第16話 有力な情報
リリアをその場に残したまま、悠斗はセクシーなお姉さんと一緒に路地裏へと消えた。
人通りが少なく、薄暗い路地裏へと消える二人を心配そうに見つめるリリアは、ぱふぱふの意味を知らない。
純粋無垢なリリアを置き去りにしながら、ぱふぱふに胸を踊らせる悠斗に天罰が下ることを、きっと誰もが思っているはずだ。
ここからの内容は規制に引っかかる可能性があるので、自主規制でお送りする。
「ねぇお兄さん…もっと近くに来て?」
「えっ? ま、マズいですよ、こんな事…僕、こんな事をするために一緒に来たんじゃないんですけど…(嘘)」
「あら? 本当は知ってるんでしょ?」
「いいえ。全く想像できないです」
「うふふっ、嘘ばっかり…ほら、ここに顔を埋めて♪」
「ま、マズいですよ…わっ、そ、そんな無理矢理…んんん…」
「うふふっ、ほら…ぱふぱふ…ぱふぱふ…」
「ぼ、僕はこんな事をしたいんじゃなくて、色々と知りたくて…」
「あら。それならお姉さんが教えてあげる。もっと良いことしてあげようか?」
「えっ? 良い事って何ですか?」
「うふふ…こういうのはどう?」
「えっ? そ、そんな…み、見えちゃってますよ? マズいですよ!」
「うふふっ…本当は嬉しいんでしょう? ほら、このまま、ぱふぱふ…ぱふぱふ…」
「ああああっ…ここは天国ですか?」
「うふふふっ、ねぇほら…お姉さんも何だかドキドキしてきちゃった…ねぇ、吸ってみる?」
「ええええええ? そ、それはマズいです!」
「うふふ、可愛い♪ ねぇ、吸って?」
「あああああ…僕はもう死んでもいいですぅ…」
ぱふぱふを終えた悠斗がリリアの元へと戻ってくる。
「悠斗様、どうでしたか? ぱふぱふって…一体何なんですか?」
心配そうな目で悠斗を見つめるリリア。その純粋で真っ直ぐな瞳に見つめられて、本当の事など言えるはずがない。
「そ、それよりも、すごく重要な情報を手に入れる事ができたよ」
「そ、そうなんですか!? さすが悠斗様です!」
「い、いや…僕の力じゃなくて、国王にもらったお金が役に立ったんだ」
悠斗は国王にもらったお金を全額支払った上に、有益な情報など得られてはいない。だが、本当のことは言えない悠斗は適当に話を続ける。
「西に行ったところに、小さな洞窟があるらしい。その洞窟に、ある秘密が隠されているらしいんだけど…」
「そうなんですね! すごい情報じゃないですか! さっそくその西の洞窟に行きましょう!」
「えっ?」
キラキラした目で期待に胸を膨らませるリリアに、いまさら嘘でしたと言えるはずもない悠斗であった。




