イダス
試合の前日タネキンナとキツネコが、黄金の翼の国へ帰って来た。
グレンが「イダスは来ないのか?」と聞いてきた。
キツネコが「イダスもこの試合見に来たかったんだけどアガルタとセーシェルが戦争を始めたの!アガルタの兵士がフローラの国の近くまで来てるからイダスが残る事になったのよ」
翌日になり黄金の翼の国では天界のコロシアムに向かう準備をしていた。
アルテミスは、アントリュウスに付き添って先に向かった。
グレンとタヌキンナとキツネコは、ドラゴに乗って天界のコロシアムに向かおうとした。
フローラの国から神の使いが来た。
使いの神が、キツネコの所にきた。
「キツネコ様!ご報告があります!」
「私に?」
キツネコは、嫌な予感がした。
グレンが使いの神に「何だ!俺達に関係ない事ですか?」
「関係なくは、ありませんが・・・」
使いの神が全員に報告する事にした。
「イダス様がお亡くなりになりました」
キツネコは、呆然とした。
イダスが死んだ・・・
「どう言う事だ!」グレンが言った。
「昨日の夕方アガルタの兵士がフローラの国の近くに来たので戦いになりました!敵の兵士の中に魔人が多くいたのです」
人間の中に神に近い力を持つ者がいた。
神ではないので、人間扱いとされ戦争に加わって人間と戦うことに条約違反にならなかった。
どの国でも魔人の育成に力を入れていた
魔人は、戦いで手柄を多くたてていた。
フローラの国の神も強い神はゼウスとアントリュウスの試合でゼウスが怪しい事をした場合ゼウス軍と決戦になる。
コロシアムに向かう強い神達は、黄金の翼の国に来ていた。
フローラの国には、弱い神しかいなかった。
イダスとグレンのことを魔人と呼ぶものもいた。
タネキンナが神の使いに聞いた。
「イダスの遺体は?」
「まだ戦争中で近よれません」
キツネコが「今日は、アントリュウス様の試合の日、アントリュウス様に何かあったときこちらでも戦争になるわ」
タネキンナがキツネコを安心させようとした。「キツネコちゃん大丈夫だよ!アントリュウス様だったら蘇生させられるし、肉体だってアントリュウス様だったら探せるよ!」
グレンが不安そうな顔をした。
「肉体がバラバラだったら?」
グレンは、親友のイダスの蘇生が心配だった。
「肉体が少しでも残っていればその細胞からイダスのクローン人間を作ってそこにイダスの魂を入れればいいんだよ」
「そんな事が出来るのか?」
「アントリュウス様なら出来るよ、だけどクローン人間を作るとしたらかなりの月日がかかるそうだからパネース様にお願いしようよ」
グレンが「タネキンナ!お前スゲーなパネース様にお願いしようなんて、なかなか出ない言葉だぜ」
「そのほうが確実でしょ!それにアントリュウス様が一緒に行くんだからパネース様は、喜ぶよ!親バカ何だから」
グレンが、心が読める神と一緒にいると言いたい放題になるんだと実感した。
だが遺体が、見つかり蘇生させても元のイダスのままなのか?」
3人は、口にださなかったが心配だった。
魂や記憶に障害はないか?肉体が以前と同じように魂と馴染むのか?不安はかなりあった。
キツネコが「アントリュウス様の応援に行きましょ!ゼウス達が何か仕掛けてきたら私達も戦いになる」
タヌキンナが「試合が終わったらみんなでイダスを探しに行こ!アントリュウス様が勝ったら魔人達を殺しに行こうよ」
グレンが言った。
「そうだな!フローラの国は、戦争に参加しないと言ってるのに向かってきたんだからアガルタの兵士、全部殺しても問題ないだろ」
「そうだよ!向こうが条約を破ってフローラの国を襲ったんだから神が敵の人間や魔人を殺しても問題ないでしょ」
タヌキンナは、アガルタの兵士達に仕返ししてやると心の中で思った。
「アントリュウス様が勝てばこの世界の守り神よ、アガルタの兵士達は、犯罪者として処刑できるんじゃないの?」
キツネコは、イダスの事が気になっているが今は、アントリュウスの勝利を祈った。
キツネコ達は、コロシアムに向かう事にした。




