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ファミリアフレンズ  作者: ネコ雲


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20/23

仲違い

 

 オウミからの報告を受け皆がルビーを非難する。

 皆伯爵亭の事はやり過ぎだと思っているが、キミコが尻拭いしてくれたので、さほど気にはしていないようだ、それよも怒っているのが、同行を断られネックレスを返された事についてだ。

 ルビーだけ一緒に旅をしてズルいや、ルビーが暴れたせいで断られたや、ルビーは短絡的すぎる等、皆言いたい放題ルビーに怒りをぶつけている。

 少し言い過ぎな気もするが、皆がどれだけ一緒に旅をしたかったか、どれだけルクアにネックレスを持っていて欲しかったか、その気持ちが皆わかる為怒りが止まらずルビーも皆の怒りを甘んじて受けている状況だ。


 「まあまあ皆ルビーも反省しているしそのくらいにしとこ」

 フェーが皆の間に割って入る、皆も熱くなりすぎたと反省し黙りこくる。

 ルビーは俯いたまま顔をあげないが、

 「ごめん」

と一言だけ言葉をもらす。


 「皆も今は冷静じゃないし、ルビーはしばらく私らと封印の地に行っとこうか」

 フェーの提案にルビーが無言で頷き、それを皆も止める事をしなかった。

 「じゃあ~スーも戻ろうか、後ハクとメラもってあれ?二人とも何処いった?」

 フェーが辺りを見回すが姿がない。


 「さっきまでいたのに何処行ったんだ」

 ガウが鼻をピクピク動かし、皆も辺りを探すがみあたらない。二人は上手い事気配を消し何処かに行ってしまったみたいだ。ちなみにハクとメラはまだ幼い為、元の姿でいる方が楽な為元の姿でいる事が多いが、人間の姿にもなる事が出来る。


 「心配いらないでしょ、その内ひょっこり帰ってくるわよ」

 オウミのその言葉で皆も探すのを諦めた。

 「じゃあ~私らは戻るね」

 フェーとスーもルビーを連れて戻っていった。

 フェーとスーの二人は基本的に封印の地にいる事が多いので、封印の地がホームになっている。


 一方その頃、ルクア達も次の町を目指して歩いていた。

 「ユキ、次はどんな町なんだ?」

 「次は子爵領で割と平和な町よ、ただ伯爵領が広いから三日ぐらい歩かなければ行けないわね」

 「じゃあ~のんびり行くか」

 「そうね、けど途中に確か石碑もあったわね」

 「それは楽しみだ」

 ルクア達は楽しくお喋りしながら次の町を目指すのだった。



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