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2話
交流会のあと。
次にちゃんと話したのは、履修登録の日だった。
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食堂で、花音と莉緒は時間割を見ながら悩んでいた。
「どれ取るのがいいのかな」
花音が呟く。
隣で莉緒もシラバスを見ながら顔をしかめた。
「一般教養、多すぎない?」
「説明読んでもよく分かんない」
すると後ろから声がする。
「あ、それ俺も見てた」
振り返ると、新がいた。
そう言いながら、新はトレーを持って二人の向かいに座る。
「決まった?」
「まだ」
「一般教養どれ取ればいいか全然分かんない」
新は自分のシラバスを開きながら言った。
「サークルの先輩に聞いたけど、“人間科学”いいらしいよ」
莉緒が顔を上げる。
「なにそれ」
「有名教授の授業。出席取らないって」
「え、ほんと?」
「最後にテストさえ受ければいいらしい」
莉緒が笑う。
「絶対人多いやつじゃん」
「らしい」
花音は時間割を見ながら少し考える。
「……取ろうかな」
新が軽く笑った。
「ハギー真面目そうだから普通に毎回来そう」
「失礼」
「でも分かる」
莉緒も笑う。
「なんかちゃんと前の方座ってそう」
「座りません」
「いや座る」
新が即答する。
「なんで決めつけるんですか」
そんなやり取りをしながら、三人は同じ講義を取ることになった。




