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エクイポス

【あらすじ】

天貝雄哉は、未来から狙われている。

暗殺者4人が送り込まれてきた。

その未来は、雄哉を殺すという決定を下した後に、

それを撤回したが、送り込まれた暗殺者への撤回命令が

間に合わず、現在の世界での捜索活動が始まったのだが。



【登場人物】

・鉄道研究部

天貝雄哉 本編の主人公、未来の暗殺者に狙われているが自覚なし


刈谷朱音 鉄道研究部部長、3年


奥府正也 鉄道研究部副部長、3年、撮り鉄


黒崎真二 鉄道研究部2年、野球部と兼務


布良肇  鉄道研究部2年、乗り鉄


恩田健太郎 鉄道研究部1年、雄哉の誘いで鉄道研究部へ入部


浜河百合子 鉄道研究部1年、雄哉に一目惚れし入部


佐々木   鉄道研究部1年




・未来人

ウリエル 未来の暗殺者 四天王の一人

     現在は、雄哉を守る立場として居候中


ミカエル 未来の暗殺者 四天王の一人

     現在の世界に滞在、捜索中


ガブリエル 未来の暗殺者 四天王の一人

     現在の世界に滞在、捜索中


ラファエル 未来の暗殺者 四天王の一人

     現在の世界に滞在、捜索中


天田由紀子 未来から来た謎の女性、臨時教員、鉄道研究部顧問

5月に入っていた。


木々の緑も濃くなり、暑さも増してきている。


今日は休みなので、ウリエルの好きな料理を準備して待つ。


今日こそ、他の暗殺者を見つけてきてくれることを期待していた。


ウリエルが帰ってきた。


その表情には疲れのみがみてとれた。


「見つからなかったわ」


「そもそもどうやって見つけようとしていのだい」


「転送装置自体に共鳴装置があって、それが共鳴すれば近くに誰かがいることが

 分かるの」


「共鳴?」


「その共鳴装置が反応した時に、周囲をを捜索するの」


「周囲って、どれくらいの範囲をさすんだ」


「状況にもよるけど、半径2km程度よ」


「、、、結構、広いな。

 携帯電話みたいに、連絡取れる手段はないの?」


「もともと、同じ時期に複数人を送るという設計で転送装置は作られていないの」


「何か、雑だな設計だな。

 で、今日は共鳴したのか?」


「、、、しないわ」


「で、いつ頃見つかりそうなんだ」


「私も分からない」


雄哉は頭を抱えた。


「高校は安全なのかなぁ?」


「子供が高校に来ることってあるの?」


「まぁ、高校に子供が入ったら、目立つなぁ」


「子供に気をつければいいんだね

 、、、幼稚園があるんですけど、、、」


「今回の指令は、できる限り、周りに知られないようにというもの」


「でも、殺されちゃったら、回りも不審に思わない?」


「人にもよるけど、行方不明にさせる、交通事故に見立てるなど

 手は色々あるわよ」


「そんなエグい」


「あっ、忘れていた、これ」


「これは」


「携帯電話買ったから、ちゃんと登録しておいて」


「お前、携帯代とかどうしているの?」


「経費は未来がちゃんと支払ってくれるわ。

 上限はあるけど、カードがあるの。

 簡単にいうと、未来へのツケで払う感じよ」


「貨幣価値はどうなっているんだろう?

 すごいことだな。

 じゃ、使った者勝ちじゃない」


「そうよ。だから、上限ギリギリ使うのが賢い方法よ」


「私たちの身元も、転送装置に設定された期限内で保証してくれるわ」


「期限内って」


「転送装置には期限があるの。

 無期限で、過去に行かれても困るからね。

 私の場合は、4月から10月まで。

 1回の転送装置は上限が6ヶ月まで。

 もし10月末までに見つからない場合は、もう一度帰って申請する必要があるわ」


「じゃあ、10月までに見つけないとな」


「そうね、転送は嫌ね。転送にはリスクが伴うの。

 本来、時空を超えることは禁忌なのよ。

 年に1,2件だけど、転送の際に時空風に巻き込まれて、

 行方不明になる人がいるわ。

 体調にも影響がでるから、転送後、1週間はあける規則になっているの」


「ふーん、転送は可能な限り避けたいところなのか」


「転送した人との連絡は」


「なかなか難しいのよ。特に未来から過去への指令が難しいの」


「へぇ」


「過去から未来へ連絡する方法は単純で、単にそこの場所にデータを残すだけ。

 それを未来の基地局が拾って宛先に送るだけ。リアルタイムで送っているようで

 そうでないの。データは時間通り、過去から未来へ進むから。

 だけど、未来のデータを過去に送るのは、転送装置と同じ原理で動くの。

 現状、2000年に未来銀行の中の基地局1局しかないの」


「未来銀行はどこにあるの」


「横森と天王村よ」


「栃木県と大阪、遠いな」


「さぁ、分からないわ。だから、滅多に行かないから、未来の指令が

 届くことはないわ」


「せめて、1週間に1回でもいいから行ってくれ」


雄哉は頭を抱えた。

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