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アミスタード アスール  作者: おがわかなた
第4章 フリオ
29/44

ジーニアス

【あらすじ】

天貝雄哉は、未来から狙われている。

暗殺者4人が送り込まれてきた。

その未来は、雄哉を殺すという決定を下した後に、

それを撤回したが、送り込まれた暗殺者への撤回命令が

間に合わず、現在の世界での捜索活動が始まった。

残るは1人、ラファエル残すのみとなった。



【登場人物】

・鉄道研究部

天貝雄哉 本編の主人公、未来の暗殺者に狙われているが自覚なし


刈谷朱音 鉄道研究部部長、3年


奥府正也 鉄道研究部副部長、3年、撮り鉄


黒崎真二 鉄道研究部2年、野球部と兼務


布良肇  鉄道研究部2年、乗り鉄


恩田健太郎 鉄道研究部1年、雄哉の誘いで鉄道研究部へ入部


浜河百合子 鉄道研究部1年、雄哉に一目惚れし入部


佐々木   鉄道研究部1年




・未来人

ウリエル 未来の暗殺者 四天王の一人

     現在は、雄哉を守る立場として居候中


ミカエル 未来の暗殺者 四天王の一人

     現在の世界に滞在、捜索中


ガブリエル 未来の暗殺者 四天王の一人

     現在の世界に滞在、捜索中


ラファエル 未来の暗殺者 四天王の一人

     現在の世界に滞在、捜索中


天田由紀子 未来から来た謎の女性、臨時教員、鉄道研究部顧問

「1学期お疲れ様でした、乾杯」


刈谷の一言で、1学期の鉄道研究部の打ち上げが開催されていた。


野球部は夏の大会に向けて、今日も練習があるため、黒崎は欠席していたが、

他の部員は全員参加していた。


「雄哉せんぱーい」


「おい、こら、何でジュースしかないのに、酔っ払っている奴がいるんだ」


「こら、恩田、ひっつかないでよ」


「恩田君ずるい、私も」


「俺の雄哉せんぱい」


「アルコール入りのチョコレートで酔っ払ったのかも知れないわ」


「とりあえず、パソコンを守れ」


「ちょっと、部室汚さないでよ」


「誰か止めてクレー」


「恩田を止めろ」


鉄道研究部の部室は、イスはひっくり返り、床には食べ物が散乱していた。、


惨憺たる状態となってしまった。







雄哉は家に帰り、確認をした。


「そういえば、最近、捜索活動ってどんな感じなの?」


「反応が見つからないわ。

 明日から、東北地方にも足を伸ばしてみるわ」


「なので、あたいとガブリエルは長期出張だじゃ」


「2人ともいなくなるんだ。

 静かになるね」


「あたい、そんなに騒がしいだぎゃ?」


「うん。

 もうちょっと声を小さくしてほしいかな」


「あたいそんなに声大きいだぎゃ?」


全員がうなずいた。


「なぜ、見つからないのかよね」


「電源入っていないんじゃないか」


「どうして、半年間はパワーが切れないはずよ。

 それも、自動で電源OFF/ONできないし」


「ラファエル、バカだから壊したんじゃないのか」


「いくらなんでも、、、可能性はあるわね」


「ラファエルってバカなのか?」


「というより、興味のないことは何も知らないわ。

 その代わり興味を持ち出すととんでもない力を出すの」


「始めは、武術に興味なかったのに、何かのきっかけで武闘バカにだったぞ。

 あたいなんか、あっという間に抜かれたさ」


「そうね、私もいつの間には抜かれて、ついに1度も勝つことはできなかったわ」


「そんなに強いの?」


「四天王で1番、いや、未来で1番かもしれないわ」


「ちょっと、どうするんだよ、襲ってきたら」


「心配ないわ、3人がかりで勝負して、3回に1回勝っていたから」


「非常に心配だ。

 どうするんだよ~

 余計不安になってきた~」


雄哉は天田から転送装置を預かっており、家に近づいたら分かるようになっていた。


もちろん、この転送装置の存在をウリエルたちには伝えてない。


「まぁ、この時期まで、襲ってこないということは、

 やっぱり襲ってこないんじゃないのかな」


「心配だよ~」


「私が信用できないとでも」


「いや、だって、3対1じゃないと勝てないんでしょ。

 もう、駄目だよ~」


雄哉は頭を抱える。


「大丈夫よ、戦闘では勝てないけど、転送装置をつけて強制転送させるのは

 そんな難しくないわ。雄哉だってできるわよ」


「そうは言ってもさぁ~」


「だだこねないで。さぁ、寝るわよ」

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