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神の翼~黄金の翼の女神~ 前世編  作者: 和(のどか)
第五章 黄金の翼の女神

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楽しもう

 ゼウス側の応援席の神達が動揺した。


「笑ってる!ゼウス様の今の攻撃を受けて!」


「普通逃げだすだろう、それなのに笑いながら向かって行くなんて」


 ゼウスは、焦った。

 何故だ!何故斬れん!?この世界の全ての物を斬れる剣、 この剣に私の最大限のオーラを注いだ。


 この剣ならば奴のオーラや魂まで斬れるはず、今のでアントリュウスの剣と体を斬っていたはずだ!


 アントリュウスが微笑ながら近づいて行った。


「ゼウス、楽しもう!今までで戦った中で一番凄いオーラだ!この超越した感覚、私をもっと楽しませろ!」


 アントリュウスの翼が一際強く輝いた!ダイヤモンドを散りばめたような輝きを発した。


 アントリュウスは、ゼウスとの戦いのオーラと迫力、今の攻撃で死を予感させられ芸術性を感じワクワクし、楽しくなっていた。


 アントリュウスが斬りかかった。


 ゼウスが、剣で受けたがアントリュウスの剣の威力が強く、ゼウスが地面を引きずるように後ろに下がった。


 何だと!この威力!この剣でもアントリュウスを斬れんというのか?


 アントリュウスは、ゼウスを一方的に攻撃した。


 ヒューイは興奮した。


「ゼウス!アントリュウス様の本気は、こんなもんじゃないぞ!お前は、今日何度も死の恐怖を味わう事になる」


 ヒューイは、嬉しそうに笑った。


 アントリュウスがゼウスの心臓を刺した。


 ゼウスは、吹っ飛んだが刺された心臓は、生地の防具とオーラによって守られた。


 ゼウスの傘下の神々がアントリュウスの強さに驚いた。


「ゼウス様が押されいる」


「こんなゼウス様を見る事になるとは、思わなかった」

 

 この防具でなかったら殺されていた!


 ゼウスは、焦った。

 アントリュウスは、戦いに酔った目をしていた。


「ゼウス!お前の力は、こんなものじゃないだろ!本気を出せ!私をもっと楽しませろ!」


 そう言ってゼウスの首に剣を突き刺した。


 ゼウスは、オーラを使い防いだが剣の先が首に刺さり血が噴き出した。 


 ゼウスが逃げ10メートル程、後方にさがった。

「おのれ~!アントリュウス貴様、簡単には、殺さん!死の恐怖を味合わせ続けてやる!」


 ゼウスがオーラを使い首の傷が治っていった。

 アントリュウスは、それを見て、薄笑いを浮かべた。


 ゼウスの回復を待った。

 ゼウスを恐怖と怒りにより覚醒させて楽しもうとした。


 そして見えない速さで突っ込み再び首を刺した。

 うぎゃ~~〜〜〜〜っ!

 ゼウスの首から血が噴き出した。

 

 会場中が、ゼウスの悲鳴に驚いた。


「ゼウス様の悲鳴!?」


 ゼウスの悲鳴など誰も想像した事がなかった。

 アントリュウスは、ゼウスの悲鳴を聞いて興奮した。


 ゼウスの悲鳴には、恐怖が混じっていた。

「ゼウス!もっと聴かせろ神の王の悲鳴を!」

 ヒューイが興奮した。


「殺戮の女神アントリュウス様を本気にさせたなゼウス、お前の断末魔の叫びをアントリュウス様は、音楽を聴くかのように楽しむんだ!」


 ゼウスは、剣をしまい雷霆を取り出した。

 アルテミスとミカエルが動揺した。


「雷霆を!?」


 ミカエルが怒りの表情をした。


「これは、親善試合だ!雷霆を使うなどありえないだろ」


 アルテミスが、セコンド席から飛び出し闘技場の中に入ろうとした。


 兵士達がアルテミスを阻止した。


「まだ試合中です!このままでは、アントリュウス様の反則負けです」


「構わん!アントリュウスの反則負けでいい!直ぐに試合を中止しろ」


 アルテミスは、今ままでにない怒りの表情をした。

 だが、ゼウスは、雷霆を発動した。


 闘技場には、結界が張られ、試合が中止されなければ結界を解くことが出来ずそれより中には、入れなかった。

 上空から、凄い雷が落ちアントリュウスに直撃した。

 アルテミスは、絶望の顔になった。


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