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アミスタード アスール  作者: おがわかなた
第6章 コンプレット
36/44

ボーイペロアスール1

【あらすじ】

天貝雄哉は、未来からきた暗殺者4人がに狙われていた。

その未来は、雄哉を殺すという決定を下した後に、

それを撤回したが、送り込まれた暗殺者への撤回命令が

間に合わず、現在の世界での捜索活動が始まった。

残るは1人、ラファエル残すのみだが、、、


【登場人物】

・鉄道研究部

天貝雄哉 本編の主人公、未来の暗殺者に狙われているが自覚なし


恩田健太郎 鉄道研究部1年、雄哉の誘いで鉄道研究部へ入部



・未来人

ウリエル 未来の暗殺者 四天王の一人

     現在は、雄哉を守る立場として居候中


ミカエル 未来の暗殺者 四天王の一人

     現在の世界に滞在、捜索中


ガブリエル 未来の暗殺者 四天王の一人

     現在の世界に滞在、捜索中


ラファエル 未来の暗殺者 四天王の一人

     現在の世界に滞在、捜索中


天田由紀子 未来から来た謎の女性、臨時教員、鉄道研究部顧問


------------------------------------------------------------


雄哉は、登校途中、幼稚園児の列を見ながら警戒を高めていた。


いつものことなので、何の為に警戒をしている目的を失っていた。


何となく警戒をしている。


それが、日常となっている。


別に、気を抜いているわけではない。


「雄哉先輩」


「うわぁ!」


始めの頃に比べれば、警戒度合いは少なくなっているものの、

意識がそちらに向かっているのは間違いない。


そんな時に声がかかったものだから、雄哉は必要以上に驚いてしまった。


「そんなに驚かなくても、俺はお化けですか」


恩田の声はまだ少し風邪声だった。


「お化け以上に怖い存在だよ」


「ひっでーっすよ。

 それにしても、珍しいっすね。雄哉先輩がこんな早く登校するなんて」


「風邪は大丈夫なの?」


「大丈夫っすよ。俺、まだ、体力づくりに余念はありませんから」


「あ、っそ」


雄哉たちは、校門をくぐると、桜の並木道が広がる。


桜は、翌春の為、現在は、休養をしている状態だった。


そんな中を2人は下駄箱に向かい歩いていく。


「それにしても、幼稚園児を凝視していましたよね?

 幼稚園児は最高だぜ!って感じですか?」


「僕はそんなロリコンじゃないよ。

 ちょっとね、探している人がいるんだ」


「どんな人なんっすか?」


「青い髪の少年なんだけどね」


「そんなタイトルの歌ありませんでしたっけ。

 どうしてそんな『少年』を探す必要があるんですか?」


「まぁ~ね。色々あって」


恩田に暗殺者の話をしたって、笑われるかバカにされるかだと判断し、

雄哉は話をそらす。


「今日は部活に来れるの?」


「顔を出しますけど、体調によっては、早退するかもしれませんね」


恩田は自分の靴を脱ぎ、自分のクラスの下駄箱に向かう。


「それじゃ、雄哉先輩、部室でお会いしましょう」




雄哉は部室に来ていた。


周囲を見渡すが、恩田の姿はない。


「恩田君見た?」


刈谷もやはり同じことが気になったらしい。


いつも騒がしい恩田がいないと少し寂しい感じがするのだ。


「今朝、校門で一緒になりましたよ。

 まだ、風邪声でしたけどね」


「早退したのかしら」


確かに、早退するかもとは言っていたし、職員室に呼び出されているのかもしれない。


しかし、いつまで経っても恩田は来なかった。


そして、下校の時刻がやってくる。


「まぁ、明日、会えるんだろうな」


しかし、この日以降、恩田が学校に来ることがなくなってしまうとは、この時雄哉は想像していなかった。

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