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デート③

「お腹すいてきたね。お昼どうしよっか?」


 ちょうど太陽が真上に来た頃、お昼ご飯の話になった。


「あっ、それについてはもう決めてるんだ。」


「そうなの?」


 そう言って商業ギルドの前までやってきた。


 そこには、白い馬車が止まっていて、


「おっ!やっときたのー!」


「おはようございます...もうこんにちはですかね?」


 ムーミュとアカナが待っていた。


「あれ、ミューちゃんと、アカナさんだ!こんにちは!」


 実は、デートプランを考えていた時、お昼ご飯をどうするか正直良い店が思いつかなかった俺は、店のことなら商業ギルドだろってことでムーミュに相談をしに行ったんだよな。


 そしたらムーミュは、


「ふむ...王城の食堂とかどうじゃ?」


 っと提案してきた。


 アーマとの会議とかで王城の食堂に食べに行ったことはそりゃ何度もあるし、ナルニアも数回は行ったこともある。


 だからって私用で食べに行くのはどうなんだ?って思ってたら、アーマは全然いいですよっとのこと。


 でも俺たちだけで利用するのもなぁってヒヨってたら、ムーミュとアカナが私らも一緒に行ってくれることになった。


「なるほどー...凄いね!びっぷってやつ?」


「そうじゃぞ。これは、自慢出来るデートの思い出になるのぉ...ファフに精一杯甘えてお礼するんじゃぞ!」


「ふえっ!?」


「ですね。今夜は、ファフニールさんが満足するまで眠れないかもですね。」


「うぇぇぇえ!?」


 ムーミュとアカナに弄られ、変な声を上げるナルニア。


 ナルニアをいじると可愛いのは分かるが...って...満足するまで眠れないってアカナも結構そういうこと言うんだな。


 さて、話を聞くとそこに止まってる馬車で王城まで行くとの事。


 ずっとこうしていると王城の料理人を待たせてしまうので乗り込むことにする。


「おっと、ナルニアはファフの膝の上に座るんじゃぞー?」


「ええっ?」


「ですね。特等席ですよ。良かったですね。」


 馬車の中に乗り込んでもムーミュとアカナのナルニア弄りは止まらないようで...


 まぁでもムーミュもアカナも、ナルニアが絶対に嫌がるようなことは言わないし、ちゃんと線引きはしている。


 そういう意味でもムーミュとアカナは、本当に良い友達で商売仲間だとおもう。


 ナルニアも満更ではないため、顔を赤くしながらも俺の膝の上にちょこんと座る。


 あっ、軽い...そして、柔らかい......ちょうどナルニアの頭が顔の前ぐらいに来て、ナルニアのいい匂いが...


 やばい...ふつふつと劣情が...わいてきてしまう!


 ナルニアを後ろからギュッと抱き締める。更に、もふっとしているナルニアの髪の毛に顔を埋めて、劣情を誤魔化そう!


「にゃっ!?なななっ何してるのファフ!?」


「いや...なんかこうすると落ち着くんだよ...」


「んもー...おうち帰ったら、私もギューってさせてね?」


「「ニヤニヤ...」」


「あっ...こら!そこ!ニヤニヤしない!」


「「はーい!」」


 この調子でお城まで行った。


 流石にお昼ご飯中はムーミュとアカナのいじりはなかったが、王城のメイドさんがアーマの指示なのか、露骨にフォークを一個忘れてきたり(アーンをさせられた)とアーマからも軽くナルニアはいじられていた。

ムーミュとアカナとアーマは二人のことを応援してるようですね。

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