ゼウス対アントリュウス
天界のコロシアムに着いた。
神竜を見て、神々が騒ぎだした。
コロシアムに入ろうとしたところゼウス側の警備員に止められた。
「この試合の規則で危険物の持ち込みは禁止です」
タネキンナが怒った。
「ドラゴを危険物!確かに危険物だけど、ドラゴは、アントリュウス様の子供の地位を持ったペットよ!」
「神竜をペットということは、認められません、周りの神を食い殺します」
「ドラゴは、私の弟でもあるのよ、私が暴れないようにする」
「周りの神々を見てください、怖がってる神もたくさんいます!今日は、親善試合の日です周りから恐怖を感じさせる神竜は、危険物として入場させられません」
ドラゴは、コロシアムに入れなくなり離れたところで待機する事になった。
コロシアムに観客が入場し、アントリュウスとゼウスの入場が始まった。
アントリュウスが、アルテミスと3人の銀の翼が付き添い、闘技場に出てきた。
ゼウスは、オリンポスの神や従者を従え闘技場に出てきた。
付き添いの神達は、セコンド席に着いた。
ゼウスとアントリュウスが闘技場の中央に立った。
闘技場に結界が張られた。
ゼウスの防具も生地の防具だった。
お互いの神のオーラが激突してコロシアムが揺れ、最強頂上決戦のオーラに観客達が興奮した。
「アントリュウス!ここまで成長しているとはな!私を倒して神の王になりたいか?」
「まだ、そんな事を言ってるの?王になる気はない!だけど貴方を倒さないと弱い神や人間を殺す!だから倒す!」
ゼウスが剣を抜いた。
ヘパイストに作らせたこの世界の全ての物が斬れる剣、この剣であればオーラや魂まで斬れる!
アルテミスは、その剣を見て恐怖を感じた。
アダマスの鎌ではなく剣!?アダマスの鎌以上の武器なのは、確かだと思った。
その剣を見てアントリュウスは、危険を感じ剣を構えすぐに戦闘モードに入った。
ゼウスは、試合が始まり最初の一撃で仕留めるつもりで、速攻でオーラを注いだ。
ヘパイストが作った剣にゼウスのオーラを注ぎ斬りかかった。
あまりの剣の速さにアントリュウスが斬られたと思われた。
アントリュウスは、反応して剣で受け止めた。
あまりの威力にアントリュウスは30メートルほど吹っ飛んだ。
ゼウス側の観客はゼウスの強さを確信した。
「やはりゼウス様!圧倒的な強さだ!」
アントリュウスの観客席の神達は、アントリュウスを心配そうに見ていた。
タネキンナが言った。
「アントリュウス様が笑ってる!」
ヒューイが興奮して大声で言った。
「アントリュウス様が本気になった!今日がゼウスの最後だ!ゼウスよ断末魔の叫びを聴かせろ~!」
キツネコがアントリュウスを見て「凄い殺気のオーラ!ゼウスとの戦いに芸術性を感じてるんだわ!」
アントリュウスは、微笑んでいた。
楽しそうな顔をしてゼウスにゆっくり歩いて近づいて行った。
笑いながらゼウスに向かって行く姿に興奮したアフロディーテが大きな声で叫んだ!
「行っけーアントリュス~〜!ゼウスを殺せ~〜っ!」
アフロディーテは、アントリュウス側の応援席でタヌキンナ達のすぐ後の席にいた。
アフロディーテの声援で闘技場が一斉にアントリュウスの声援が始まった。
「行け~!アントリュウス~!」
「アントリュウス様~!」
応援の声で会場が揺れた。




