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ド田舎無職の俺の近所に異世界の国が引っ越してきた件  作者: 藤原湖南
第16章 大魔卿 ギルファス・アルフィード
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登場人物紹介(ギルファス・アルフィード)

ギルファス・アルフィード(推定900歳前後)


身長体重共に可変、性別も可変。ただ一般的に40前後の男性の姿を好む。

その場合は182cm70kg、短めの金髪に碧眼という外見。いつも温和そうに笑っているが、目が笑うことはほぼない。


モリファス帝国の「大魔卿」と呼ばれる役職の男。実質的に帝国の後ろ盾であり、メジア大陸(恐らくは異世界全土)で最高の魔術師。

実質的に不老不死であり、メジア大陸の調和を担う存在であると自他ともに認めていた。

もっとも、「調和」さえ実現できれば手段はどうでもいいと考えている節があり、モリファス建国前にはメジアを二分する大戦を「双方の滅亡」によって終わらせたという前科もある(この時にイルシア御柱と共に「破壊スル者」を発動させている)。


正体は異世界の魔力が意思を以て具現化した存在。「世界意思」というのはある意味で正しく、実体はあるものの魔法生命体の一種である。故に「魔素がある」という条件下でどんなに細切れにされてもどこかで必ず復活する。

なお、意図的に肉体を捨てて「死んだふり」をすることも多い。基本的にサディストであり、「殺した」と思って安心した相手が絶望しているのを嘲笑うことを好む。

また、その性質上ほとんど全ての魔法を一定レベル以上で使える。ハンスの「時間加速」もユウの「物質変質」といった禁術も使用可能である。ただし、練度は高くないため有り余る魔力を生かしたパワープレーに走りやすい。


上述のようにほぼ万能とも言える存在であり、実際魔力のある異世界で彼を殺すことはほぼ不可能である(滅魔の剣で刺したとしても、流出をある程度周囲の魔素を吸うことで相殺できてしまう)。

本編では滅魔の剣が決定打になっているが、これは魔素の薄い本作世界であったのが大きい。また、「分身」を市川に消されたのも地味に大きく、本来の力からすると数分の1ぐらいの実力しか発揮できていない。

自分が万能であるという驕りを捨て、舐めプに走らなければ当初予定通りの結果となっていた可能性は高い(その驕り自体がこちらの世界の「世界意思」たる渡辺美海によって作られたと言われればそうではあるが)。


性格は傲慢にしてサディスト、気まぐれで自己中心的。一応行動原理は「モリファス(並びにメジアの人民)の救済」で一貫してはいるが、そのためにモリファスやメジアと関係のない人間の血が幾ら流れようが知ったことではないという考えである。

またある意味で合理的志向の持ち主であり、「大が救済されるために小が犠牲になるのは当然である」として部下を捨て駒にするのに何の躊躇もない。(そもそも人間ではないが)人間らしい情は一切理解できない存在である。

なお、この観点からしてクトによって作られた人工の魔法生命体である「御柱」とは非常に相性がよかった。御柱の知識・判断はオーバーテクノロジーによる人工知能によるものであり、考え方が極めて似通っていた。


なお気まぐれで何人かの子を残しており、ノアはその一人。子を残す目的は往々にして「次の『破壊スル者』の母体」づくりである。目的が達成されたら排除しており、大魔卿の血を引く者は(ノア以外には)いない。

また、魔素の薄い本編世界においても数百年後に同じ自我を持った大魔卿がどこかに復活するため、本作では封印という手段で幕を閉じている。封印後、彼を封じた結晶体は厳重に管理されることになるが、破壊された場合は厄介なことになるだろう。

(なお、都合よく前作ヒロインのジャニスが登場しているが、これはゲートを通じてハンスがGOサインを出したことによる。要はトドメのタイミングで呼んだわけである)


趣味は特にないが、酒も美食もセックスも嫌いではないらしい。基本的には享楽主義者であり、本編でも李花梨を(魔力増強の名目で)犯している。


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