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神の翼~黄金の翼の女神~ 前世編  作者: 和(のどか)
第四章 黄金の翼の国
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先制攻撃

 アルテミスは、ドラゴに乗り、キュレアの神殿の上空から、銀の大きな弓矢を構え、敵の軍に向け矢を射った。


 敵の指揮官の眉間に矢が突き刺さった!指揮官は、幸せそうな顔をして、死んだ。


 それが、戦い開始の合図となった。


 アントリュウスが、真っ先に敵の軍に突っ込んだ。


 アレス軍の神達は、動揺した。


「なぜ、アントリュウスが!?」


「アントリュウスは、黄金の翼の王だろ!王が、何で先頭をきって戦ってんだ!」


 アントリュウスは、アレスを探しながら、戦った。


 急いでアレスを見つけて殺す!アルテミスが、たくさん殺すところ見たくないよ!


 ミカエル達は、久しぶりの戦いに気持ちがワクワクしていた。


 ミカエル達には、悪いけど即効でアレスの首を取る。


 アントリュウスは、戦闘モードに入り、アレスのオーラを探した。


 強いオーラが幾つかあった。


 敵の兵士に剣を向け「アレスは、何処だ?戦争を終わらせたかったらアレスの居場所を教えろ!」


「あっちです!」


「お前は、戦争がしたいのか?」


「いえ、出来ればしたくないです」


「隠れるか、逃げるかしてろ!アレスを殺して戦争を終わらせる」


 アントリュウスが、アレスを見つけ突っ込んだ。


 アレスの重臣達は、アントリュウスを見て逃げた!アレスとアントリュウスの一騎討ちになった。


「アントリュウス!なぜ貴様がここにいる!」


「お前と話すことは、無い!」


 そう言って、アレスの首を斬り落とした。


 アントリュウスは、アレスの斬り落とした頭を持って戦場にいる神達に見せようと思ったが「どうしょう、気持ち悪い」

 顔を見たら触れなくなった。


 近くにいた敵の兵士達に「アレスは、死んだ!まだ戦争を続けたいか?」


 アレス軍の兵士達は、降参した。

 命を奪わないという条件でこの首を持って、戦場で戦っている神達に見せてくるように言った。


 敵の兵士の一人がアレスの首を持って戦場に走った。


 上空に上がり、神の言葉により戦っている者達に言った。

「アレスは、死んだ!まだ戦いたい奴は、殺す!戦争をしたくない者は、武器を捨てろ」


 アレス軍の兵士達は、アレスが、死んだことにより、自分達は、戦争をしなくていいだと思い武器を捨てた。


 アレスの重臣とアレス直属の軍だけは、武器を持ったままだった。


 キュレアの軍とミカエル率いるパネース軍によりアレスの直属の軍と武器を持った敵達を殺した。


 始まって一時間たたずに戦争は、終わった。


 戦いが、終わり死んだ心優しき神は、アントリュウスとドラゴが、蘇生した。


 戦争が終わり、キュレアの重臣達とアントリュウス達とアレスに傘下にされた他国の神の王達により今後の事で話し合いが行われた。


 全ての国がパネース様の傘下になるという話しが進められたがパネース軍は、原初の神直属の神だけの軍だと断られた。


 キュレアが、アントリュウスに相談した。

「この天界の果ての国王達を傘下にして王になってくれないか?」


「嫌よ!私は、王になんかなりたくない!皆を跪かせるなんてできないわ」


「だが、絶対的な力を持った者が、王にならなければこの天界の果てで、いずれ戦争になる」


「守り神だったらいいわよ!みんなが、困ったら助けてあげる」


 アレスの傘下になっていた神の王達は、それぞれ国の王となり、アントリュウスの傘下になった。


 アントリュウスは、天界の果ての王を名乗らず守り神という名目で天界の果てを納める事になった。


 アルテミスが、アントリュウスに「貴女!呼び方を気にするわね!王も守り神も言い方が、違うだけでやる事は、同じよ」


「でも、みんなが受ける印象が、違うと思うよ」


 私がアルテミスに「俺は、君を愛してるよ!と言うのと、私の本当の言葉で、私は、アルテミスを愛してる!と言ったらどう?」


「えっ!どちらも嬉しいけど、どこが違うの?」


「もういい!守り神」


 アントリュウスは、天界の果ての守り神となり、キュレアがアントリュウスの副官となった。


 天界の果てにいた神達のなかには、アントリュウスを慕って黄金の翼の国へ移住を希望する者が増え、黄金の翼の国には、五万の神が住む大国になった。

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