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東方激闘伝  作者: りゅうおー
2/3

開幕

???「…き…て…」

海斗「……」

???「…起…き…て…」

海斗「…う〜ん…」

???「だ〜か〜らぁ〜…起きてって言ってるでしょ!?」

海斗「ふぁ、ふぁい!!!」

突如聞こえた怒号によって、俺は目が覚めた。

海斗「あ〜耳いて〜…ったく誰だよいきなり大声なんか出しやがって………ん?んん!?お、お前、霊夢か!?」

俺の目の前にいたのは、幼なじみの女の子、博麗霊夢だった。

霊夢「見りゃわかるでしょ?そんなこと。しばらく会ってないうちにだいぶボケてきたんじゃないの?」

そう言って霊夢は俺を馬鹿にしてきた。

海斗「は?ボケてるわけねーだろ!?俺はまだぴちぴちの16歳だぞ!?」

霊夢「ぴちぴちって…あんたねぇ…」

俺が霊夢に言い返すと、霊夢は軽蔑の眼差しで俺を見ていた。

海斗「…ん?っていうかどこだここ?俺はたしか家に向ったいて…」

久しぶりに会った霊夢との会話がヒートアップしていて気がつかなかったが、見たことのない景色が広がっていた。よく見ると、他にも7〜8人ほど人がいた。それと同時に、だんだん色々なことを思い出してきた。

海斗「そうだ!あの後…」

???「皆さん、こんばんは〜!」

突如謎の男が現れ、挨拶をしてきた。

海斗「誰だあんた」

俺がそう言うと、謎の男はにこっと笑った。

謎の男「僕かい?僕はねぇ〜…君達をこの場所へ連れてきた張本人さ!」

謎の男がそう言うと、周りから非難の声が聞こえてきた。

「はぁ?ざけんじゃねぇぞ!なにしてくれてんだてめぇ!」

「そうよそうよ!こんなことして許されると思ってるの!?」

「あんたの目的はいったいなんなんだ!?」

「わしらをどうするつもりだ!?」

謎の男「ふふふ…いえ、なぁ〜に、簡単なことですよ。あなた達には、今から殺し合いをしてもらおうと思います。」

謎の男がそう言い放った瞬間、場の空気が凍った。

謎の男「今この場にいるあなた達10人を含め、この島には80人の参加者がいます。」

海斗「島…?」

霊夢「80人って…」

謎の男「そう。ここは日本のずぅ〜〜〜っと南側にある無人島さ。そして、この島の様々な場所に、それぞれ10人ずつ参加者が集まっている。つまり、8箇所それぞれにこの殺し合いの管理者がゲームの説明をしてるのさ。そして僕がその1人ってワケ〜」

その言葉を聞いて、俺達はただただ驚愕するしかなかった。

管理者「わかったかい?それではゲームの説明を始めるよ。」

管理者「ルールは簡単、君達には最後の4人になるまで殺し合いをしてもらう。その4人にのみこの島を脱出できる権利を与える。そこに、リュックがあるだろう。その中に、それぞれ殺傷武器や生活必需品がある程度入っている。」

管理者がそう言って指差した先には、リュックが10個、確かにあった。

管理者「それらをうまく使って、頑張ってね〜。あ、そうそう。そのリュックの中には、ある薬が1つだけ入っている。」

霊夢「薬…?」

管理者「その薬を飲めば、あ〜ら不思議!いろんな能力が使えるようになっちゃう!」

海斗「能力…だと?」

管理者「そう!こんなふうに…ね!」

次の瞬間、管理者の指から炎の玉が放たれた。

海斗「んな…!?」

それはまさしく、アニメや漫画、ゲームなどでよく見かける光景だった。しかし、所詮それは架空の世界での話。それが今、現実でその光景を目の当たりにしたのだ。

管理者「どんな能力が発動するかは、人次第。もしかしたら、同じ能力が発動する人達もいるかもしれない。それを飲むかどうかは、君達に任せるよ…それじゃあ、せいぜい頑張ってね…」

そう言って管理者は、一瞬で姿を消した。

海斗「これも奴の能力ってか…」

俺はそう言って納得した。

次の瞬間、この場にいる俺を含めた10人が一斉にリュックを取りに向った。霊夢が一番リュックから遠い位置にいたため、リュックが1つだけ余っている状態となった。ようやく霊夢がリュックの前までたどり着き、リュックを取ろうとする。しかしーーーーー

???「おっと、それは僕が貰おうか」

生真面目そうな大学生らしき男が、右手に持った拳銃を霊夢に向けてそう言った。

霊夢「はぁ!?なに言ってるの!?そんなのー」

大学生「悪く思わないでくれたまえ」

海斗「霊夢!!!」

ーパァンーーーーー

拳銃の銃声が鳴り響くーーーーー


続く




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