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次元移動装置

 道路舗装政策実施から1ヶ月。そろそろ政策が軌道に乗り始めたので、神界に行く準備をしようと思う。


 ってことで自宅兼ね商店の空き部屋に向かった。


 念の為にその部屋を、俺の魔力でコーティングし、衝撃漏れ、音漏れが無いようにする。


 多分出来ないと思うが...転移石を取りだし登録ナンバー1番を使う...やはり何も起こらなかった。


 だよな。神界とこことは次元が違う。さすがに転移石では、座標の記録はできても転移までは出来ない。


 が、ちゃんと対策はしてある。ってことで取り出したのは、迫撃砲のような形状をした魔砲と呼ばれる兵器を6門。


 魔砲は、北の軍事国家が現在開発中のこめられた魔力を弾として放つ兵器だ。


 これが完成すれば世界の軍事技術に革命が起こるとまで言われているらしい。


 まぁ、必死こいて開発してるらしいけど俺は神界でさくっと作れたし、これで革命とか言われてもなぁ...って感じだが...


 ただ、俺の魔砲は改造して全く別の用途で使えるようにしたものでこれは革命レベルのものだといえる。

 この改造魔砲を、正三角形になるように床に3門並べ発射口を全て内側に向ける。


 残りの3門は天井に、床の正三角形を少し角度を傾けた形になるように貼り付ける。


 全ての砲の発射口の交わる点に野球ボールぐらいの大きさのオリハルコンの球を天井から紐で吊り下げる。


 後は全ての改造魔砲に限界まで魔力を込めて十分離れてからタイミングを合わせて魔砲を撃てば...


 パキッ...キーーーーーーーン!!!


 何かが割れる音と激しい耳鳴りがして...オリハルコンの球があった場所を中心に、直径1.5m程の漆黒の球が浮いていた...いや、球っていうか、時空の穴だけどな。


 神界で錬金術をしていた時に偶然気づいたんだが、球状のオリハルコンに魔力を流すと強い磁場を発生させるようなのだ。そしてその磁場は一度に流す魔力に比例して強くなっていく。


 これを利用すれば強い磁場を利用して時空に穴を開け神界に向かうゲート代わりに使えないかと考えた。


 さすがに手で持って魔力を流して時空に穴を開けるのはかなり危険なので、魔道具を使って離れた距離からそれを行ったわけだ。


 後はこの時空の穴を安定させる魔道具をセットし、転移石の1番に記録されている座標データを投影すればいいはずだ。


 もともと時空の穴は、プライ〇ーバルの亀裂をイメージしてたんですが表現が難しいのでもうブラックホールみたいなイメージでいいかなってなりました。

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