二次創作編
「帰ってきた・・・と思ったら魔境に来たのか?」
俺はトイレで用を足していたところ、異世界に召還された。
俺は気付いたら異世界の玉座の前にいて、皇帝に向けてションベンをかけていた。
俺は異世界召還早々、不敬罪で処刑されそうになった。
処刑されなかったのは、それだけ異世界が切羽詰まっていて勇者の力が必要だったのだろう。
現に俺が魔王を倒した瞬間に『国外追放』とばかりに俺は元の世界に帰される事になった。
勝手に召還しときながら恨んでいるとは・・・まあ異世界に留まってたら、皇帝に暗殺されるだろうから良いんだが。
アイツ本当に心が狭いよな。
たかが数百万人の前で頭からションベン浴びただけじゃねーか。
『勇者召還』を行事にして国民の前で行ったのはテメーの都合だろうが。
それに俺だって恥ずかしいんだぞ。
数百万人に下半身見られたんだからな。
「小さい勇者のお兄ちゃん」て街中で子供に言われるんだからな。
「何が小さいのか?」子供に聞くのも怖いんだからな。
それはともかく・・・あのヤロー、ションベンかけられた腹いせに元の世界に送り返すんじゃなく、魔境に送り出しやがったのか。
とにかく現状を把握しなくちゃいけない。
お、第一村人発見。
「おい、そこのお前。
ここはどこだ?」
「あん?
変なコスプレしていきなり『お前』呼ばわりかよ?
やっちまうぞ!?」
「そうだった。
俺は『勇者』と呼ばれて多少気分がデカくなっていた。
俺が『勇者』だと知らないヤツは『お前』と言われたら怒るんだな。
すまない『貴様』ここは一体どこなんだ?」
「ケンさん、コイツなめてますよ。
やっちまいましょうよ」
「ジョー、慌てるんじゃねー。」
「ケン?
ジョー?
そしてその頭・・・。
貴様ら、もしかしてガッチャマンか!?」
「ガッチャマン?
何訳わからねー事言ってるんだよ?
俺らはガッチャマンじゃねー。
俺らは泣く子も黙る暴走族『龍乃児連合』だ!
俺は総長のケンだ!
そしてこの頭は自慢のリーゼントだ!
立派なトサカだろう?」
「そうか。
俺がガッチャマンのヘルメットだと思ったのはそのダサいリーゼントだった訳だ。
まあ、そんな自己紹介はどうでも良い。
ここはどこなんだ?」
「・・・久しぶりにキレちまった。
ここ、群馬で『龍乃児連合』の事をここまでコケにするヤツはいねー。
余所者だと思って多少甘い顔してたら付け上がりやがって・・・」
「群馬?
群馬は本当にあったんだ・・・
空想上の産物だと思ってた」
「群馬をラピュタみたいに言うんじゃねえ!」
「群馬だとするとずいぶん辺鄙な所まで来てしまったようだな。
果たして生きて帰れるだろうか?」
「群馬を密林の奥地みたいに言うんじゃねえ!
お前を殺すのはジャングルの猛獣じゃねー!
俺ら『龍乃児連合』だ!」
「それはそうと、貴様ら『ガッチャマン』ならジュンがいるはずだ。
ジンペーも・・・いや、ガキはどうでも良い。
ジュンは俺の初恋の人だからな」
「『ガッチャマン』じゃねーって言ってるだろうが!
・・・まあ、ジュンならいるけどよ。
確かジュンの弟の名前はジンペーだ」
「おぉ!
そうか!
じゃあ貴様らには用はない。
ジュンを今すぐここに呼んでくれ!
ジンペーは別に呼ばなくて良いぞ!」
「コイツ・・・俺ら『龍乃児連合』をバカにしやがって!
死にさらせ!」
ケンと言われた男はバイクに股がり木刀で俺に襲いかかってきた。
何をコイツはキレているんだろうか?
俺は軽く身をかわすと、軽く鞘付きの剣でガソリンタンクを小突いた。
すると火花が散り、ガソリンタンクのガソリンに引火してバイクは瞬く間に引火した。
燃え上がるバイクを見て俺は感激した。
「『科学忍法火の鳥』か!」
「うおー!
俺のバイクがー!
32回ローンがー!」
「まさに『家計は火の車』だな。
『バイク』なのに『車』とはこれいかに・・・って感じだな」
「何上手い事言ってやがるんだよ!」
「何騒いでるんすか?
うわ!
バイク燃えてるじゃないっすか!」
「ジュン!
聞いてくれ!
このコスプレ野郎が・・・」
「ジュンだと?
・・・男だと!?」
俺は魔王討伐の謝礼として女神から「一つだけどんな願望も叶う」という聖杯を受け取っている。
「聖杯よ、ジュンをヒロインにしておくれ」
その後、心を入れ替えた『龍乃児連合』は俺に鍛え上げられ『ガッチャマン』として悪と闘う戦隊となる。
「竜!
訓練の時間だぞ」
「あぁ、今いく」
竜?俺の名だ。




