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神の翼~黄金の翼の女神~ 前世編  作者: 和(のどか)
第五章 黄金の翼の女神

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アポロンからの報告

 天界の果ての戦いが偵察の神によりゼウスの耳に入った。


 パネース軍と黄金の翼の国が援軍として動いた事、その戦いにアルテミスも加わった事が偵察の神により報告された。


 ゼウスは、オリンポス12神を呼び出すことにした。



 アントリュウス達が黄金の翼の国へ帰って来た。


 神殿の完成が近いためアントリュウスが神殿を見に行くことになった。


「この神殿凄すぎない!」


 アントリュウスは、色々なことが忙しくて神殿のほうは、よく見ていなかった。


 ドラゴも暮らせる神殿を造るという話で進められていたのでメチャクチャ大きくなった。

 それに、アルテミスが神殿を管理していたのでお洒落で豪華になった。


「どう!アントリュウス!気にいった?」


「かなり豪華すぎて、こんな所に住んでいいのかなって思ってしまうわ」


「相変わらずね、貴女は、天界の果てで一番偉い神なのよ!これでも遠慮したほうよ」


「いや~まさか園長の神殿のつもりだったのにこんな豪華な神殿でいいのかなって」


「天界の果ての移住希望の神達まで来たら天界で一番大きな国になるわ」


 天界の果てから黄金の翼の国へ移住を希望する神が多く、結界を通る許可の申請が原初の神の所に多くくるので原初の神は面倒になった。


 アントリュウスが天界果ての守り神になったっことで結界を取り外すことになった。


 アントリュウスは、国が出きて落ち着いてきたので、アルテミスとタヌキンナ達を連れて天界の精霊達に会いに行くことにした。


 山の奥まで来ると精霊達があらわれた。


「アントリュウス!久しぶり~!」


「凄いね!このオーラ」


「違う神かと思ったわ!でも確かにアントリュウスのオーラね」


 アントリュウスは、オーラを使って山の奥の生命力を高めた。


 精霊達も黄金の翼の国への移住を希望したので魔素の浄化が完全に終わったら黄金の翼の国の景色が一番よく見える場所に精霊達の国を造る計画をした。


 エキドナが住んでいた所も魔素の浄化に力を入れた。

 あそこならドラゴが完全に成長しても遊べるのでドラゴンの遊び場所という名所にした。


 更に黄金の翼の国の開拓が進められた。



 ゼウス神殿では、ゼウスの呼びかけにより会議が行われた。


 アルテミスが、いないことにゼウスが苛立っていた。

「アポロン!なぜアルテミスは来ない?」


「アルテミスは、アントリュウスと結婚しています!もう来ないかもしれません」


 ゼウスは、アルテミスが天界の果ての戦いに参加した理由がわかった。


 アントリュウスだな、パネース軍を動かしたのも


 アポロンが従者を従えて黄金の翼の国へ来た。


 アントリュウスとアルテミスが、神殿で出迎えた。


 アポロンはあまりにも大きな神殿に驚いた。


「アントリュウス!この神殿、ゼウス神殿より大きいじゃないか!」


「ドラゴも住めるようにしたら大きくなってしまったんだよ、それより今日は、遊びに来たの?」


「いや!ゼウスからの伝言を伝えに来た!」


 アントリュウスとアルテミスにアポロンが言った。

「三人で話そう誰かに聞かれたら不味い話だ」


 三人でお茶を飲みながら話した。


「このお茶美味しいな」


 アルテミスがアポロンに言った。

「それアントリュウスが育てたお茶の葉から作ったのよ」


 アルテミスからアントリュウスの話を聞いていた。


 戦いよりも、芸術や豊穣に興味があると


「アルテミスから話しは、聞いてたが、本当に美味しいお茶を作るんだな」


「ここに国を作ったから新しい農作物を作るだよ、それに音楽や芸術を楽しめる場所もね」


「それは、楽しそうだ!私も戦争や戦いが、なければ遊びに来たいがな」


 アントリュウスとアルテミスが、その言葉に反応した。

「戦争が始まるの?」

 アントリュウスは、嫌な表情をした。


「思ってたより早かったね!」


 アポロンか説明した。


「レムリア大陸のフローラの国以外の六つの国が、連合軍となりアガルタの国と戦争をさせる」


「いつ頃? 」


「いつ始まっても、おかしくない状況だ!神々は、人間達に協力するが直接戦争には、加わらない、人間同士で戦わせる」


「あまり見たくも聞きたくもない話しだね」


「私とアルテミスは、レムリアの見方をしろとの事だ」


 アントリュウスは、アポロンに 「ゼウスは、なぜ人間同士で戦争をさせるの?」


「人間は、増え過ぎると自然環境を破壊する、一万年前に人間は、地球を死滅させかけた!このまま増え過ぎるのをほっておけない」


「悪い奴だけ殺しちゃえばいいのに」


「人間は、欲や環境によって、すぐ魂が汚れ悪くなる。今良心的な人間もいつ悪人になるかわからない、戦争をさせて減らすのが確実だ」


「なんとかしてあげたいけど難しそうだね」


「ゼウスの一番の狙いは、戦争で戦わせ生き残った強い者を残す事と死んでも強い者の魂を回収する事だ。より強い人間を作り出して進化させる」


 アルテミスがアポロンに聞いた。

「ゼウスの伝言って言ってたわよね、この話しをアントリュウスにも聞かせろって言われたの?」


「天界の果てであれだけの派手な戦争をしたんだ、アルテミスも戦争に加ってたことは、ゼウスの耳に入ってる!オリンポス12神の会議にアルテミスがいなかったことで私に聞いてきた」


「ゼウスは、アントリュウスに何かさせたいの?」


「ゼウスは、アルテミスにアントリュウスを説得してほしいんだ」


「説得って?」


「フローラの国をレムリアに加わるように」


「アントリュウスがそんな事を受けるわけないじゃない」


「アルテミスは、どうする? ゼウスの命令でレムリアにつくように言われてるが」


「私は、レムリアにつかないわ、人間の戦争に参加しない、ゼウスから離れてアントリュウスの国へ移るから」


「そう言うと思った」


「アポロン、私の国の神々をお願いしたいの」


「ゼウスの傘下から完全に抜けるという事か?」


「ええ!そうよ、私は、アントリュウスの国が好き、威厳を出して振る舞う事やドレスを着る事より、今のこの普段着のほうが好き」


 アルテミスは、アリエル&ウリエルのカジュアルな洋服を気に入っていた。



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