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psychic(サイキック)  作者: 萌氏
14/16

久々に・・・・ね、

「おー頼まれた分だけしかねえけど。残りは近いうちに持ってくるわ。」

「はい!あざっす!」

「え?これ、全部じゃあないの?」

生粋があどけない顔をして七海を見上げて訊ねた。

「今日練習試合だからな。1から17番までだけ今日の為に出したんだ。」

へ~と女子二人。

「うちはただでさえ部員数が多いから、全員分はないんだよ。」

航が補足して紅里が確かに、とうなずく。

「一年生は部室で着替えられませんもんね。」

「ああ。」

すると突然七海がカラーボックスを開けて中をごそごそとやり始めた。

「ああクソ、あったと思うけど・・・・あった!結奈ちゃん?身長は?」

「ひゃ、158です。」

「ん。・・・これ、160だからデカいかもだけど。ジャージ。」

結奈が受け取ったそれは、サッカー部のジャージだった。

濃い藍色のそれは、背中に白で『SAIONZI』と書かれている。下のジャージには、横にユニと同じく黄色のラインが入っていた。

「ふぉぉぉ~カッコいい~」

紅里が身に着け感嘆の声を漏らしていると七海は、

「だろう?俺も2年前にはこれを着てたんだぜ?」

と誇らしげだ。

「練習試合の相手は県でもベスト4に入る強豪だ。だからって訳でもねえが、マネが学校指定のジャージなのも変だからな。」

航はそう言い、カラーボックスを部室へと運んで行った。

紅里は久々に〝三次元〟の出来事で、ワクワクし始めた。

遅くなってすみません!!!

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