↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
19/23

第19話 アルヴァルの兄弟なのか?

 ファウっちの子供たちがどうにもおかしい。

 

 長男、30歳、アルヴァルさん。

 次男、29歳、アウグストゥスさん。

 三男、28歳、ティベリウスさん。


 この三人は、ファウっちの最初の奥さんの子供だそうで、ワイルドさと清楚感を兼ね備えた、男らしさ全開のイケメンで、洗練された大人の色気を放っていた。

 健康的な小麦色の肌にバキバキに割れたシックスパックの細マッチョで、目力がやけに強く、髪型とか、眉毛とか、手入れがしっかり行き届いている。

 そして、非常にダイナミックで力強いダンスがやたら得意だ。

 同じような見た目のやつらが、50人くらいいる。


 四男、25歳、ガイウスさん。

 五男、24歳、クラウディウスさん。


 この二人は、ファウっちの二番目の奥さんの子供だそうで、ガイウスさんは、鍛え抜かれた細マッチョで、鋭い目元にミディアムヘア、これまた色気が強め、クラウディウスさんは、どこかいぶし銀なクールボス感があり、笑顔がとても可愛らしい。

 ガイウスさんは、圧倒的な高音ロングトーンと魂を振り絞るようなパワフルなシャウトで歌うのが得意なようで、クラウディウスさんは、弦楽器が非常に得意で甘く、艶やかに伸びる演奏をする。

 色々な楽器を使う仲間が10人くらいいる。


 六男、19歳、ネロさん。

 七男、18歳、ガルバさん。

 八男、17歳、オトさん。

 九男、16歳、ヴィテリウスさん。


 この四人は、ファウっちの三番目の奥さんの子供だそうで、中性的でスタイリッシュなキラキライケメンだ。

 全員が華奢な感じで、微妙に細マッチョでもあり、色白で、クリっとした愛嬌のある顔立ちをしている、可愛い系イケメンともいえるだろう。

 同じような、可愛い系イケメンが100人くらいいる。


 そして、十男、0歳、ウィスパシアヌスさん。

 バカ嫁の実の子供だそうで、まあ、いわゆる乳児で、かわいい。

 バカ嫁と同系統のギャルが20人くらいいる。

 みんなギャーギャーうるさい。


 何かが狂ってやがる。


 そして、まあ、普通の人達、いわゆるモブだね、ほぼ、男だが300人以上がいた。

 女性は、バカ嫁の取り巻きを含めても50人くらいしかいないのではなかろうか?

 男女比も狂ってやがる。

 

 「おい、ファウっち、お前の遺伝子はどうなってんだよ。」


 「いやああ、みんな、妻側に似たみたいでね、毛がないのは私だけだよ。」

 

 そういうことじゃねえんだよ。

 息子たちのライナップというか変なオーラが出てておかしいんだよ。

 お前の息子は、どっかの芸能事務所かなにかなのか?


 というか、何で、お前みたいな禿がバツ3なんだ。

 世の中、まちがってんだろうがああああ。


 「それでは、皆のもの、我の城の完成を祝して乾杯だ。

 それぞれ、城の部屋を貸し与えよう、管理は、ファウストゥルス、貴様に任せる良いな。」


 「承知いたしました、ラムス様。」


 「じゃあ、オールでぶち上げ。」


 「ひゃっはあああああ。」


 その瞬間、500人を超える大歓声があがる。

 どこからともなく、大量の牛皿ビールセットと冷やっこビールセットが切れ目なく運ばれてくる。

 しかも、お代わり自由のようだ。


 ふざけんなあああああ。

 せめて、俺の分はあるんだろうな?


 『マスターには、私の特製の料理を準備してあります。こちらへ…。』


 ほう、俺専用か…まあ、あるならいいんだ、あるならな。

 ついに、俺も異世界牛丼デビューと言うことか?

 

 まさか、特うな牛とかじゃあるまいな…。

 やばい、興奮がとまらねえ。


 『さあ、いくらでも食べてください、プライスレスです。』


 目の前には、以前見たアレが神々しく湯気を上げ鎮座していた。


 「フェンリルの糞じゃねええかああああ、ふざけんなあああ。」


 『マスター、今度こそ私のアレをお食べください…うふふ。』


 顔を赤らめてんじゃねえええ。

 絶対ぶっ壊れてんだろ、このドポンコツやろおおがあああ。



 しかし、俺は負けない。

 こんなこともあろうかと、地下に秘密の部屋を作ってあるのだ。

 俺は、フェンリルのうんこを振り切り一直線に走り出した。


 あははははは。


 毎回、ポンコツ糞どもにやられっぱなしの俺ではないのだよ。

 ルパルパは、ひとまずシカトだ。

 密かにピクスドローンに集めさせた、お魚と木の実をこっそりいただくことにいたしましょう。

 俺の聖域は侵されないのだ。


 『マスター、待っていました…二人っきりですね…うふふ。』


 なに?


 なんで、俺の聖域内にルパルパがいるんだ。

 どうやって、先回りしやがった。


 しかも、やけに薄着だな、走ってきたのかこいつ?

 まあ、薄着に関しては、俺自身がパンイチだから、なにも言えないがな。


 先ずはご飯を食べたいのだ、ちょっと失礼。

 俺の前に立ち塞がるルパルパの素肌の肩に手を掛けて、脇を抜けようとした時だった。


 『やっぱり、らめぇー。』


 激しい衝撃音がして、視界の天地が暗転する。

 俺は、壁に突き刺さり、意識を失った。



 翌日、俺は、壊れた壁から流入した魔獣の獣舎からの糞の中で目を覚ました。

そして、牛皿ビールセットと冷奴ビールセット、それぞれ1,500人分とビール追加3,000人分、合計360万円をルパルパに請求されました。


 そして、俺の聖域は、汚水槽と一体化し、使用は不可能となっていた。



※うんちく

 ラレンティアの子供たちアルウァル兄弟団(アルウァル神官団)がネタ元で名前が伝わってません。

 なので名前は、歴代ローマ皇帝になっています。


本作はゆるいノリで建国系スローライフ異世界魔法ファンタジーとして展開していく予定です。

面白いと感じて頂けましたら【評価★★★★★】【ブクマ】【感想】を頂けると嬉しいです。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。