネス・シャイニングとの約定通りマスターの前の世界と同じ世界になっております。〜』になっています。この後、分かる事ですが女神とアルファに面識は無く、アルファが情報を一方的に知らされているという形になっています。なので、、、、です。ぜひ考えてみてください。

以上 正体不明でした。


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