与える者、与えられる者
ガウゼル『そういえば、君も気付けば幹部になってたよね』
ラウール『そうすっね。それがどうかしました?』
ガウゼル『いや、君もどういう経緯では陛下と知り合ったのか気になってね』
ラウール『王と初めて会ったはとあるスラムのバーでした』
〜回想〜
ラウール『当時のラウールはこっちに来たばかりで社会に馴染めずに腕っぷしには自信があったから用心棒の様な事をして生計を立てていました』
ある日、雨の日の社会のはぐれものが集まるとても危険なスラムにぽっつんとあるバーで俺は飲んでいた時、キィィと音をたてバーに入ってくる身なりがしっかりとした男が入って来た。最初は『なんだ?』と無視していた。だが、その男は俺の目の前に座った。俺は『は?。なんだよ』とちょっと喧嘩腰にいう。その男はふふと笑う。その男は普通のワインを注文する。そして、男は俺に『今日はちょっと君と取引をしに来た』と言う。それを聞き、周囲のアホどもはその男に群がる。そして、『俺がその取引とやらをしてやろうか。報酬はお前の全財産な』と笑う。しかし、その男はそいつらを無視する
男『端的に言うと俺の部下になって欲しい』
ラウール『は?。なんでだよそれ。まぁ、報酬次第だな』と酒を一気に飲み干す。そこにさっきの男達が『おい!無視すんな!』と掴みかかってくる。流石にやべぇと思った俺は太刀を抜こうとするが、俺より早く男は動いていた。その後、ものの数分で男達を制圧した。そして、『すまないな、マスター、壊した机とかは弁償するよ』といい、俺に向き直す。そして、『自己紹介を忘れていたね。俺の名は天上勇儀、アリシエル帝国の皇帝だ』。俺はそれを聞き『マジかよ』とつい言葉が漏れた。そうして、王は座る。
ラウール『で報酬はどこまで行けるんだ?』
勇儀『それはどう言うことかな?』
ラウール『そのままの意味だ、最近乗りになっているアリシエルとて、限界はあるだろ。何千万か何億かなんだ』その問いに王はとてつもない答えを言う。
勇儀『世界だ』
ラウール『は!?』
勇儀『いやー、俺は今、世界征服をしようと考えていてね。それが達成したら俺は君に世界の全てを差し出すことができる。いい提案だろ』
ラウール『本気か!それ』
勇儀『本気さ、本気で世界をとりに行く』と涼しい顔で言う
ラウール『ぶっ飛んでんだろ。お前マジ』
勇儀『それでついてくるのかい?』その問いに俺は酒を飲み干して、『なんで俺なんだ?、他にもあるだろ』と問う。
勇儀『それは君が優秀だと聞いたからかな』
俺ははーとため息をつき、『いいぜ、あんたの部下になってやろう』
勇儀『なんでそんな上から目線なの?。まぁ別いいけど』
ラウール『と言った感じで出会って、そこからあの人のそばで働いていったら、だんだんと忠誠心が芽生え初めて今に至るんです』
ガウゼル『なるほど、君と王がスラムで出会ったとは意外だ』
早起きしちゃった




