表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
71/77

かなり前進

最初、主人公視点。後半ムーミュ視点です。

「...マスター...どう?」


「やっぱり厳しいな...浄化する用のアイテムも全然足りないしな。」


 神界にて、俺ことファフニール・マナファルは浄化スキル上げに翻弄されていた。


 浄化スキルのスキルレベルを上げるには、浄化する必要のある「物」にとにかく浄化スキルを使うしかない。


 でも、浄化する必要のある「物」なんてそうそう数ある訳もなく...


「よし、そろそろ次の場所に行こう。イリヤスフィール...案内を頼む。」


「はいはい。えーと次は...こっちですね。」


 そのため今は俺とイマーニとイリヤスフィールは3人で神界の不浄地帯と呼ばれる土地を浄化して回っている。


 実は、魔神のコア浄化の最後のピースである浄化スキルのレベルがレベル7を超えたあたりから全く上がらなくなってきたので、このままではマズいとゼウスに相談を持ちかけたんだ。


 それでゼウスに会いに大聖堂に行ってみると、ゼウス達も消滅しそうな世界を神族法で治すことが出来ないという大事件の解決法を模索するのに必死になって動き回っていた。


 ゼウス曰く、「我々神は世界を管理する義務があるんじゃ。ファフのいる世界の崩壊は、数ある世界の1つであっても見逃せぬ。」とのこと。


 そんな状況だったので魔神のコアをそのために使うことを持ちかけてくると思いきや「1度好きにすればええと言ったものじゃ。それを、こっちの都合で要求したりなど絶対せぬ。」と。


 その魔神のコアは大切な人のために使えと言われ、浄化スキル上げのために神界内の魔神大戦の影響で不浄の地となった場所のリストを渡され、案内としてイリヤスフィールがやってきた。


 この土地を浄化スキルで浄化して浄化スキルレベルを上げろってことだ。


 便利に使われている気もしなくは無いが、不浄の地は浄化スキルを使う度にガッポガッポと経験値が入ってくる。


 世界の崩壊の速度から考えてこのまま行けばスキルレベル10到達は、かなりきついギリギリのラインだ。


 ...ナルニア達の進捗の好調を祈るしかない。


____________________________


「よっし!第3回ファシズリムル探索隊の派遣は成功!?世界樹の確認に成功した?生命の精霊の話を聞けた?流石じゃ!ホワトラ達の手伝いがあってこその成功じゃな!本当に助かった!」


 わしは、手に持つ通信機から来たホワトラの連絡に思わず激しくガッツポーズをしてしまった。


 ナルニアに励まされてからというもの、今度は二度と失敗しまいと慎重にかつ計画的に、ファシズリムルの大樹林の攻略を始めた。


 書類仕事に各地への根回しや、探索隊への支援もろもろ、わし自身は商業ギルドからほとんど出なかったとはいえ大忙しじゃった。


「いや...我々だけではたどり着けても、精霊とは話せなかった。そちらの妹さんのおかげだな。」


「うっ...あやつか...迷惑かけとらんよな?」


 前にちろっとファフの前で話したわしの妹のこと...え?前に話したじゃろ?厨二病でわしの部屋でよく分からない液体同士を混ぜたやつで魔法陣かいて魔王召喚の儀とかして爆発したり、その他もろもろでなかなか大馬鹿者じゃと。


 その妹がの?実は精霊通信というなかなかに珍しい、精霊と話せるスキルを持っておってな...ほら、ちょっと前に云ったじゃろ?


---小さな頃から何度も精霊伝説や精霊については子守唄のように聞かされておった


 精霊伝説は子守唄のようによく皆が聞いたことがあるじゃろうな。だってよく童話にもなってるんじゃから。


 でも精霊については?...妹から毎晩寝る時に、何度も精霊について話されてたんじゃよ。妹は精霊通信を持っておるからな...つまり、こっちの子守唄はある意味の皮肉じゃな...はは...


「いや?対して迷惑ではなかったぞ?真面目だったな。なんなら妹さんに変わろうか?」


「え?あ、いや...やめ...」


 わしの制止の声が聞こえなかったのか、通信機の相手が変わる音に続いて、馴染み深い妹の声が聞こえた。

ムーミュに厨二病の妹がいるっていうかなり前にした話をやっと使いました。

忘れていた人も多いんじゃないでしょうか?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ