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素材の完成

「イマーニ。そっちを頼む。」


「ん。」


「同時にスキルを使うぞ。321...よしっ!出来た!全部揃ったな!」


 浄化に必要な素材をイマーニと作り始めて3日。全ての素材を完成させた。


 イマーニとの共同の錬金術は最初から息ぴったりにスキルの発動が揃い、1度も失敗はなかった。


 共同の錬金術は2人のスキルの使うタイミングが成功の鍵だからな。イマーニは息を合わせるのがかなり上手かった。


 成功する度にドヤ顔を向けてくるのは多分ムーミュの影響だろう。頭を撫でてやればふにゃりと笑顔になるのでこっちはまりもの影響だな。


「ほんと助かった。あとは浄化スキルか...」


「ん...間に合う?」


「正直厳しい。」


 浄化スキルのスキルレベルをあげるにはひたすら使うしかない。それも浄化する必要のある物にスキルを使わなければ、スキルのレベルは上がっていかない。


 錬金術で素材を作りながらも同時進行では、なかなかスキルレベルは上がりにくく...まだ浄化スキルはレベル4だ。


 スキルレベルはスキルレベルが上がる度に上がりにくくなるので、このまま行くと...間に合わないかもしれない。


 地上では少しずつ世界の崩壊が進んでいるのに...ナルニア達は間に合うのだろうか?


___________________________


「さて...ファフの前では大見得切ったが...どうするかの...」


「...とりあえず全ての支部には緊急レベル5で連絡を入れておきました。それぞれの支部でも方法を模索してくれるはずです。ですが期待はしすぎない方がいいかと。」


「分かっておる。...ヒントがないかもう一度ホワトラ氏が作った資料を読んでみるか...」


 ファフとナルニアが古城に向かったあと、直ぐに1人のホワトラと名乗る者が現れた。


 どうやらファフにテイムされた神獣らしく今は人化しているとか...


 ...疑ってかかったらホントに虎の神獣になって腰を抜かしたのは内緒だぞ?


 そのホワトラは、ホワトラが分かる限りの今回の事に関する知識を資料にして持ち込んでくれた。その後、少しでも状況を良くするためにほかの仲間たちと連絡を取りあって世界を回ってみると言って行ってしまったが。


「ナルニアとアーマはいつ頃戻ってくるのじゃ?」


「お昼頃には...戻ってくると」


「それまでにアイディアの1つ出せればいいんじゃがな...」


 窓の外の崩壊の予兆を感じる空をチラ見しながらため息をひとつついた。

今日外雪メッチャ降ってたんですよ。

昔は積もってーってお願いしてたのに今は積もってほしくないとお願いしてます...あの頃の子供心はどこに行ったんでしょうね。

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