伝承
ナルニア視点です
「ただいま!」
「...む?おかえりなのじゃ。」
紙の束相手にむむむっ...っと唸りながらにらめっこしていたムーミュさんは、私の声にパッと顔を上げた。
私はさっきまでアーマさんと共に王城の地下の書庫に行ってきた。
アーマさんが地下書庫には伝承にまつわる本や国で禁止した禁書が置かれていてそこにヒントがあるかもしれないと言ったからね。
「どう?ホワトラさんの資料に有用そうな情報はあった?」
「うむ。1つ気になる事を発見できたぐらいじゃの...」
「1つでも十分だよ!1歩ずつでも進めれば絶対世界を救う方法は見つけられるはずだからね。」
ゆっくりでもいい。焦って急いでやったって見逃しや粗が出来て絶対上手くいかない。こういう時だからこそ慎重に行くべきだと思う。
「そうじゃな。焦ってはダメじゃな。して...ナルニア達はどうじゃった?」
「こっちも1つ役に立ちそうな伝承を見つけたよ。」
「ほぉ。それは良かった!む?アーマはまだ来んのか?」
なかなかアーマさんが現れない事にムーミュさんは気になったのか怪訝そうな顔をした。
「アーマさんはお城でお仕事。この状況で長い間はお城を空けられないもんね。 」
「なるほど...じゃな。して、どんな伝承じゃ?」
「世界の真北...そこにあるファシズリムルの大樹林の奥深くには、世界樹という世界の為に生命力を生み出す木があるらしいって伝承だね。」
ファシズリムルの大樹林は、未だ未開拓の強力な魔物の蔓延る危険地帯だね。
そのためかその土地にまつわる伝承は多い。今回の私たちが見つけてきた伝承もその中の一つだね。
「ほう?なるほど。ならその伝承が当たりかもしれんの。」
「え?それって?」
「この資料の中にも、ファシズリムルの大樹林にまつわる伝承が世界を救う方法に繋がる可能性は高い、とあってな。」
ムーミュさんが資料から得た情報によって私たちが得た情報が裏付けされたようなものだね。
「その世界樹で何をすればいいかはまだわからないし、どうやって世界樹を見つけるかもわからない、そもそもファシズリムルの大樹林を探索するだけの力があるかすらわからないけど、一歩は進めたのかな。」
「そうじゃな。まだわからないことは多い。世界の崩壊もちゃくちゃくと近づいてきている。それでもナルニアのいう通り焦らず確実にいけば...よし、一度、ホワトラに連絡してみるのじゃ!情報共有を行ってみるとしよう。」
Amaz〇nでクッションを買ったんです。抱き枕代わりにもなる形のやつで、すっごい寝心地が良くなりました。
つまり、寝落ちしてたら投稿凄い時間になった...orz




