第22話 二人の女神
【夢の異世界編】
冬夜「それじゃ、行こうか」
冬夜は二人に呼びかけた。
カグヤ「冬夜は、私が守るから安心してね!」
メアリ「はい、お任せください!」
冬夜は二人の返事を聞いて微笑んでいる。二人の女神に守られて、俺は幸せだな。
冬夜「頼りにしてるよ」
こうして、冬夜たちの新たな旅が始まった。冬夜たちは、街の外に出ると草原を歩いていた。
遠くまで見える壮大な風景が広がる(元の世界にももどれずこの世界で終わる・・・なんてこともあるのかな・・・、いかんいかん前向きに考えないと、メアリもカグヤも地獄まで追ってきそうだからな)
冬夜「この辺りはモンスターが出ないんだな」
カグヤ「うん、ここは魔物が出るような場所じゃないからね」
メアリ「そうですわね、ここなら安全に暮らせそうですね」
冬夜「ん?どういうことだ?」
カグヤ「私たちが調べて見つけたのは、あの森の中にある街なのよ」
冬夜「じゃ、この森は結界とかの類で守られているってことなのか?」
メアリ「はい、ここからだと見えませんが、少し行ったところにあります」
冬夜「お、そうなんだ、新しい情報が聞けそうだね」
カグヤ「うん、そうだね!」
メアリ「はい、運がいいですね!」
冬夜(それにしても・・・さっきから視線を感じるんだけどな・・・)
冬夜「二人は誰かに見られてるような気がしないかい?」
カグヤ「えっ!うーんどうだろう?」
メアリ「特に気にしたことはないのですが・・・」
冬夜「そっか、まぁいいか」すると、前から複数の人影が現れた。
冬夜「あれは・・・人族?」(視線はこの人たちからだったのか)
現れたのは、4人の人族の男と1人の女が1人だった。男たちは、全員武装しているようだ。
冬夜「話し合いをするよ、二人とも下がってて」カグヤとメアリは、素直に従う。
冬夜は、ゆっくりと近づいた。
男「おい、お前たちここで何をしてるんだ!」話しかけてきた。
冬夜「俺たちはこの近くの街に用事があってきたんだけど、道に迷っちゃったみたいでね、案内してもらえないかな?」
男は、冬夜に警戒しながら答えた。
男「ふん!嘘をつくんじゃない!、俺達は冒険者だ!怪しい奴は見逃せないな!」
冬夜「なるほど、で、案内してくれないのか?」
男「質問するのはこっちだ!その女の子達はお前に騙されているだろう?、お前のような奴が美女と一緒にいるのはおかしい!、だが、その子たちを解放し、こちらに引き渡せば命だけは助けてやろう!」
冬夜「それはできない相談だな・・・すくなくとも仲間は物じゃないんでね・・・」




