銀の翼
アントリュウスが、パネース神殿に着いた。
パネースが、アントリュウスを見て、「おっ!アントリュウス、いい子になったな!もう帰って来たのか!アルテミスと喧嘩でもしたのか?」
嬉しそうに出迎えた。
「違うわよ」
アントリュウスは、キュレアとアレスのことを話した。
「神々のやることには、感知しないようにと思っていたが、アレスを生かしておくと、この天界の果てが荒れるようだな」
ミカエル、ガブリエル、ラファエル 三人の銀の翼が呼び出された。
「我が軍を率いてキュレアを手伝ってやれ」
パネースの指示によりキュレアの所にパネース軍が援軍に向かうことになった。
一足先に、アントリュウスと三人の銀の翼が。キュレアの国へ向かった。
「ごめんね!ミカエル、私、お父さんがアレスに注意をしてくれれば戦争をやめて大人しくなると思ったの」
「仕方ありません!原初の神は、直接戦いません、戦えば、この世界が、崩壊します!それを知っているからアレスは、戦争を起こして領地を広げるのでしょう、私達が手伝って潰しましよう」
「ガブリエルとラファエルもゴメンね」
「いえいえ、戦いは久しぶりです!姫様のお役に立てて嬉しいです」
「思いっきり暴れます」
三人の銀の翼は、久しぶりの戦いに興奮していた。
パネース軍達も戦いを前に興奮して士気が高まっていた。
「わ~凄い⋯大きな戦争に成りそう⋯私、ゼウスより酷いかも」
アントリュウスは、火に油を注いだみたいな感じになってしまった。
アントリュウス達が、キュレアの国へ到着した。
街の神々は、三人の銀の翼を見て、手を合わせた。
「ありがたや、ありがたや!」
銀の翼のお三方を見た者は、心が正しき者は、100年は、寿命が伸びる、魂の汚れた者は、一瞬で死ぬと言われていた。
街にいた銀の翼のお三方を見た神々は、自分達は、一瞬で死んでない、魂は、汚れていないと思い特にお年寄りの神は、喜んだ。
「ありがたやありがたや!これで寿命が100年は、伸びるね!婆さん」
「いい冥土の土産になるねぇ、爺さん」
アントリュウス達がキュレアの神殿に着いた。
キュレアが三人の銀の翼を見て手を合わせて拝んだ。
アントリュウスが「キュレア!あんた何してるの!?」
キュレアは、まさか銀の翼のお三方が、直接来てくれるとは思っていなかった。
知っていたら、爺ちゃんと婆ちゃんを呼んであげたのにと思った。
キュレアが、三人の銀の翼に挨拶した。
「まさか、ミカエル様方が、お越し頂けるとは、思いませんでした」
「姫様と、こちらが同盟と聞いています」
タヌキンナが、ミカエルの所にきた。
「お師匠様も戦われるのですか?」
「ああ!暴れるつもりだ!パネース軍もここに来る」
黄金の翼の国も、ドラゴから報告が受け、ヒューイが、総大将になり援軍の準備に入った。
ヒューイは、気合いが、入った。
黄金の翼の軍は、ティターン神族が中心になっていた。
「ここで、アントリュウス様の傘下ティターン神族の名を一気にあげるぞ」
ティターン神族達は、生き生きした。
ゼウス神殿では、神の予言者と物知りの神が、ゼウスに報告した。
天界の果てで大きな戦争が起きると
ゼウスは、天界の果てに偵察を送った。
アントリュウスは、戦いの準備に入った。
「アルテミス!君は、ここにいて!」
「私も戦うわ!」
アントリュウスは、アルテミスを心配した。
「あの中には、心の優しい神もいるでしょ!貴女、そんな神を殺したくないでしょ、私の弓矢で射たれ者は、痛みを感じず幸せな顔をして死ねるわ!」
アルテミスの真剣な顔にみいってしまい、キスをしたかったけど、近くにドラゴ達がいたので我慢した。
それに誰かが、近くにいる気配がした。
この気配、キュレアね!
アルテミスは、アントリュウスの顔を見て
「心優しき神は、私が殺るわ!貴女は、アレスを殺して!そうすれば、戦争は、終わる」
アントリュウスは、不安な顔をした。
「ドラゴ、アルテミスを守って!」
「わかってるよ!アントリュウス様!」
「タヌキンナは、ここで待機して、もし敵が街に入って来たときは、キツネコを守って!」
「は~い!」
タヌキンナは、アントリュウスに頼まれたことが嬉しくて尻尾を揺らした。
アルテミスは、戦いの準備に入った。
キュレアが、アントリュウスの所へ来た。
「アルテミスが、心配か?」
「アルテミス、怒ると恐いのよ、いっぱい殺すと思う」
アントリュウスが不安そうな顔をした。
「アルテミスの心配!?敵の心配ってことか?俺もそんな気がした」
アレス軍が、キュレアの国から5kmくらいまで来ていた。
アレスに伝令の報告が入った。
「キュレアの国にパネース軍だと」
そして、また別の伝令が、入った。
「アレス様!黄金の翼の国の軍が、こちらに向かって来ます」
「黄金の翼の国!?アントリュウスのところじゃねぇか!」
アレス軍は、動揺した。
兵士達もみなパネース軍相手に勝てるわけがない、アントリュウスの軍まで援軍に来るなんて聞いてない、傘下の兵士達は迷いそして慌てだした。




