第14話 凱旋
【夢の異世界編】
受付カウンターに行くと、いつもの女性が対応してくれた。
女性「あら、おかえりなさい。今日も無事に戻ってこれてよかったですね」
冬夜「えぇ、なんとかなりました。それで、その後の状況はどうなってますでしょうか?」
俺が質問をすると女性は少し考え込んだ後に答えた。
女性「・・・わかりません。ただ、今回のゴブリン討伐の依頼は緊急性の高いものだったようです。おそらく、このまま放置してしまえば大きな被害が出てしまてたでしょう。なので、報酬の方はかなり高額になるはずですよ」
冬夜「それは助かります。では、お願いします」、冬夜は倒したゴブリンの首飾りの入った袋を渡した。
女性「はい。確かに受け取りました。それと、これが新しい魔道具になります。今回は試作品という扱いで無料で提供させていただきます。是非、使ってみてください」
冬夜「ありがとうございます。早速使わせてもらいますね」
冬夜は受け取った小型の機械を手に取る。使い方の説明を聞いた。この装置は通信機のような機能があるらしい。
例えば、離れた場所にいる仲間に話しかけることができるそうだ。
他にも、離れた相手の位置情報を確認することもできる、この世界の無線機か。最後に、半径100メートル以内で会話ができると言っていた。
冬夜(便利だけど、他の人は使えるのか?)、そんなことを考えながら冬夜はその場を離れた。
冬夜「よし! これで完了だ、メアリ、帰ろうか」
冬夜の言葉にメアリは同意し、宿屋に戻った。冬夜達は食事を済ませるとすぐに眠りについた。




