イリヤスフィールのエピローグ
イリヤスフィール視点です
大聖堂1階の大広間にて、大規模な宴が開かれていた。
神族法に打ち勝った会...というセンスの欠けらも無いのぼりが大聖堂前に出ている。
「ふぉふぉふぉ!一時はどうなるか事かと思ったが...まさか、精霊を転生させれば良かったとはのぉ。思いつきもせんかったわ!」
ぐびぐびとアルコール度数の高い酒を仰ぎながら、良かった良かったと笑う、隣に座るゼウス...その顔は、いつもの威厳ある顔ではなくただの酒好きのジジイである。
「まぁ、私の権能を使って抜け道を作るなんてよく考えましたよね。」
「きふいふたほはまふものおはけふぁお。」
「...飲み込んでから喋りましょ?」
もぐもぐと口いっぱいにピザを押し込みその状態で喋ろうとする、幼馴染に呆れがくる。
「んっ...気づいたのはまりものおかげだよ。」
「ですね。普段からゴロゴロしてゲームしかしてないのにそういう発想力は凄いというか...」
やば、まりも食べ過ぎ!めっちゃ減ってるんだけど?
...まりもがガツガツ食べるので、自分の分がなくなる前に皿に取り分けておこう。
「2人には褒美を用意しなくてはな。功労者じゃしな?」
料理を取り分けながらする話ではない気もしなくは無いが、褒美をくれると言うなら欲しい。
「あー。お願いします。お休みがいいですね。」
「ん?まりもはいいよ...思いついただけだし...あ、これうまそ。」
「む?そうか?なら、イリヤスフィールは1週間の休み。まりもは...今回の料理でも家に送っておくことにするのじゃ。」
1週間!?そんなに休みがあれば、最近ご無沙汰していたモールにも足を運べそう...これは本当にありがたい!
「ふぉー!料理だー!」
「あ。料理といえば、ファフとはどうなったんです?」
ファフがこっちの世界に来た時はよくまりもの家に遊びに行ってたし、ファフもファフでまりものために料理を作ったりしていてかなり仲が良かったはずだが。
「んー...ファフは、アイスを生き返らせるのに今はたーへんだからね。終わったらまたあたっくするぜー?」
「ファフのこと好きなんですね。」
「まりもふぁっしょんのシャツはファフの手作りなんだもん。いつもファフに包まれてる感じしてぱねー...」
えっ...ちょっとまりもが変態に見えてしまった...
「ふぉふぉふぉ...若いもんはええのぉ...」
そう小さな声で呟いてからゼウスはすっとその場を離れていった。
...気を使ってくれたのかな?
こうして女子会が始まり、ファフをどう攻略するか、まりもの相談に乗ったりしたのだった。
イリヤスフィールから見た神様メンバーの後日談的な感じが強いかもです。
まさかのイリヤスフィールとまりもは幼馴染だった。




