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夢幻泡影(むげんほうよう)  作者: 赤坂純美麗
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第32話 魔法図書館

【夢の異世界編】

メアリ「書籍っていうかインクの匂いが心地よいですね」

カグヤ「凄そうな図書館だね、なんかワクワクするね」

リーサ「さて、私も手伝うわよ」

カグヤ「ありがとう、リーサ」

メアリ「えっと、これかな?、あっ!、ありましたよ!」

カグヤ「どれどれ?」カグヤとメアリは本をめくっていく。後ろからこっそり冬夜も覗いている。

カグヤ「うーん、特によいスキルはないね」

メアリ「そうですね」

カグヤ「うーん、これだけの書籍から探すの大変そうだね」

リーサ「もうちょっと探しましょう」カグヤとメアリは黙々と作業をしていく。

冬夜「俺も探すよ(何もしないわけにはいかないし、何より俺自身の事だもんな)

カグヤ「じゃあ一緒に調べてくれる?、冬夜って文字読める?、読めなかったら私が読んであげるよ!」

冬夜「あぁ、大丈夫だ、文字の読み書きくらいできるよ」

メアリ「ご主人様はどんなスキルが欲しいんですか?」

冬夜「そうだな、自動治癒特性、自動蘇生特性、スキル強奪特性、全属性防御耐性、完全物理攻撃防御、完全魔法攻撃防御、錬金術特性、身体能力向上特性、全属性魔法使用特性、精霊魔物使役特性、異空間転移特性って、これ全部、雪籐に奪われた能力とスキルだった」


リーサ「もう普通の人のスキルじゃないじゃない・・・」

カグヤ「想像の斜め上をいきますよね・・・」

メアリ「ご主人様、本当は神だったんですか?」

冬夜「人は生き返らせれないから・・・神ではないよ、今は、このスキルを全部もっている雪籐が最強なんだよ」


それから3人は一時間ほどかけて、数十冊の書物を漁っていた。

途中、リーサが用事があるとのことで部屋を出ていった。


冬夜「あ!、これか?」冬夜の目の前にある本のページが開かれる。

そこにはこう書かれていた。


(スキル)

『自動再生』

効果:あらゆる状態異常・呪いの無効化

説明:全ての状態異常・呪いを受けない、傷ついてもすぐに回復する

『超高速修復』効果:体の一部を欠損しても数秒で復元される

説明:肉体の損傷や破損箇所が瞬時に治る


『筋力増強』

効果:力、防御力、敏捷力が上がる

説明:腕力が倍になる

『魔力増大』効果:魔力量が増える

説明:魔法の威力が増す


『生命維持』

効果:HP、MP、SPが常に満タンとなる

説明:呼吸をするだけで自然回復し、枯渇した分は睡眠でも補える

『身体強化(限界突破)』効果:ステータスが倍に上がる

説明:ステータスが50倍まで上昇する


『精神干渉無効』

効果:他人の思考が読み取れるようになる

説明:悪意のある思念が届いてこなくなる

『鑑定LvMAX』効果:相手のステータスを見れる Lv.99(MAX)

説明:全てを見通せる


冬夜「おぉ、この本で俺の能力・スキルが取得できるのか?、よく分からないけど、結構いい感じだな」冬夜は本に手を置いた。すると本が光り輝き始める。

冬夜「うわっ!?」


光が収まると、冬夜の手元に古びた剣があった。


冬夜「これが俺の武器なのか?」

カグヤ「冬夜〜どうだった?、何か良いスキルあった?」

冬夜「うん、まぁね」

メアリ「どんなスキルですか?気になります」

冬夜「これは俺が使えるスキルの中でもかなり上位に位置するものだな」

カグヤ「どんなスキルなの?」

冬夜「自動再生っていうのがあるんだけど、自分の体を自分で操作して怪我の治療ができるんだ」

カグヤ「凄いね」

メアリ「それならご主人様は無敵ですね」

冬夜「いや、そうでもないよ、このスキルより強力なの持ってても雪籐には負けたからね、それにこのスキルには欠点もあるようだし・・・」

カグヤ「どういうこと?」

冬夜「例えば、自動で治癒回復してくれるからといって、自分以外の人を治療する事はできないってことだ」

カグヤ「そうなんだね、でも私達には治癒回復魔法ありますし、一緒に戦えば安心して戦えますよ!」

メアリ「そうですね、ご主人様と一緒に戦いたいです」

カグヤ「そうだ!このことを、リーサにも教えてあげようよ!、きっと喜ぶよ」

メアリ「賛成です」

カグヤ「じゃあ、早速リーサを探しに行きましょう」

冬夜「あぁ、待って、まずはレイヴンさんに報告しないと、さきに連絡しようと思ってたんだよ、ちょっと待っててくれ、すぐに戻ってくるよ」


冬夜はそう言って部屋を出ていった。


冬夜「あぁー疲れた、何処にいるかな・・・ん?、あれは?」廊下を歩いていると前方に人影が見える。


リーサ「あ、冬夜!」リーサがゆっくりと歩み寄ってくる、目当てのスキルは手に入れられた?

冬夜「そうだね、スキルは手に入ったよ」

リーサ「ほんと!、よかった、これで少し強くなれるね」

冬夜「リーサは何処に行ってたの?」

リーサ「えっと、その・・・レイヴン先生の所に用事があったから・・・」

冬夜「そっか、じゃあ今から行くところだから一緒に行く?」

リーサ「あ、あの・・・私は後でいいから先に行ってきなよ」

冬夜「分かった、またあとで」、スタスタとレイヴンの元へ向かった。レイヴンにスキル取得したことを報告した。


冬夜は書庫に戻る為、歩き出した。


リーサ「・・・やっぱり・・・まだ言えないよね・・・」

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