おまけの話 39 ららお姉ちゃんは、実は忍者だったにゃ!? 7
わたしは、くるちゃん!
今、ガチャッの前にいるの。
んにゃ? にゃんでかって?
……それがわかるお話だにゃ!
私は、らら様。
今、二階のとあるお部屋で下々の生活を見ながら眠ってる。
ここにはね、風が来る窓があるの。
少し寒いけど、私にはこの ふさふさの体毛があるから大丈夫!
少々風が吹いても何て事ないのよ♪
そんな風に私があの広いお部屋以外の部屋を楽しんでいた時だったわ。
ガチャッ……トン、トン、トンッ
こんな音が聞えてきた。
こ、この音は紅pが階段を登る音!?
まずいわ……もし紅pに見つかったら、ママに告げ口されちゃうじゃない!
そうなったら、またママの頭にあれが生えちゃう!?
それだけは阻止しなくっちゃ!!
どうしようかしらって思った私は、音も無く、すっと立ち上がった。
それからまた音も無く、机から飛び降りたの。
……トン、トン、トン、のそのそ、トントン!
すると、こんなマヌケな音がした。
これは、紅pが階段を上がって二階に到着したって合図なの。
でも、のそのそ歩く音は本当にマヌケね?
だから、ついつい からかいたくなっちゃう♪
いやいやいや!? 今はそんな事はしないんだった!
今、私がしなきゃいけない事は、このお部屋で隠れる事!
そう、息を潜めて、まるで置物のようにこの部屋にいなきゃいけないの。
そうやって私は紅pをやりすごさなきゃいけない。
だって、あの女ったら、たまぁーーにだけど妙に勘が働くのよね。
ふん! 迷惑だわ!!
そう思った私はこのお部屋で置物のようになって隠れた。
とことこ……カチャッ。
そうしたら、こんな音がした。
この「カチャッ」って音は、きっとあの丸いやつが付いているドアが開いた音ね?
となると、紅pがあの丸いやつをカチャッしたって事になるのよね。
……何か、嫌な感じ!
イラっとした私は紅pの様子を見にいった。
でも、そこで私はびっくりしちゃったの!?
……紅p、まだかにゃ?
わたしは、くるちゃん。
今、ガチャッの前で紅pを待ってるの。
にゃんでかって?
うーん……忘れたにゃ!
たぶん、召使である紅pが待っててって言ってたからだと思う。
うん! きっと、そうだにゃ!
そんにゃ わたしは、ガチャッの前で紅pを待ってた。
……トン、トン、トンッ!
すると、こんな音が、ガチャッの向こうから聞えたんだにゃ!?
これは、紅pの足音なの。
でね、この音が近くで聞えたら……、
……ガチャッ。
てなって、ガチャッの向こうから紅pが現れるんだにゃ!
「紅p 紅p!」
「あらあら、くるちゃん。お待たせ♪」
そうやって わたしが思った通り紅pがガチャッの向こうから現れた。
だけど、紅pはあれを持ってたんだにゃ!?
私は、らら様。
【みんな】へ。
お願いだから私がここにいる事を秘密にしててね?
もう、バレちゃったらそれはそれは大変な事になるんだから!
まあ、紅pとかパパとかはバレても大丈夫。
あと、ズドドド、ドンかいじゅうもどうでもいいの!
問題は……ママ一人よ!!
もしママにバレたりしたら角が生えて私の猫人生は終わる……。
だから、みんなよろしくね♡




