表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
96/97

96 更に快調、レベル上昇

 レベルを上げた魔族を倒し続け、ソウマ達はレベルを上げていく。

 既に1000を超えていたレベルは2000、そして3000と上がっていく。

 魔族も霊気溜まりを使ってレベルを上げてるのだが、何の意味も無い。

 むしろ逆効果になってしまう。

 効率的な経験値になるからだ。



 高レベルの魔族は高品質の霊気結晶になる。

 おかげでソウマ達が手に入れる経験値は跳ね上がり、レベル上げが簡単になる。

 ソウマが狙った通りの結果が出ている。



 また、ソウマは魔族の強さを見計らってもいる。

 レベル1000まで上がった魔族は確かにおいしい餌だ。

 だが、ソウマ達のレベルが上がれば、この程度では足りなくなる。

 なので、魔族にもより強くなってもらう。

 レベル1000で物足りなくなる頃にはレベル1500になってもらい。

 それでも足りなくなれば、2000、3000とレベルを上げさせる。

 経験値として効果的な水準を保っていく。



 それと知らずに魔族は養殖されていく。

 苦も無く倒せる程度の強さまで成長させられて。

 経験値としてはおいしい品質を保たされていく。

 ある程度強くなるまで放置され。

 十分な経験値になったところを殺される。



「ざまあ、って奴だな」

 そんな魔族をソウマは笑顔で見つめる。

 魔族も人にやっていた事だ。

 人を面白半分に殺す。

 餌にするわけですらなく、ただ娯楽のために。

 そんな魔族を今はソウマ達がおいしくいだたいてる。



 むしろソウマ達の方が魔族よりはマシというものだ。

 必要だからソウマ達は殺してる。

 なんの意味も無く娯楽のために殺してる魔族とは違う。

 殺してるのは同じだが、意味が全く違う。



 そもそもとして、ソウマ達は危険だから魔族や怪物を殺してる。

 魔族や怪物は、危険でも驚異でもないのに人間を殺す。

 何一つ同じではない。

 全く違う、根本が。

 同じなのは、殺すというやってる事だけ。

 これだけ取り上げて同列扱いするほうが間違っている。



 言うなれば駆除だ。

 安全安心のために魔族と怪物を始末する。

 危険なものを残さない。

 生きていくために必要な事だ。

 そのついでに利益が得られるなら、遠慮や躊躇いは無用である。



 だからソウマは魔族を養殖していった。

 どうせ駆除するなら効果的に効率的にやっていきたい。

 人里に被害を出さずに。

 それが出来るのだから徹底してやっていく。

 仲間のレベルが十分に上がるまで。



「あともうちょっとかな」

 仲間のレベルも跳ね上がり、申し分ないくらいにはなってきた。

 だが、まだまだ上げておきたい。

 レベルは高いにこした事は無い。

 低くて手に負えない事態はあっても、高くて手に余る事はほとんどないのだから。



 そんなソウマはせっせとレベルを上げてる魔族達を【時空】の力で見つめている。

 襲いかかる脅威に対抗するために必死になってる姿。

 それが全て無駄になるとも知らずに励んでる。

 滑稽で面白いものだった。



「自分たちの番になったらそれかよ」

 自分たちが強いときは傲慢にふるまう。

 しかし逆転したら慌てふためき対処する。

 それも被害者のように振る舞いながら。

「お前らがやってきた事だぞ」

 届かない声をぶつけながら、ソウマは呆れる。

 こいつらはどうしようもうない、と。



 そんな遠くを見つめるソウマの目の前で。

 本日襲撃した魔界が破壊されていく。

 雑兵として飛び出してくる魔族は既に消え去り。

 この魔界の英雄として期待されていた高レベルの魔族も、仲間によって瞬殺されていた。

 それを見てまだ生きていた魔族は恐慌状態に陥り。

 そんな有象無象とともに、この魔界の主も死んでいった。



 ここまで1時間もかかってない。

 4人の仲間は魔界一つを苦も無く滅せられる程に強くなっている。

 その強さに満足しながら、ソウマは促していく。

「それじゃ次に行くぞ」

 肯く仲間の姿を見ながら次の魔界へと転移で向かう。

 今日はあともう少し魔界を破壊する予定だった。

 ほどよく育ってる魔族がいくつかいるので、それらを駆除しに。



 そうと知らない養殖されている魔族は、これからやってくる破滅も知らず。

 転移で突然あらわれたソウマ達に消し飛ばされていく。



 魔族は人知れず消えていき。

 人類は人知れず破滅から遠ざかる。

 存亡について全くの逆方向に向かいながら、時は過ぎていった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。


_____________________

 ファンティアへのリンクはこちら↓


【よぎそーとのネグラ 】
https://fantia.jp/posts/2691457


 支えてくれると、俺が書くのをを本業に出来るんだよ。

_____________________



+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ