第30話 ステータスの封印
【夢の異世界編】
冬夜「なんだ!?」すると、上空から声が聞こえてきた。
???「全く、こんなところで何をしているのかね?」
冬夜「あなたは……!?」そこには白髪の男性がいた。
リーサ「レイヴン先生!」
カグヤ「レイヴン先生!」
レイヴン「久しいね、カグヤ、元気だったか?」
カグヤ「はい、おかげさまで!」
リーサ「どうしてここに?」
レイヴン「少し気になることがあったんでね、様子を見に来たんだよ」
レイヴン「そこの青年、君は能力・スキルを奪われたうえに、成長とステータスを封印されているようだな」
レイヴン「封印されている力を無理やり行使して戦っているように見える、自分の中の見えない武器を手探りで探して、手に取ったものを使っているような感覚か、一度使うと感覚をなんとなくつかめるようなといったところか」
冬夜「そ、そうだったのか、ああ、なんか理解できるよ、確かにそうなんだ・・・その通りなんだ」冬夜はレイヴンの言うことを全て理解していた。
冬夜「なんで分かったのですか?」
レイヴン「君を見ていれば分かる、それに君のその戦い方は、私の昔の教え子と同じだ、あの子も同じような状態だったよ。」
レイヴン「名を雪籐といったか・・・」
冬夜「ええ?」
レイヴン「だが、今は違うようだな、君と彼とが入れ替わったかのようだ、君は自分なりのしっかりと戦っているが、あまりにひどいハンデを付けられている」
冬夜「はい、確かに以前、雪籐に能力・スキルをすべて奪われました・・・」
レイヴン「そのようなことが・・・、ならば、私がちからを貸そう」
メアリ「え?、本当ですか?」
レイヴン「雪籐に負けるわけにはいかないのだろう?」
メアリ「でも、雪籐は今や世界最強と言われています、そんな人に挑むなんて・・・」
リーサ「確かに、今の私たちには無理ですね」
カグヤ「そうですよね」
冬夜(ん?、あれ?、俺って強いの?、でもそれは雪籐に負ける前の話だし)
メアリ「そうですよね、私たちは強くなろうとしてますけど、そんな簡単に強くなれませんよ」
冬夜「まぁ、ちょっと待ってくれ、俺は弱いのか?」
カグヤ「うーん、どうだろう?、でもレベルと強さのギャップがすごいと思うよ!」
レイヴン「ふむ、まずは冬夜に何が起きているか調べることから始めよう」
冬夜「は?」
レイヴン「よし!、とりあえず今日はここまでとする!、全員訓練場に向かうといい、リーサよ、案内しやってくれ」
リーサ「わかりました、先生」
冬夜「ちょっと待ってくれ、どういうことだ、俺は雪籐に何かされているのか?」
レイヴン「おそらくな」
メアリ「ご主人様のためなんですね?、分かりました!、ほらみんな行きますよ!」
冬夜「わかった・・・」こうして一行は訓練場の方に歩いて行った。




