浮気癖が治った理由
ピロン!
授業中にスマホの通知が鳴る。送り主は彩だ。先生にばれないようにRhineを開く。
「これ、だれですか?」
メッセージに画像が追加で送信された。
僕が女の子と一緒にいる写真だった。
うーん、これはどう弁明したものか…まず第一に一緒にいるのは家族や親せきなんかじゃなければ僕に妹は居ない…。しかもこの女性は僕の知り合いじゃない。
それに僕は浮気癖?みたいなのがあるからだいたいの言い訳に意味がない。
と、いうことは、だ。詰んでいる。
あぁ、だめだ。いくら考えても理由をつけてもゴール手前で
「そういうのもういいから、正直に言って」
というメッセージが送られてきてバットで殴られたように全てが吹っ飛ぶ。
弁明せずに無視をする?
それはもう試した。一週間くらい口をきいてくれなくて僕の精神が先に死んだ。
あっ
僕はある手段を考え付く、その手段というのは!
「先生!今すぐやらないといけない事が出来ました!」
そういうと美優は教室を飛び出した。先生の引き留める声もすべて無視して行先は彩のクラス。
「櫻井さん!」
ざわっ!
クラス中がざわめく当然だろう。授業中にいきなり外から大声が聞こえてきたら。
教室の中に入ると美優は彩の前で土下座をしてすみませんでした!と誤った。
「あれは僕の浮気相手ではありません!」
美優がいきなり土下座をしてきて彩は焦る
「美優!?ちょっとまって」
「もちろん家族やいとこなどでもありません!信じてくれないのはわかっています!ですがこれだけは言わせて下さい!」
「ちょっと待って!授業!授業中だから!」
「僕はあれ以降しっかり懲りています、それに僕は櫻井さんにベタ惚れしています!」
彩は顔を真っ赤にして、美優の手をひっぱると教室を出て行った。
「なんなんですか!」
「だって彩、僕の事信じてくれないじゃん…」
「そりゃ…!美優がいつも他の子と居るからで…」
「だから今行って誠心誠意誤れば許してくれるかと」
「本当は?」
「雰囲気と勢いです!」
「絶対許してあげない」
彩の真っ赤な顔は真っ赤な鬼の形相へと変貌した!
「ごめんなさーーーい!!」




