デート①
デート当日、朝9時頃。ナルニアと並んで家から出発する。
昔読んだラノベで同じ家に住んでるのに、デートの時は待ち合わせしようとしたりするシーンがあったが、その気持ちがよく分からない...普通に一緒に家を出ればよくない?
まぁ、
Q.待った?
A.全然待ってないよ!
っと言うシチュエーションに憧れるのは分からないことも無いんだが、別の場所に住んでるからこそ成立するシチュエーションなのであって、敢えて時間をずらして家から出たところで、待つも何もなくない?ってのが持論。
反論は全然認める。
「ねーねー。ファフ?どしたの?」
おっと、家を出て直ぐにかなりどうでもいいことを考えていたため、ナルニアを心配させたらしい。
不安そうな顔で聞いてきたので、
「ん?いや、ちょっと考え事をな。」
っと魔化すと、
「考え事?」
っとコクンと首を傾げて聞いてくるナルニア...でもホント話すようなことでもないしな。ってことで、
「おう。今日のナルニアは一段と可愛いから俺が耐えられるかなって。」
っとナルニアをほめると、
「ふぇっ!?あうあー...」
ナルニアはボンッって感じで顔を真っ赤にしてモジモジし始めた。
いやほんと、ナルニアは可愛い。
夜とかの吸血後のナルニアは吸血の力で大人びた感じになるが、普段のナルニアは照れ屋だし、大好きなカルボナーラを出すと全身を使って喜びを表すような可愛い動きもするし...見た目年齢通りの女の子だ。
たまに言葉にトゲがあるけど...それもナルニアの魅力の一つだと思う。
そしてそんな魅力的で可愛いナルニアは、デートの約束をした次の日に買った服で着飾って更に可愛いさに磨きをかけている。
シンプルなデザインの黒色のブラウスに、クリーム色のモコモコフードボアブルゾンを羽織っている。裾フリルが可愛い膝上くらいまでのワインレッド色のスカートに黒のニーハイに焦げ茶色のシューズという、寒さが目立ってきたこの季節でも暖かくそして何より可愛いコーディネートだ。
えっ?めっちゃファッションが現代風じゃないかって?...俺が服屋にオーダーメイドで作らせたからな。
いや、王都の服が悪い訳じゃないんだけど...ね?ははっ。
ん?俺の服装?いる?要らないよね?
「よし、そろそろいこう。今日は1日楽しむぞー!」
「うん。楽しむぞー!」
隣にいたナルニアの手をさりげなく取って指と指を絡ませる...恋人繋ぎ。
顔を赤くしながら驚きの表情を見せたナルニアも、ギュッと握り返してくれて。
今日のらぶらぶデートが始まった。
いちゃらぶデートが始まったぞー!
あぁ...ファッションセンス皆無の私が、めちゃめちゃ頭を悩ませて考えたコーデです。
いや、その配色おかしいとかその服の組み合わせ方はおかしいとか、色々あるかもしれません。
そんな時は、ご指導のほどよろしくお願いします。後学のためになります。今後のナルニアのファッションとかね。
...え?リアルの私?ファッションとは縁のない生活をしてますけど...orz




