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神の翼~黄金の翼の女神~ 前世編  作者: 和(のどか)
第五章 黄金の翼の女神

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ゼウス対アントリュウス

 天界のコロシアムに着いた。


 神竜を見て、神々が騒ぎだした。

 コロシアムに入ろうとしたところゼウス側の警備員に止められた。


「この試合の規則で危険物の持ち込みは禁止です」


 タネキンナが怒った。

「ドラゴを危険物!確かに危険物だけど、ドラゴは、アントリュウス様の子供の地位を持ったペットよ!」


「神竜をペットということは、認められません、周りの神を食い殺します」


「ドラゴは、私の弟でもあるのよ、私が暴れないようにする」


「周りの神々を見てください、怖がってる神もたくさんいます!今日は、親善試合の日です周りから恐怖を感じさせる神竜は、危険物として入場させられません」


 ドラゴは、コロシアムに入れなくなり離れたところで待機する事になった。

 

 コロシアムに観客が入場し、アントリュウスとゼウスの入場が始まった。


 アントリュウスが、アルテミスと3人の銀の翼が付き添い、闘技場に出てきた。

 ゼウスは、オリンポスの神や従者を従え闘技場に出てきた。


 付き添いの神達は、セコンド席に着いた。


 ゼウスとアントリュウスが闘技場の中央に立った。

 闘技場に結界が張られた。


 ゼウスの防具も生地の防具だった。


 お互いの神のオーラが激突してコロシアムが揺れ、最強頂上決戦のオーラに観客達が興奮した。


「アントリュウス!ここまで成長しているとはな!私を倒して神の王になりたいか?」


「まだ、そんな事を言ってるの?王になる気はない!だけど貴方を倒さないと弱い神や人間を殺す!だから倒す!」


 ゼウスが剣を抜いた。

 ヘパイストに作らせたこの世界の全ての物が斬れる剣、この剣であればオーラや魂まで斬れる!


 アルテミスは、その剣を見て恐怖を感じた。


 アダマスの鎌ではなく剣!?アダマスの鎌以上の武器なのは、確かだと思った。


 その剣を見てアントリュウスは、危険を感じ剣を構えすぐに戦闘モードに入った。


 ゼウスは、試合が始まり最初の一撃で仕留めるつもりで、速攻でオーラを注いだ。


 ヘパイストが作った剣にゼウスのオーラを注ぎ斬りかかった。


 あまりの剣の速さにアントリュウスが斬られたと思われた。

 アントリュウスは、反応して剣で受け止めた。

 あまりの威力にアントリュウスは30メートルほど吹っ飛んだ。


 ゼウス側の観客はゼウスの強さを確信した。


「やはりゼウス様!圧倒的な強さだ!」


 アントリュウスの観客席の神達は、アントリュウスを心配そうに見ていた。


 タネキンナが言った。

「アントリュウス様が笑ってる!」


 ヒューイが興奮して大声で言った。

「アントリュウス様が本気になった!今日がゼウスの最後だ!ゼウスよ断末魔の叫びを聴かせろ~!」


 キツネコがアントリュウスを見て「凄い殺気のオーラ!ゼウスとの戦いに芸術性を感じてるんだわ!」


 アントリュウスは、微笑んでいた。

 楽しそうな顔をしてゼウスにゆっくり歩いて近づいて行った。

 

 笑いながらゼウスに向かって行く姿に興奮したアフロディーテが大きな声で叫んだ!

「行っけーアントリュス~〜!ゼウスを殺せ~〜っ!」


 アフロディーテは、アントリュウス側の応援席でタヌキンナ達のすぐ後の席にいた。

 アフロディーテの声援で闘技場が一斉にアントリュウスの声援が始まった。


「行け~!アントリュウス~!」


「アントリュウス様~!」


 応援の声で会場が揺れた。


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